ルーティン業務こそ、変革が必要ですから、あなたが変革リーダーに変わる
チャンスとなるはずです。
ルーティンというのは、その会社が、あるとき、ある必要に迫られて
そういうプロセスを作り上げたのです。
最近は、そういうルーティンは必ず見直しを迫られています。
意味もなく印鑑を押すような仕事、意味もなく責任を押しつける仕事が
山のようにあるはずです。
基本は、まずあなたが担当しているルーティンを、いくつかのステップに
分解します。プロセスであれば、必ずそれを改善するチャンスがあります。
プロセスの改善では、「省略」と「統合」と「高度化」がポイントとなります。
(「クビ!になる人の共通点」 著:キャメル・ヤマモト、幻冬舎より引用)
■内容:
ゼロから仕事を作るのは難しいですけど、今のプロセスを改善するのは、
まだなんとかなりそうです。
またプロセスを変えようとして仮に失敗したとしても、
最悪元のルーティンに戻ってしまえばいいだけの話。リスクは少なく挑戦できます。
プロセスの改善の3手法(省略、統合、高度化)について、
もうちょっと詳しく解説します。
省略とは、このプロセスの中のステップで、どこかムダなとこがあって、
省略できないかを考えることです。
統合とは、あなたの担当しているプロセスの前後について考えてみて、
まとめてみることはできないかを考えることです。
最後の高度化は、このプロセスがどんな価値を出そうとしているのか、
何が目的なのかを考えながら、目的に照らして、新たな意味や価値を
付け加えることです。
「つまらない」仕事を面白いものに変えるために試行錯誤すること。
その過程自体もきっと面白いものだと思います。