higher ground

甘いものと政治の話

最大の感染対策は東京オリンピック・パラリンピックの中止

2021-04-26 08:29:30 | 日記

東京・大阪・兵庫・京都に対して「緊急事態宣言」がだされた。期間は5月11日まで。これで3度目となる。しかし…これで感染が収まるとはとても思えないのはボクだけだろうか…

以前、このブログで感染を抑えるには「強い規制」と「きちんとした補償」と書いた。しかしもはやそれも意味がないように思えてしまう。テレビのニュースをみれば、毎日、新型コロナの感染者数が発表される。そして毎日、オリンピックの聖火リレーの話。映像で見る限り明らかに密。

一方では「感染がとまらない」と言っているそばから「オリンピックまであと〇〇日。聖火リレー今日は…」という話をされてもまったく危機感というのか…そういっいたものは伝わってこない。ボクは、一番の感染対策は「東京オリンピック・パラリンピックの中止」だと思う。

元オリンピック選手が「スポーツはみんなに勇気を与える」と語る姿も目立つようになった。それがオリンピックを開催する理由だとしたらそれは違うと思う。スポーツとオリンピックはイコールではない。オリンピックはもはや「金儲け」のツールに過ぎない。それはこういった世界的な緊急事態に陥っても「中止」を選択肢にもあげようとしないIOC(国際オリンピック委員会)の態度をみていればわかる。元オリンピック選手も自分たちが「金儲け」のツールにされていることに早く気付いたほうがいいのではないかなと思う。

スポーツは素晴らしいと思うし、勇気を与えるものだとも、ひとを成長させるものだとも思います。そこは誤解なく。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が日本看護協会に対して、看護師500人を大会の医療スタッフとして動員するよう要請したこともわかった。医療スタッフの活動場所は競技会場、選手村、選手や関係者のための宿泊療養施設などで。。。ビックリするのは、この動員が要請されたのが「感染拡大に伴い、看護職の確保が不十分な状況に至っております」と東京へのまん延防止措置適用を決めた4月9日であること。…。

お祭り騒ぎのオリンピックが中止になれば、一種の「危機感」みたいのが生まれてくるのではないだろうか。「これ、マジでやばい」的な。少なからずいま「オリンピックであんなに騒いでいるんだから、別にオレたち(私たち)もいいでしょ。自粛なんてしなくても」と思っている人はいるはず。オリンピックが中止になれば人が集中する「密」を防止することができるし、少なくとも選手や関係者からウイルスが持ち込まれることもない。

どう考えても「オリンピック」と「コロナ」は両立しない。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿