つながる・つたえる・ささえあう

2015年3月の大法要テーマがブログタイトルです。
北九州市八幡東区 浄土真宗 敬行寺住職(ごいんげ)のブログです。

子どもたちよ・・・初参式(しょさんしき)

2009-09-24 20:28:16 | インポート

23日(秋彼岸中日)に子どもたちの初参り、初参式を行いました。6名の子どもたちが参加してくれました。毎年秋のお彼岸に行っていますが、6名のうち、4名が以前にお兄ちゃんやお姉ちゃんが受式してくれたご家族でした。リピーターが多いのは嬉しいですね。また今回は、横浜から丁度里帰り中にご縁にあえた子もいました。

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総代さん方も一緒に参列して下さったし、婦人会の皆さんは受付から司会から飾りつけ、お茶出しと大活躍だったし、お寺の行事って、住職だけで行ってるものじゃないんですよね。ナンマンダブツ、ありがとうございました。ちなみに音楽(テープ)係は前坊守、写真係は、壮年会のF井さんと坊守でした。

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親子で礼拝(らいはい)。尊い姿です。仏の子として、この小さないのちが大切に育っていくことを願うばかりです。


やっと逢えた・・・阿修羅展

2009-09-11 13:23:09 | インポート

昨日、敬行寺婦人会の皆さんと20名で大宰府の九州国立博物館へ「阿修羅展」を見に行きました。昼食の後、午後1時過ぎに博物館入口に到着。

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多いとは聞いていたのですが、なんと、

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「に・・・にひゃくにじっぷん待ち!?」

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長蛇の列。午後2時現在。炎天下でしたが、テントや霧(ミスト)、扇風機や冷水器の工夫がされていました。また、博物館周辺は緑に囲まれている場所ですので、風が吹くとさわやかでした。しかし、足を痛めてらっしゃる婦人会の方や、小さなお子さん連れの方が心配でした。途中の数少ないベンチでは、並んでいる方々で足腰の弱い方、疲れている方が、決して取り合うことなくゆずりあいながら休憩。これも阿修羅さまの徳なのでしょうか。

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午後3時半。220分まで待たず(それでも135分待ち)、看板の文字通り「やっとアシュラに逢える。」人気の阿修羅像の周りは3重4重に人が取り囲んでおり、混雑の中でしたが阿修羅様を拝し、「やっぱり、いい。」(ウットリ)・・・・。八部衆・十大弟子・四天王と展示が続きました。

奈良興福寺さんでは現在、中金堂の再建事業が行われているそうです。出口付近で、「お堂の再建があるけん、阿修羅さん、出稼ぎに来とらっしゃるんばい。」と言われている方がいました(笑)。そうかもしれませんね。でも、おかげでやっと遇えました。

「ああ、弘誓の強縁、多生にも値ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし。たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ。(中略)ここに愚禿釈の親鸞、慶ばしいかな、西蕃・月支の聖典、東夏・日域の師釈に、遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。」『教行信証 総序』ナンマンダブツ。

興福寺さんのHPはこちらhttp://www.kohfukuji.com/。九州国立博物館のHPはこちらhttp://www.kyuhaku.com/pr/


地獄に行ってきました

2009-09-07 16:55:16 | インポート

8月末、長崎方面へ家族旅行をしました。雲仙の宿「九州ホテル」横に、なんと地獄がありました。温泉の熱気とイオウの匂いの湯気が岩間から立ち、まさに地獄の様相でした。

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地獄の中には葬頭川(そうずか)の婆石(閻魔様が座られる座)や、浄玻璃の鏡石(生前の行いが映し出される鏡)もありました。

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ついてはいけないウソだけれど、ウソをつかなければ生きていけないのもこの私なのでしょう。この地獄を見たとき、閻魔様の前で震える私を想像しました。ナンマンダブ。


700年以上も続く

2009-09-05 21:10:27 | インポート

親鸞聖人のご法事、報恩講(ほうおんこう)法要の季節を迎えます。1263年1月16日にご往生ですから、2012年には、750回忌を迎えます。

親鸞聖人のご法事は、33回忌から「報恩講」の名称で、毎年勤められています。つまり、700年以上になるわけです。浄土真宗の各お寺、団体、あるいはご門徒の家庭で「正信念仏偈」や「往生礼讃」をお勤めして親鸞さまのご遺徳を偲びます。この連綿と続く行事のなかに、先人が尊ばれたお念仏の力を感じます。ナンマンダブ。

東筑組33カ寺でも11月から1月末まで、報恩講法要がそれぞれに勤められます。(下の表参照)

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各お寺の法要は、公開されたものですので、どうぞみなさまご参詣下さい。また、関心のあるご講師のご法話を聴聞いたしましょう。