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川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

盥(たらい)岬

2008-03-17 08:26:51 | 出会いの旅
 12日から伊豆高原に保養に行きました。13日は快晴で暖かく、下賀茂の河津サクラを見に行きました。前に訪ねたことのある菜の花畑を訪れるとサクラもみごとで満足して帰ろうとしたら、友達が川越で飲み屋を始めたという地元の方が少し上流に花のきれいなところがあると教えてくれました。車を移動させて行ってみました。
 青野川の両岸に今を盛りに咲き誇っています。人の気配はほとんどなく、ゆっくり散歩しました。年輩の女性がひとり休んでいるのに出会いました。板橋区大山の方で息子さん夫婦が近年ここに家を構えたので一足早い花見に来るのだと言います。羨ましい話です。きゃらという喫茶店を見つけて休みました。きれいな写真があるHPをご覧ください。

 青野川散策 http://www2.tokai.or.jp/younet24310/repo4.html

 弓ヶ浜で昼食のあと散歩道があるのに気づき、タライ岬まで行ってみることにしました。昨夜は沢山寝ているので僕は元気です。弓ヶ浜の隣りに逢が浜。白砂青松の弓ヶ浜とは対照的な磯で、土地の人が汁の実にする貝を採っています。引き潮で沖の奇岩まで岩が続いています。こんな風景です。

 弓ヶ浜・逢ヶ浜・盥岬http://kuhmso.web.infoseek.co.jp/taraimisaki.html

 南伊豆
http://www4.ocn.ne.jp/~takusen/tabi/minamiizu/minamiizu.htm

 エビ穴岩という奇岩のそばまで行ってみました。堆積岩が浸食を受けて天然の芸術作品の連続です。漁師さんが海をしっかり護っているので、岸辺まで海藻が繁っています。天然の伊勢エビ漁が続いています。室戸の海も嘗てはこうだったに違いありません。
 山道を登って行きます。ウバメガシの林が続きます。強風のせいで背の低いウマメ(室戸ではこういいます)しか知らないので、ちょっと違和感があります。展望の開けた岬端に出ました。「盥」(たらい)岬と書いてありました。タライの謎はとけましたが、なぜ、「盥」なのでしょう。
 海鵜が漁をしています。それをめがけてカモメが襲撃します。近くで人間が働いています。二人乗りの漁船が行ったり来たりして、エビ網を仕掛けているのです。見ていて飽きない風景です。

 この遊歩道は下田に近い田牛(とうじ)まで続いています。この次はそこを歩いてみようと思いました。伊豆の海岸遊歩道といえばたいてい、城ヶ崎海岸か須崎海岸と、相場が決まっていたのですが、この日、新たな道を見つけて楽しみが増えました。

 14日は小雨模様。昼食がてら稲取に行ってみました。港付近を散歩したあと、外港の方に行ってみると「愛恋岬」とあったので、登っていくと小さなほこらがあります。どんつく神社。ここのご神体には圧倒されます。皆さんも訪ねてみてください。http://f13.aaa.livedoor.jp/~photo/jinjabukaku/dontuku.html

 15日 山中湖の旧岳東寮に寄る。今は筑波大学の研修所になっている。学生の頃、夏の新聞会の合宿でよく利用した。68年に建て直されたそうで、昔日の面影はないが湖畔のたたずまいは変わらない。おお白鳥が数羽、浮かんでいる。残留孤児の方々の一泊旅行の利用も可と聞く。
 昨日の訪問者は97名で今までの最多です。