川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

焼身自殺 チベット

2012-11-13 06:05:49 | 中国

11月12日(月)曇晴

FACEBOOKの若麻績敬史さんの記事でチベットでは焼身自殺が連日のように続いていることを知りました。北京では中国共産党の大会が開かれ習近平への権力移行が行われるとのことですが、チベットの若者の相次ぐ「焼身自殺」が世界に発信するメッセージを黙殺してはならないとおもいます。

僕にはとても正視する勇気のない写真もあります。がんばって読んでいます。

以下は今朝の「チベットNOW」という記事です。ダラムサラに住む中原という方が連日発信されているようです。ダラムサラはインド北部の町でダライラマがここにチベット亡命政府を組織しています。

2012年11月13日

 <速報>今日(12日)2人目の焼身 6日間に9人
148099_374456325974739_625219440_nニンカル・タシの焼身に続き、同じレゴン県ドワ郷の政府庁舎前で現地時間午後7時20分頃、ニンチャク・ブン、18歳が焼身抗議を行い、その場で死亡した。

郷には大勢のチベット人がいたので、遺体は当局に奪われることなく、直ぐにドワ僧院内に運ばれ、法要が営まれた。その後、葬儀場に運ばれ火葬に付された。葬儀には2、3千人のチベット人が集まり、観音菩薩の真言であるオンマニペメフンやダライ・ラマ法王を讃える詩句が唱えられたという。

ニンチャク・ブンはドワ郷ヨラク村(རེབ་གོང་མདོ་བ་ཡུལ་ཚོ། ཡོ་ལག་སྡེ་པ་)の出身、父の名はラチュク(44)、母の名はツェリン・ツォ(38)、3人兄弟の長男。

現在レゴン一帯でネットが切断され、ドワ郷では電話も使えず、電気も止められているという。ドワ郷に向かって大部隊が向かっているという情報もあり、チベット人たちは大規模な弾圧が始まるのではないかと、真っ暗で不安な夜を迎えているという。

内地焼身者74人目、死亡確認60人目。

出典●http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51769203.html

2012年11月08日

 

<速報>今日、更なる焼身/「十八党大会中、焼身は続くであろう」

395029_164136430399595_197222041_nドルマ広場に横たえられたチイパ・ギャンツォ

昨日に続き、今日(11月8日)再びアムド、レゴン(レプゴン 同仁)で1人の若者が焼身し、その場で死亡した。内地焼身者71人目である。

場所はロンウォ僧院前のドルマ広場。時間は現地時間午後4時半頃。焼身者の名前はケルサン・ジンパ(སྐལ་བཟང་སྤྱིན་པ་ 又はジンパ・ギャンツォསྤྱིན་པ་རྒྱ་མཚོ་ )18歳。彼は焼身しながら「ダライ・ラマ法王のチベット帰還を!」と叫んだという。

A7MJFQECcAIYXby葬儀場で法王の写真の下に安置された遺体

遺体はドルマ広場で僧侶たちに囲まれ、祈りのお経が上げられた。直ちに大勢のチベット人が広場に集まり、その数は4~5000人ほどになったという。人々は「ダライ・ラマ法王に長寿を!」と叫んだ。その後、僧院裏の特別葬儀場であるドンギェルレの丘に運ばれたが、その頃には8~9000人が集まり、法王を讃える歌を歌ったという。

彼は元ロンウォ僧院トゥサムリン学堂の僧侶。出身地はレゴン、ドワ郷の遊牧民地区。昨日焼身したタムディン・ツォと同じ地区の若者である。



2jinpa-gyatso-3052(追加写真)ケルサン・ジンパの火葬

追記:ドワ郷では昨日と今日、同郷の2人が焼身したことを受け、地元の小学校の生徒たちが抗議デモを行ったという。また、生徒たちはデモの後レゴン市内に向かおうとしたので、先生や職員が彼らを学校内に拘束しているという。

この話には別バージョンもある:11~13歳の子供たちが学校に掲げてあった中国国旗を引き下ろし、その後地区の政府庁舎の前に掲げられていた中国国旗も引き下ろした。先生たちは生徒をコントロールできず、父兄たちに生徒を捕まえるよう命令したと。


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