昨日、敬行寺婦人会の皆さんと20名で大宰府の九州国立博物館へ「阿修羅展」を見に行きました。昼食の後、午後1時過ぎに博物館入口に到着。
多いとは聞いていたのですが、なんと、
「に・・・にひゃくにじっぷん待ち!?」
長蛇の列。午後2時現在。炎天下でしたが、テントや霧(ミスト)、扇風機や冷水器の工夫がされていました。また、博物館周辺は緑に囲まれている場所ですので、風が吹くとさわやかでした。しかし、足を痛めてらっしゃる婦人会の方や、小さなお子さん連れの方が心配でした。途中の数少ないベンチでは、並んでいる方々で足腰の弱い方、疲れている方が、決して取り合うことなくゆずりあいながら休憩。これも阿修羅さまの徳なのでしょうか。
午後3時半。220分まで待たず(それでも135分待ち)、看板の文字通り「やっとアシュラに逢える。」人気の阿修羅像の周りは3重4重に人が取り囲んでおり、混雑の中でしたが阿修羅様を拝し、「やっぱり、いい。」(ウットリ)・・・・。八部衆・十大弟子・四天王と展示が続きました。
奈良興福寺さんでは現在、中金堂の再建事業が行われているそうです。出口付近で、「お堂の再建があるけん、阿修羅さん、出稼ぎに来とらっしゃるんばい。」と言われている方がいました(笑)。そうかもしれませんね。でも、おかげでやっと遇えました。
「ああ、弘誓の強縁、多生にも値ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし。たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ。(中略)ここに愚禿釈の親鸞、慶ばしいかな、西蕃・月支の聖典、東夏・日域の師釈に、遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。」『教行信証 総序』ナンマンダブツ。
興福寺さんのHPはこちらhttp://www.kohfukuji.com/。九州国立博物館のHPはこちらhttp://www.kyuhaku.com/pr/。