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つながる・つたえる・ささえあう

2015年3月の大法要テーマがブログタイトルです。
北九州市八幡東区 浄土真宗 敬行寺住職(ごいんげ)のブログです。

前に生まれんものは~降誕会・永代経法要~

2013-05-25 21:16:28 | インポート

「前(さき)に生れんものは後(のち)を導き、後に生れんひとは前を訪(とぶら)へ、連続無窮(むぐう)にして、願はくは休止(くし)せざらしめんと欲す」『教行信証』

敬行寺でも23日~25日に親鸞さまのお誕生をお祝いし、感謝を申し上げる降誕会(ごうたんえ)をお勤めしました。親鸞さまは、1173年5月21日にお生まれになられました。

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親鸞さまの童形の像。本堂右からいつも見ていて下さっています。

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お祝いの法要。本堂が五色の幕で飾られます。昭和63年の本堂改修の際、お同行が寄贈下さったものです。

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山口県よりお越しいただいた、中山和泉先生が、冒頭に紹介した『教行信証』の一文から、お念仏の御味わいを、親鸞さまへの感謝の念と、み教えが永代続いていくようお取次ぎ下さいました。

最終日には、門信徒会の総会が行われ、今年度の活動について話し合いがもたれました。みなさま、ありがとうございました。

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6月から、いよいよ旧真如堂(納骨堂)解体がはじまります。ごいんげ(住職)が生まれた前年に建立されたものです。生まれてから45年間、毎日のように見てきた、拝んできた建物です。ありがとうございました。皆さまには色々とご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。


GWうどん、うどん、そば、そば

2013-05-10 17:55:23 | インポート

みなさま、今年のゴールデンウィークはいかがおすごしでしたか?

ごいんげは、4月29日、昭和の日に高炉台公園で行われた「こどもまつり」に2時間ほど顔を出しました。各地域の青少年育成会の方々が、ゲームコーナーの他、カレーやうどん、やきそばの出店を出されていました。

ごいんげは、麺類の気分だったので、やきそばに並んだところ、ちょっと前で売り切れてしまいました。そこで、うどんのテントへ。美味しかったので、2杯目に突入。ちょうどそのとき、「あ、おそばもあるんですね。」の声が。え、おそばもあるのか。ということで、おそばも一杯いただきました。計750円。おいしかった。

5月3日、坊守と3人の子どもと山口県秋吉台サファリパークへ。岩国の義妹一家5名と計10名が集合。朝10時着で、すでにエサバスは、夕方5時のバスしか座席が残っておらず、1日ゆっくり過ごすことに。久しぶりにのんびり楽しみました。

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帰途、川棚温泉に寄り、瓦そばを食す。うどん、うどん、そば、そばのゴールデンウィークでした。


納骨堂完成写真

2013-05-04 09:33:17 | インポート

皆様のおかげで、新納骨堂(真如堂)が3月に完成しました。

3月17日の入仏式・落成式には、まだまだ肌寒い中、約1000名の方のお参りがあり、慶びの法要を一緒にお勤めさせていただきました。

さて、施工の「緒方組」さんのHPに、敬行寺の納骨堂完成写真が掲載されました。どうぞご覧ください。

http://www.ogatagumi.co.jp/  または、「緒方組」で検索してもオッケーみたいです。よろしくお願いします。


花まつり 晴れ(4月8日)

2013-04-10 14:39:51 | インポート

お釈迦様は人々が、正しく、幸せに生きる道を教えて下さった尊い方です。約2500年前ヒマラヤのふもとルンビニーの園でお生まれになりました。そのお誕生を祝うのが、花まつりです。

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生まれたばかりの王子さまは、すっくと立ち上がり、七歩あゆまれ、天と地を指さされ「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)と言われました。

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この言葉は、「目を見開いて見渡せば、どの生命もどの生命も皆光り輝いている」という意味です。かけがえのないいのちの自覚をそれぞれの人に呼びかけているのです。その王子さまが後のおしゃかさまです。

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八幡仏教会枝光地区でも、枝光本町商店街で花まつりを行い、道行く人や下校途中の小学生にお参りをしていただきました。


散る桜 残る桜も 散る桜

2013-04-06 13:01:57 | インポート

春、境内にも桜の花が咲きました。通りの色々なところで、「ここにも桜の木があったのか」と、この季節になると気づきます。この桜の花も雨や風によって、散ってしまいます。枝にしがみついて残った桜の花もやがて散っていかねばなりません。

「会うは別れのはじめ」と言われるように、この世は会っては別れ、別れては会うという現象の連続で、やがては永遠の別れがやってくるのです。これを諸行無常というのです。その厳しい現実の中で不安をかかえ、悩み苦しむ私たちは、何を支えに生きていけばよいのでしょうか。

浄土真宗を明らかにして下さった親鸞さまは、私たちの前には南無阿弥陀仏がしっかりとお立ちになっていますよと教えて下さいました。お仏壇の前に座ったときに何が見えてきますか?南無阿弥陀仏のお姿が見えますか?いつでもどこでも阿弥陀さまがごいっしょです。

「散る桜 残る桜も 散る桜」といいますが、先に散った桜も、後から散った桜も同じようにしっかりと受け止める大地があったのでした。