心のなかで「結論から言うと」とつぶやけば、
いやでも簡潔で具体的な指示になるはずです。
「(結論から言うと)A社との契約の進行状況を確認したい。
今改めて報告してくれ」
「(結論から言うと)次回の打ち合わせには私も出席する。
スケジュールは向こうに合わせるから、一週間以内でアポを取ってくれ。」
このように簡潔な指示を出せば、部下は正しく理解できるし、
わからないところや確認したいところは進んで質問するようになります。
(「どうしてあなたは部下とうまくいかないのか?」 著:堀之内 高久、フォレスト出版より引用)
■内容:
話をしている途中で、自分でも何を言っているのかわからなくなって
困った経験のあるあなたへ。
この「結論から言うと」というフレーズを使えば、
・せりふを口に出す前に、自分が一番伝えたいメッセージを頭の中で反芻できる
・コメントが支離滅裂になる前に、もっとも重要なことは伝えきれる
というメリットがあります。
また、このフレーズは、上司jから部下への指示出しだけではなく、
報告やプレゼンなどでも、幅広く使えると思います。
使いこなすためのコツは、ただ一つだけ。
「結論」を詰め込みすぎないことです。詰め込みすぎると、
一つひとつはどんなにわかりやすいものでも、頭に入りきらないからです。