今朝は ある方とオークラで朝食。
その方は30年以上会社を経営されてこられ、
40もの理事の肩書きをもつ。
この８月でようやく会長職となられ、
やっとゆっくりできると話されていた矢先、
大きな病気がみつかったという。
一緒に朝食をいただきながら、何とか力になれないかと思う。
わたしの父も10年前、大きな病気をしていくつかの臓器を摘出した。
回復するか、生存できるのかすらわからないと診断された。
家族全員がサラブレットB型なわたしたちは、それまでも決して団結の強い家族だったわけではない。
しかし、変らないと思っていた父の存在が保証されなくなったとき
残る４人は様々な行動にでた。
母は、意外にもそれが運命であり必然であると
言い聞かせているかのように淡々と日々の出来事に向き合った。
姉は、狼狽した。
ネガティブな感情のもと不安定となった父に怯え、それまで以上に
恐る恐る接するようになった。
わたしはといえば、人生の無常に確信をもち、
またの後悔をしないように できる限りの時間父の足元に座った。
最も驚いたのは妹の行動だった。
父の病が診断され大手術のため入院すると同時に全く父の前から姿を消した。
成功確率が極めて低いといわれた手術のその朝にも 姿を見せなかった。
父は激昂したが 妹はついに1度も父に会いにいかなかった。
家族は妹を非難した。
しかし、今思えば
人生の無常に最も過敏に反応していたのは 妹だったのだろう。
まだ幼かった彼女は その現実を認めることが怖かったのではないか。
妹らしく、ひと知れず恐怖を抱えていたのではないか。
今ならそう思える。
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日々、現実の世界でいきるなか
それこそ毎日20時間以上仕事のことしか考えられない生活をしていると
自分の健康、他人の存在、自分をとりまく環境、
それら全ては 明日も同じように続くことを疑わない。
正直いうと 考えが及ばないことが多い。
しかし、ある日突然、それらが断定的に「変わってしまう」ことを知ってから
その当たり前すぎた事実に気付き、恐れおののくのだろう。
今こうして立っている日本だって、地球だって
これまでの歴史を振り返っても
久しく何もかわらずいたことなんてなかったはずなのに。
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今朝、お会いしたお世話になっている方は きっと大丈夫だと
私は信じている。
しかし、今のわたし、
今のわたしを取り巻く全てのものが変らないことはありえないことを
再び思い出したのだ。
所詮、全ては無常である。
変ってしまうものは仕方がない。
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だけど、わたしを取り巻く人から見た
「わたし」の存在だけは
変らなく あり続けたいと願う。
どんなときだって
ふと、「あの人は変らず力となってくれる」
そう思い出してもらえる存在になりたいと思う。
そう信じてもらえる存在になりたい。
今朝のその方には そう思ってもらえるだろうか。
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それにしても、今日頂いたフレンチトーストは、
とてもおいしかった。
母のフレンチトーストにとても似ていた。
そのせいもあってなんだろうか。
守るべきものが増えたとき、人は強くなれる
少なくともわたしは私利私欲では 強くなれない。
フレンチトースト
また ふらっと食べに行っちゃいそうだ。
是非、おためしあれ。
ありがとうございます。
そういっていただけるととても嬉しいです。
何もできないですが、いつかお会いできた幸運の
恩返しができるといいなと思っています。
またゴージャスランチいきましょうね！
お店開拓しておきます。
今日はありがとうございました。
私が作るのとは天と地ほどの差があります
お父様大変だったんですね。
私はまだそういった場面に遭遇していないので，その時の自分がどういった行動に出るかは分からないのですが，きっと狼狽しきって何もできないままなのではないかと思っています。
「変わらない」と思っている日常が突然ストップしてしまうこと。これほど不安なことはないでしょう。
そんな中で，けみさんの存在は私の中で心強い存在です。いつも応援したいし，応援してほしいって思ってます。
またお会いできる日を楽しみにしています
まだまだです。
必要な４ステップ（↓）があるとすると、まだ１）ですね～。がんばります。
１）思いがある
－そういう存在でありたいと願うかどうか
２）実現できる力がある
－充分な人・モノ・カネ・情報があるのか
－それらを動員してパートナーとなれるか
３）相手に伝わる
４）価値を認めてもらえる
無常だからこそ、一瞬を大切に生きたいですね。
お会いした事のない私が言うのも恐縮ですが、けみさんの存在を頼りにし、信じている方は多いと思いますよ。きっとその方も。