キャリアは客に見えない。
(「齋藤 嘉則の現場イズム」 著:齋藤 嘉則、東洋経済新報社より引用)
■この文章を取り上げた理由:
これはいい言葉ですね。ぼくにとっての名文の殿堂入り決定です。
厳密に言うと、キャリアがあることは、集客の段階で、
見込み客に信頼してもらう上では役立つのだと思います。
例えば、「全国100社以上の業績アップ実績を持つ経営コンサルタント」と
「独立したばかりでこれから実績を作っていきますというコンサルタント」の
どちらと仕事をしたいと思うかは、ほぼ明白です。
でも、実際にサービスの提供が始まってみると、
そんなことは関係なくなります。
過去に100社以上の業績をアップさせたかどうかではなく、
今この場で、自社の業績をアップさせられるかどうか。
それこそが、求められるからです。
たしかに、キャリアはお客様には見えません。
であれば、あなたは何でもって、お客様を満足させられますか?