このごろは朝目覚めて暖かい蒲団から出るのが億劫である。あちこちからスポーツや文化イベントの便りが届く季節になった。
私の住む町でも先週末に校区会館で文化祭が開催された。展示作品をホームページに掲載するための事前撮影を頼まれたが、これがなかなか大変だった。会議室で作品一点ごとに撮影するので、ライトを持ち込んだり脚立に上ったり。素人の即興撮影だが、それでも夕方近くまでかかり、挙句には腰痛を再発してしまった。
スポーツイベントでは孫娘が通う小学校の運動会。コロナ対策で午前中だけの開催だが、絶好の運動会日和だった。孫娘の学校は千人もの児童が在籍するマンモス校で、運動会では子ども達は青組や紅組など色別に分かれて陣取る。それぞれに応援団がつくられ、リレー走など得点競技の時はグラウンドに出て、大ハキマチで旗を振り回したりして選手を応援するのである。メンバーは6年生から選ばれており、孫娘が団長になったと聞いた時は、なるほどそうかと少し鼻をうごめかした。
しかし肝心の運動会は家族でも観覧者の人数制限があり、孫娘の雄姿を見ることはかなわなかった。昼近くには入場のチェックも緩むだろうと行ってみたが、受付で丁寧に断られてしまった。彼女は物静かな兄とは対照的に、小さいころから活発な子である。体を動かすのが好きで、市のスポーツセンターで陸上クラブに通っている。中学校では陸上部へ入ると決めているらしい。
後日、母親と我が家へ来た時に運動会の動画を見せてくれた。プログラムの最後にある応援団対抗の演舞である。色組ごとにグラウンドの真ん中で応援の演舞を披露する。学ラン姿ではないけれど、団長として先頭に立つ、堂々とした応援ぶりに爺バカの頬は大いに緩む。
過去の投稿写真から
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