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こちら本池上署 秘密泥棒 の視点

2006-01-08 20:51:29 | こちら本池上署

犯罪が多様化しています。情報化社会の隙間を狙ったものもあれば、孤独なお年寄りに狙いを定めたもの、愉快犯や便乗犯、ストーカーにピッキング。もはや警察だけに頼る時代ではないのかもしれませんが、なにかあったときはやはり警察のありがたさが身にしみて……。

第五シリーズの最後となった『秘密泥棒』では、またも新しい犯罪が登場します。金品を奪い取ることが目的の窃盗(ひったくり)ではなく、その人のプライベート情報(携帯の情報、写真、日記など)を盗み、それによってユスリをかけて金品をせしめると言うあらての手法。

署長の娘、由美(高校一年)の友達がその被害にあって悩んでいました。由美は友人をかばおうとしますが自分も犯罪に巻き込まれ……

こちら本池上署 第5シリーズ 第14話(「最終回」)
「秘密泥棒」
制作/TBS テレパック 

本池上署は、カジノ賭博が行われているクラブを突きとめ、ガサ入れをかけました。「警察だ。そこまで」署員がいっせいに現場へ踏み込みました。お店の中は騒然となりますが、お客さんの中にどこかで見た女性が? まさか? そう。それは椎名署長の娘、由美ちゃんだったのです。

あんな場所で何していたのだと担当員からも署長からも問い詰められ、由美ちゃんはすっかりおかんんむり。「私を信じないのか」と。しかし高校一年生がそんな場所にいることは不自然。母親の英子は、本人が言いたくなるまで待とうといいます。

まもなく理由がわかりました。由美ちゃんの友人が警察署に出向いて本当のことを話してくれました。数日前、その友人は、ひったくりにあいましたが、盗まれたバッグは落し物として届いたので被害届は出しませんでした。

しかしバッグを見て気がついたことがありました。ボーイフレンドと撮った写真がなくなっていたのです。アルバイト先で知り合った彼でしたが、彼のことも、アルバイトをしていることも、両親には話しておらず、その写真はまさに秘密の写真だったです。

犯人はそのことを知り、現金をゆすりとっていたということ。由美ちゃんはそんな友人の相談にのり、がさ入れがあった夜は、友人の代わりに犯人と会って、あわよくば犯人を取り押さえようとしたのでした。しかしあては、はずれ見事に補導されてしまったというわけ。

以上が前半(約20分)のストーリー。このあと中盤は、犯人逮捕までの過程が描かれ、後半は、犯人逮捕のきっかけになった、落し物を拾った女の子とその父親の物語。
と、まるで2時間ドラマを二本みたようなボリュウーム溢れる内容。ちょっと詰め込みすぎじゃないかな? と思ったり。

前半のお話と、後半のお話は、事件でつながり、「酒におぼれた父を励まそうとして警察のステッカー(ピーポー君の顔入り)をもらうため落し物を届ける少女」(父親が元気な頃の思い出として、ピーポー君・父・娘、三人で撮った写真があった)という設定はかなり意表をついたもの。

原作そのままなのか? それともオリジナルなのか? 娘の視線がまっすぐにとらえられ、ぬくもりがある作品に仕上がっています。このシリーズ、とりあえず終わってしまいましたが、これからも続くのか、完結なのか、はっきりしないラストでした。原案はそろそろ尽きてくるころでしょうが、次回はオリジナルストーリーを競って見せてほしいところでも。(ドラマの視点)


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こちら本池上署 幽霊タクシー の視点

2006-01-08 20:49:49 | こちら本池上署

熟年離婚が増えています。ちょっと前は「金婚式」「銀婚式」などと言って結婚生活が続くことを喜びあったものですが、昨今の夫婦は、結婚は人生の一コマであるといわんばかりの潔さ。

しかしそれは本当に理解しあったうえでの出発なのか、それともどちらかの一方的な執着によるものなのか。そのケースはさまざまでしょうが……。

今回ドラマでは、そんな熟年危機を迎えた夫婦が、すれ違った心を取り戻し、再びもとのさやに納まるまでが描かれています。

こちら本池上署 第5シリーズ 第13話
「幽霊タクシー」
制作/TBS テレパック
こちら本池上署公式ページ 

まもなく定年を迎える伝次郎さん(前田吟)は、いつも仲間を思いやる気さくなタクシー運転者。このところ幽霊騒ぎが連続して困っていると本池上署に乗り込んできました。幽霊は、目的地に着く直前に車から姿を消し、料金は踏み倒され、座席は濡らされ、迷惑しているという。幽霊に見せかけた無賃乗車か? それとも本当に幽霊なのか?

伝次郎さんの娘は、本池上署の交通課に勤務する婦人警官(今日子/森脇英理子)。だから警察にはとっても協力的。さっそく幽霊の似顔絵が作られます。

仲間思いで仕事ができる。伝次郎さんは職場で信頼される存在でしたが、妻、尚子(山口果林)さんの評価は違いました。結婚しても頼ってくれない。趣味を認めてくれない。家の事はなんでもまかせきり……。そんな夫にしびれを切らし、定年したら離婚するという約束を取り付けていました。伝次郎さんはそんなことをおくびにもださす、定年を迎えようとします。

娘・今日子は、そんな父母のすれ違いを埋めようと、「定年の日に、母を、父が運転するタクシーに乗せる」という計画を実行します。これまで知らなかった父の仕事姿を見ることで、母の心変わりを期待しようというもの。

伝次郎、定年の日がきました。この日、娘今日子と母は、買い物に出かけ、午後、父伝次郎が運転するタクシーに出迎えの予約を入れ、それに乗り込むと自宅には向かわずそのままタクシー会社へ直行。到着するなり、社員一同から花束の贈呈がある……という段取りが出来上がっていました。

しかし予約を入れたにもかかわらず、父伝次郎は、約束の時間を過ぎても現れません。「なにかあったのか?」娘の予感は的中しました。その日伝次郎は、運悪く連続窃盗犯に襲われてしまったのでした。娘の計画は中止に。

知らせを受けた妻は病院にかけつけますが、そこで、夫の意外な一面を聞かされます。夫は車の後部に「ドライフラワー」を飾っていたということです。それは妻の趣味であり、実家では夫はいつもそれを口悪く罵っていたので、まったく興味がないものだと思い込んでいましたが、会社では妻の作品を自慢げに飾っていたということです。

夫は案外妻を理解していたようでした。それに比べ妻は夫を突き放してばかり。そこには意地の張り合いがあったのかも。離婚へと揺れた妻が、夫の手を握り返します。

娘の計画は失敗に終わりましたが、まもなく窃盗犯は逮捕され、その男が「幽霊」の正体であったこともわかりました。

幽霊は(その窃盗犯は)いつも踏み切りのそばで姿を消していました。何故なら運転主がその音に気をとられているすきに窓から外に抜け出していたからです。無賃乗車を幽霊に見せかけるために水鉄砲で座席をぬらすという手際のよさ。しかし毎回同じ手口ならばいつかはばれてしまうものです。

そんな幽霊も、伝次郎さんが運転するタクシーでは無賃乗車できなかったということです。几帳面で隙がない伝次郎さんの運転ぶりを見て、これは無理だ、と判断したようでした。

退院後、伝次郎さんの引退式が行われました。花束を受け取った伝次郎さんは、結婚後初めて奥さまを自分のタクシーに乗せようとします。「初めてだわ」そう言って奥さんは照れくさそうに車に乗り込みました。(一話完結)

テレビの向こうからいまにも飛び出してきそうな「前田吟」さんの演技は、切れが良く、このシリーズとしてはかなり異色のキャラクターかも。「山口果林」さんとの夫婦のぶつかりあいも見事に決まって見ごたえのある夫婦の誕生です。

ほぼ実年齢と同じ役をこなした「森脇英理子」さんは、甘え上手でありながら、なんとか両親の距離を縮めようとするけなげな娘役を好演。とびっきりの笑顔で視聴者を酔わせてくれました。(ドラマの視点)


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こちら本池上署 騒音の隣人 の視点

2006-01-08 20:47:50 | こちら本池上署

一人暮らしはまことに便利な空間ですが、思い描いたような自由を掴むことができるのは、ほんの一握りの人だけ。ほとんどの住民は、いつまで経っても止みそうもない嵐や、乗り越えらない壁の前で立ちすくみ、取り戻せない過去をなんとか振り切ろうと毎日を繰り返しています。

今回は、そんな意気苦しくてせつない都会のアパートで起きた事件の決着によって確かめられるものが描かれています。
こちら本池上署 第5シリーズ 第11話
「騒音の隣人」
制作/TBS テレパック
こちら本池上署公式ページ

一人暮らしのお婆ちゃんが部屋で殴られました。重症。犯人は、お婆ちゃんが犬にえさを食べさせているときに上がりこんできて、後ろから棒状のもので殴りつけました。

もちろんアパートで犬を買うのはルール違反。隣の部屋の住人・中山(売れないミュージシャンという役柄/岡平健治)がいつもこのお婆ちゃんと言い合いをし、また現場から逃げ去った人物がギターケースを持っていたなどという目撃談があり、まず中山に疑いが向けられました。

お婆ちゃんは、「あいつがやった……」の一点張り。中山の方も「俺がやった」と証言したことから、「この男に間違いない」と担当刑事は事件の早期可決に向けて自身を持ちますが、

自白にはあやふやな点が多く、また事件があった時間、篠田刑事は、中山が路上でギターを弾いていたところを偶然目撃。職質までかけていたことからやはり中山は「シロ」。

なんで? こいつ何を隠してる? しかし中山はあくまでも「俺がやった」と頑固な抵抗を見せます。

数日後、中山の知り合いと名乗る女性が突然池上署に現れ、「あれは私がやりました……」と別の証言。事件後の聞き込みで「現場から逃げ去ったのは、女性のようだった」という証言もあったので、捜査は振り出しに。この女性が「新容疑者」となりまたも事件が落着しそうになりましたが、

椎名署長は、この事件にはお婆ちゃんの過去が影響している、と感じていました。資料を読むと、お婆ちゃんの孫が「ミュージシャンを目指していたものの、志し半ばで事件にあい、帰らぬ人となった」という事実が浮かびました。

お婆ちゃんは、亡くなった孫のことを連想させる音楽に強い拒絶を見せるようになりました。だから……。孫と同じような人間(ミュージシャン)を見ると悪口を言うようになりました。椎名はそんなお婆ちゃんの気持ちを汲み取りました。

事件はあっけなく納まりました。道端でギターを弾いていた「別の男」がお婆ちゃんに再三注意されそのうち嫌がらせまでされるようになったので、頭にきてやったという事実が浮かびました。(まったくの第三者)

これまで捜査線上にあがっていた隣人の男女は、お互いにかばいあうという結末。(男は女がやったと思い、女は男がいつもお婆ちゃんと言い争っていたことを見ていたのでとうとうやったのか……と思い、音楽への夢を捨てきれない男をかばった)二人は、互いのつながりを確認し合いました。

お婆ちゃんには「辛い過去」があり、
隣人の部屋(音楽を目指す中山君とその彼女)には「現実という分厚い壁」がありました。

「同じアパートに住みながらも顔も名前も知らないなんて……」

事件の解決とアパート住民の親睦を兼ね、椎名署長は、中山君のコンサートを開くことを提案。それはなんと本池上署の会議室で行われました。バンド経験がある椎名や篠田も飛び入りで参加。婦警さんはコーラスを担当。

住民たちは、同じアパートに住む人とはじめての自己紹介を交わしたのち、中山君の曲で時間を共有しました。

椎名署長の良心によって、同じ屋根の下で暮らす人たちの心が一つにまとまりました。常に人を信じようとする椎名署長の人柄は、遠い記憶の中に埋まった暖かいものをヨミガエらせてくれます。このドラマはまだまだ続く。そんな予感が。(ドラマの視点)


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こちら本池上署 伝説のスリ師 の視点

2006-01-08 20:45:41 | こちら本池上署

犯罪でありながらも、ワザの到達までには苦行と修練が要求される仕事だけに、時には「伝承芸」などとも呼ばれ、窃盗犯の中でもとりわけ異彩を放っている「スリ」という職業。

とっくに消え失せたと思ってる人も多いでしょうが、被害件数は一向に減りません。手口は多様化し、昔ながらの「徒弟組」(ニ~三名のグループ)は減って、組織的で大胆な犯行が増えています。

今回ドラマ「こちら本池上署」に登場するスリは、そんな「新」「旧」が対比されて描かれています。
こちら本池上署 第5シリーズ 第10話
「伝説のスリ師/夏祭りの逮捕劇」
制作/TBS テレパック
こちら本池上署公式ページ

伝説のスリ師としてその名が知れた銀蔵は、いまは隠匿の生活を送っていましたが、街角で偶然、お年よりから現金を奪いとるスリを目撃。荒っぽいヤリクチを見て思わず駆け寄りました。「おまえ、スル相手が違う。弱いものから掏ってならぬ」と。

とはいうものの、勢いがある「新興スリグループ」に現役を引退した老いぼれスリの言うことが聞けるはずもありません。着々と縄張りを広げる新興グループに、本池上署も、特別チームを結成。取り締まり体制を固めました。椎名署長(高嶋政伸)は、銀蔵(加藤武)にも協力を求めますが、「この世界に足を踏み入れたからには警察とは縁を切ったも同然」と協力を拒みます。

新興グループの中には「子持ちの女性」(マサエ/井上晴美)がいました。まかさ? 自分の目を疑う銀蔵。そう忘れもしない。マサエは、数年前、家を出たまま姿を消していた銀蔵の養女でした。(銀蔵が育ての親)なんということか。あれほど「スリ」という仕事を嫌っていたのに。

祭りの夜、張り込んでいた署員が、スリの一人を検挙するや、たちまち一味の隠れ家が知れ、スリ集団は根こそぎ検挙となりました。

マサエは、娘のマミを抱えて、逃げますが、銀蔵や署員に囲まれてしまいます。ナイフを振り回し抵抗するマサエに、椎名らは説得を試みますが、「スリの父親が嫌いだった。人様のものを盗んで暮らしたいと思わなかった」と幼少の思い出を語り、自分自身へ嫌悪感を投げつけます。

しかしそこで生活安全課の高杉(佐藤藍子)が意外なエピードを披露しマサエの気持ちが変わります。高杉は、マサエの娘マミが毎日交番へ百円を持ってくる、という話を担当から聞いていました。

本人は拾ったと言っているものの、本当は《窃盗団で働く母親》のお金を返しに来ているのではないかと。マミちゃんはそのお金を使いたくなかったのではないか。それは盗んだお金。マミちゃんはすべて見ていたのでは。マサエは、自分が父から受けた傷を、娘にも与えていたことを知り、愕然となります。

スリという仕事を憎み家出までした娘がふたたびスリの集団に同化していくという「運命のはかなさ」と、自分が負った傷を再び娘にも与えてしまったという「運命の非情さ」が、池上本門寺に鳴り響く鐘の音のような無常の響き(朝と夕に鳴っている)となって心を揺さぶる作品です。

過去を断ち切ろうとナイフを振りまわす井上晴美の迫真の演技が魅力。汚れ役としての彼女の今後も期待大。(ドラマの視点)


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こちら本池上署 盗まれた手口 の視点

2006-01-08 20:42:04 | こちら本池上署

こちら本池上署「第四話」盗まれた手口

 昼行灯(ひるあんどん)などと呼ばれ、一見とぼけた風貌に見えるが、事件の確信を見抜く鷹のような視線で捜査を指揮する「本池上署」の椎名啓介・署長(高嶋政伸)と、副署長(橋爪功)以下、二十名近い「署員・本庁担当官ら」が犯罪捜査に取り組み、犯人との攻防の中からからみあった背景や複雑な人間模様を浮かびあげていくドラマ。

 こちら本池上署「第四話」は、「仮釈放された男」と「待ち続ける妻」との亀裂、そして自分の気持ちを乗り越えて再びもとの関係におさまろうとする夫婦の姿が、捜査の動きとともに描かれています。

 模範囚ゆえ刑期途中で仮釈放された男(井口勝/小沢和義)は、自分を待ち続ける妻(井口はるか/渋谷琴乃)のもとへ帰らず、行方がわからなくなった。一方、署内では、連続窃盗事件が起き、その手口が「仮釈放された男のそれ」と同じであることで、井口に疑いが向けられる。

 三年前、井口を逮捕したのは、女刑事の山野係長(松本明子)。罪を認め、模範囚として仮釈放された井口を喜び、彼の出所にあわせ新居まで借りた妻はるかを気遣った。井口は服役中、妻に愛情の手紙を送り続けていた。それを知った山野はどうしても井口の犯行だとは思えない。

 井口は刑務所を出たら妻と別れる決心をしていた。「おまえを捨てたんだ……」きっぱりと妻に言い放つ。妻はショックを受け、亭主の心変わりを受け止めることが出来ない。
 一方、井口をしつようにマークし犯行を自供させようとする署員だが、決め手がない。「井口は盗んだものを何処かへ隠している」それがわかれば……。

 しかしまもなく……。井口の疑いが晴れた。署長の機転によって別の容疑者が浮かび、自供となった。井口と同じころ刑務所に服役していた「別の男性」が、井口から聞いた手口をまねて犯行に及んでいたことがわかり事件は終結した。

 井口は、「おまえに幸せになって欲しいからこそ……」自分と別れるべきだと考え、一度は妻と別れる決心をしましたが、妻は辛くとも耐えて生き抜くといい、ふたりはよりを戻すことになりました。

 井口と同じ刑務所にいた「真犯人」は、井口から犯行の手口を教えてもらいましたが、そのとき「妻への思い──深い愛情」も伝え聞くことになりました。このことが刑事に語られたことで、いったん別れを決意した「男女」が再び結びつくことになりました。

 暴力団対策課から新任の刑事(竜崎愛/金子昇)がきました。やるきまんまんで勉強家、ちょっと短気で熱い男。行動力もあり頼もしい援軍となりそうな……。

 また、しばらく本池上署にいたあと本庁に配属されていた中井あずさ刑事(野波麻帆)が、水木刑事(金子賢)のあとを追って、「沖の島」に赴任することになりました。二人は夫婦となり、島の駐在所で暮らしていくということです。これで先週から、二人のレギュラーメンバーが異動となりました。(ドラマの視点)


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こちら本池上署 本池上署爆破 の視点

2006-01-08 20:39:48 | こちら本池上署
昼行灯(ひるあんどん)などと呼ばれ、
一見とぼけた風貌に見えるが、
事件の確信を見抜く鷹のような視線で
捜査を指揮する「本池上署」の
椎名啓介・署長(高嶋政伸)と、
副署長(橋爪功)以下、
二十名近い「署員・本庁担当官ら」が
犯罪捜査に取り組み、
犯人との攻防の中から
からみあった背景や複雑な人間模様を
浮かびあげていくドラマ。

こちら本池上署「第3回」は、
体に爆弾を巻き付けた男が、
本池上署に侵入。
説得する署員と、犯人との
攻防が描かれています。

爆破予告した犯人(原田大二郎)が、
署内に入り込み、立てこもった。

爆弾を巻き付け、予定の時間が
くれば爆発させるという。

捨て身の犯人に署内は、
騒然とするが、

事件発生以来、自らこの事件の
陣頭指揮をとっていた
「本部長」(西岡徳馬)が
実は、犯人の友人で、

二年前、ストーカーに追われていた
犯人の娘を(友人の娘を)自宅に預かり、
保護していたものの、目を離したすきに
狙われ、娘は命を落とすことに……

その後、犯人は(本部長の友人は)
離婚、職も失い、荒れた生活を送り、
「あいつのせいで……」
と本部長をうらむことになった。

そしてこの日(娘の命日に)、
犯行を行い、
自ら命を絶つことを決めた。

しかし二年前のストーカー事件は、
「本部長」に過失があったわけでは
なかった。

本部長宅にいた娘は……
離婚でもめている父母を説得しようと
して、その日たまたま、本部長の家を
飛び出し、自宅へと向かう途中に起きた。
(娘の置き手紙に記されていた)

二年ぶりにその事実を知らされることに
なった犯人は呆然……。
犯行を思いとどまった。

侵入犯を説得するにあたり、
家族の情をぶつけるという、
手法は「第一回」と同じですが、

犯行の動機が(逆恨み)
刑事ドラマとして
どれだけ共感を得られるかは疑問。

状況の説明が不十分で
わかりにくいところも。

署員を代表する熱血漢刑事が
(水木刑事/金子賢)
去っては、このあとの
刑事部屋が心配ですが、

新しい刑事が現れるか、
あるいはなんらかの形で水木が
関わっていく……など、
新展開が予想され、

ドラマは新しい局面へと
進み始めたようにも。

(こちら本池上署「本池上署爆破」/ドラマの視点)


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こちら本池上署 第2話 振り込め詐欺 の視点

2006-01-08 20:37:08 | こちら本池上署
昼行灯(ひるあんどん)などと呼ばれ、
一見とぼけた風貌に見えるが、
事件の確信を見抜く鷹のような視線で
捜査を指揮する「本池上署」の
椎名啓介・署長(高嶋政伸)と、
副署長(橋爪功)以下、
二十名近い「署員・本庁担当官ら」が
犯罪捜査に取り組み、
犯人との攻防の中から
からみあった背景や複雑な人間模様を
浮かびあげていくドラマ。

今回は、いま世間を騒がせている
「振り込め詐欺」を取り上げ、
被害者と加害者、それぞれの家族の
痛みを描いています。

本池上署の管轄内で最近振り込め詐欺が
多発し、署員たちは、「犯人を捜す班」と
「被害を防ぐ班」に別れて行動をとることに
なりました。

そんな中、啓介の妻、英子(高橋由美子)が、
「振り込め詐欺」の電話を受け、
まんまとだまされ、銀行にでかけますが、
女刑事の、高杉(佐藤藍子)と飛田(小倉優子)
に声をかけられたことで、
被害に遭わなくてすみました。

娘を信じているからこそ、思わず銀行に
出向いてしまう……
そんな親心をもてあそんだ憎むべき犯行。

英子は、そのことを主人に言わないで欲しいと
高杉らに頼みます。(英子のご主人は、
本池上署の署長、椎名啓介)

売れっ子の絵本作家である英子は、
自分の出版サイン会にきた子供の名前が、
「振り込め詐欺」で指定された
銀行口座の名義と同じであることに気が付き、
それを高杉に報告したことで、捜査が大きく動き、
やがて、一人の男の名前が、捜査線上に浮かびます。

英子は、自分のサイン会に来た「母と子」が
気にかかり、ふたりの家を訪れることで、
「サイン会に来た子供の、実の父親」が
(戸籍上、父は不在で、母子家庭になっている)
犯人である、と確信します。

「母子の逃亡」を察知した英子は、
二人のあとを追い、説得を試みますが、
犯人に襲われ……

危機一髪でしたが、

情報を聞きつけた署員らが
倉庫になだれ込み、
一件落着!
となります。

被害者である英子は、
自分の本を好きなってくれる人が
自分を騙したり、犯人と関わったりする
はずがないという信念から、
単独行動をとり、危険な目にあいました。

「振り込め詐欺はお金を奪っているだけ
 じゃない。人の心も奪っている。人を思い
 やる心をもてあそんで踏みにじんでいる」
振り込め詐欺の本質をえぐる言葉を、
啓介が叫びます。

犯人を(子供の実父を)かばい、
三人で逃亡しようとした母親は、
「あの男は、振り込め詐欺の片棒を押しつけ
られただけ……あんな人でもこの子の父親。
だから許して欲しい。子供がかわいそう」
と言いますが、

英子や女刑事は、
「本当に子供のことを考えているなら
 父親に罪を償ってもらうべきだ。
 あなたが正々堂々と生きていかないで
 どうする」と正面から意見をぶつけます。

脚本は、映画「ジュブナイル」や「機関車先生」で
お馴染み、時たま「トリック」の脚本も担当する
福田卓郎。短いセリフが心に響き、
あと味が良い作品に仕上がっています。
(ドラマの視点)


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こちら本池上署 第一話 の視点

2006-01-08 20:24:23 | こちら本池上署
昼行灯(ひるあんどん)などと呼ばれ、
一見とぼけた風貌に見えるが、
事件の確信を見抜く鷹のような視線で
捜査を指揮する「本池上署」の
椎名啓介・署長(高嶋政伸)と、

副署長(橋爪功)以下、
二十名近い「署員・本庁担当官ら」が
犯罪捜査に取り組み、
犯人との攻防の中から
からみあった背景や複雑な人間模様を
浮かびあげていくドラマ。

警察官として「犯罪を憎む不動の姿勢」と、
「人の心を動かすのは人である」という情念が
「本池上署」刑事の気迫となり描かれています。

好評につき今回が「第5シリーズ」。

暴力シーンが押さえられていることが特徴で、
それゆえ毎回登場する犯罪者の立ち回りが
ドラマの手応えを決めることになりますが、
初回は、たけし軍団でおなじみの
ダンカンが、サラ金業者の経営者を
呼び出すために、ライフル銃をもって
銭湯にたてこもるという役柄で登場。
家族を守るために捨て身の犯罪を
試みた孤独な父親役を熱演しています。

「孤独な父」は、返済をせまる悪徳金融の
社長にけがを追わせ、逮捕されますが、
父がいない間、悪徳一味は、娘の家族へも
いやがらせを続ける……
娘を守るため、父は(犯人は)
悪徳を殺すことで決着をつけようとした……

が、事件は意外な方向へ……

「本池上署の、副署長」と「悪徳社長」の
顔立ちが似ていることで……
それが不幸か幸いか?
「副署長」を「悪徳社長」だと思いこみ、
あとを追ってきた犯人は、銭湯の脱衣所で
「副署長」にライフルを突きつけるが、
間違いとわかり、呆然とするが、
それならほんものを呼べ、と息巻く。

犯人と刑事の一対一の説得が続く……

そしてそこには(その銭湯には)何故が
新任の女刑事・山野咲(松本明子)も
偶然居合わせて……。

やがて……父と娘の誤解が解け、
父はライフル銃を差し出すことに。

言葉と言葉のやりとりで犯人の心に
入ろうとする刑事の姿は頼もしく、
買収だ、増資だ、と数の勘定だけで
思想や理念が売買されるいまだからこそ、
よけいに格好良く見えてしまう。
(ドラマの視点)

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