正直驚いた。奇抜といえば聞こえはいいが、今の政治情勢が反映されているようで、ドロドロした人間模様を思い起こさせる。人間の内臓で言えば腸のようでもある。その中にできた腫瘍が異彩を放つと連想され、ネットの評価通り「気持ち悪い、怖い、不気味」というほかない。東京五輪のロゴといい、どうして???誰が選んでいるんだと正直思ってしまう。
デザインした人は、「普通では考えられないけど、僕の中ではかわいい。本当にこいつがいろんな形になって、いろんなところに定着していけば、すごく面白い」
街の声、「作った方には申し訳ないんだけどね、これ気持ち悪い……」「オタクのトラウマにありがちな『赤黒い肉塊に、いくつも目玉が付いててギョロギョロ動くやつ』をここまで想起させるデザイン、そうそうないよ」(ネトラボに載った意見参照)
大阪はカジノで迷走、咲州庁舎の負の遺産がつきまとい、新型コロナでは重症患者全国一になってしまった。出来たての思想集団で人材難といえば聞こえはいいが、何しろすべてが途上状態である。大阪府民はもう少しひとり一人が考えないと、とめどなく沈滞したままだろう。
このロゴも、最初は奇妙に思えて正直な批判をする人も多い。だが、人間は慣れてくると「それもあり」と納得する動物である。作成者が「普通では考えられない」というほどのキワモノを選んだ選考委員に呆れるしかない。