先日、孫を連れて青少年科学館へ行きましたが、孫は館内の売店での買い物を楽しみにしています。
高い品物はありません。この日は発掘キットを買いました。これは砂よりも細かい粒子を固めた、10センチほどの平たいブロックをヘラで削り「発掘」していくと、中からミニチュアの恐竜の化石や、鉱石などが出てくるというものです。
孫はこのキットが好きで何度か買っていますが、削った後の粒子が床にこぼれると始末に困るので、私は余りいい顔をしません。子どもにとって残った砂には関心がないのです。
この日も私の家で新聞紙を広げ、ブロックを削り始めました。気にも留めずにいたのですが、半分ほど削ったところで鉱石が出てきたと言います。砂を片づけるように言おうと思っていると、何かごそごそ始めました。
暫くして庭から木の葉や枯れ枝を持ってきました。捨てると思っていた砂でジオラマを作っていたのです。これにはちょっと吃驚しました。小学生の方が想像力があります。砂場と岩をイメージしているのでしょうか。
そういえば、私も小学生の頃は板の切れ端などで何か作っていましたね。他人が見ると単なる板の塊ですが、自分なりに自動車とか戦車などを想像しているのです。
懐中電灯を貸してくれといいます。不用品で作った、彼にとっては初めてのジオラマです。記念に写真を撮りました。
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