ケメコ通信ブログ版Ⅲ

みなみ西陣のおっさんのひとりごと

そんなものはカンケーネーヨ!なんですかぁ!

2007-02-26 07:18:24 | ビール会社の切磋琢磨
12年前に死んだ父親は明治43年(1910年)生まれで
もし今も生きていたら97歳でした。

ぼくのまわりのお得意さきでは創立100年記念が続きます。
1907年(明治40年)2月23日創立のキリンビール
1907年(明治40年)3月1日創立のダイハツ工業

でもその前にすでに、日本の黎明期にビール会社が続々と
富国強兵の国策の一環でしょうか設立されています。

1887年 (明治26年) 日本麦酒㈱「エビスビール」設立
1889年 (明治28年) 大阪麦酒㈱「アサヒビール」設立
1900年 (明治29年) 札幌麦酒㈱「札幌ビール」設立

先日キリン社の営業担当から100年記念のご挨拶をいただきました。
「おかげさまで100年です」
「そうですか。澤田とキリン社とのお付き合いもかれこれ25年になりますねぇ」
「と、いうことは1/4のお付き合いなんですねぇ。四半世紀ですかぁ」

そう言われるとなんだかしみじみしてしまいますね。
60年のカンレキ世代で約半分ちかいお付き合いなんですね。
サッポロは創立107年ですか。

でも1906年 (明治39年) 大阪・日本・札幌麦酒を併せ
大日本麦酒株式会社として誕生し、その後「大日本麦酒」は
戦後の1949年に「日本麦酒(現サッポロビール)」と
朝日麦酒(現アサヒビール)」に二分割されるまで続きます。

長い歴史のある企業がファンドの嵐に翻弄されています。
確かにホリエモンが言っていましたっけ
「上場するということは我が社の株を買ってねということですよ」

そうなんですね。

でも、その企業で下積みの社員たちによって連綿と培われてきた
文化や風土っていうのがそこにはあると思っているのですが、
彼らにとってはそんなものはカンケーネーヨ!なんでしょうね。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「100年記念」です。

最新の画像もっと見る