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常にまわりの人がいい顔でいられるようにする

2004年10月22日 | [キャリア] 成長の方法

「我々はそれ(困難なプロジェクト)を成し遂げたとき、
 それが自分の上司の手柄になるようにした。」
「あの上司と張り合うこともできただろうし、張り合って勝っていたかもしれん。
 だがそんな競争をしていたら、私の究極の目的に向けられるべき
 エネルギーを使い果たしていただろうから、その目的を達成するのが
 ずっと難しくなっていたはずだ。」

 (「人生に小さな奇跡を起こす4つの習慣」 著:ディック・ライル、ソフトバンクパブリッシングより引用)

■内容:
自分が精一杯がんばったことで、いい成果を出したときには、
きちんと評価してほしいですよね。
でも、ディック・ライル氏は、常に自分の周りの人(上司や同僚、部下など)が
いい顔でいられるようにするべきだといいます。

つまり、こういうことです。
まず彼らがどんな結果を出そうとしているのかを見つけ出し、
彼らの目標やゴールや、彼らが直面している難題などを理解し、
それから、彼らが目的を達成できるよう手助けできる方法を見つけ出す。
それも、彼らの手柄となるように、手助けするのです。

そのような行動をつづけていると、やがて2つの効果があると言います。
○周りの人みんなが味方になる。みんなが自分と一緒に仕事をしたがり、
 その結果、多くのチャンスに恵まれることとなる。
○最終的には、誰が一番貢献しているのかは自明のこととなる。

でも、この習慣を実践するのは、かなり難しいですよね。
「なんで何もやっていないアイツが誉められるんだ!?」となってしまいませんか。
だからこそ、実践すると、非常に効果の高い習慣なのだろうと思います。

■考えを深めるためのヒント:
あなたの周りの人は、今どんなことに困っていますか?
あなたは、それに対して、どんな手助けができますか?

そして、重要な質問。
その人のために、手助けをしますか?