父のカタキ(フランチャイズチェーンの経営者=春日/荻原聖人)を追い詰め、現金を騙し取った黒崎でしたが、父のうらみを晴らそうとすればするほど、復讐に燃える自分がみじめな存在にも思え、また背後の気まぐれにあやられる春日を自分と同じような境遇であることも感じ、結局春日への憎悪は固まらず、
黒崎は、春日の背後で糸をひく「ミキモト」(岸部シロー)へ積もり積もった憎悪をぶつけようとします。ミキモトの会社を突き止めた黒崎は、単身そこへ乗り込みますが、すでに捜査の手が伸びて……。
エリートをすべり落ちて黒崎を逮捕することがだけ生甲斐となってしまった神志名刑事がついに黒崎に手錠をかけます。神志名の戦果によってドラマに幕が下りるかと思われましたが……。
なんと……。黒崎の手口を告発した女詐欺師(杉田かおる役)がここへきて「あれはウソだった。刑事にすごまれてしょうがなく言った」などと証言したため、摘発の根拠が消え、土壇場で黒崎は釈放へと。どうやら女詐欺は、黒崎の親分である「桂木」と取引を行い、多額の報酬を受け取る代わりに「これまでの発言をくつがえす」ことを約束。神志名の執念はひとます空振りに終わります。
詐欺師を自在に操るフィクサー役の桂木が最後まで怪しい演技。敵か見方かわからないそぶりを見せながらも、同僚(ミキモト)や部下(黒崎)に対しきめの細かい心配りをみせ、熟練された詐欺師の心得を説きます。
黒崎を思い続けた氷柱とゆかり。氷柱は「黒崎のような人間を作らないためにも自分は検事をめざす」といい、ゆかりは「修行して出直す……」と旅立ちを宣言。ドラマは生真面目ゆえ誤解がしょうじ、一人の詐欺師を奪い合うカタチとなった未来ある二人の友情も描いています。
ドラマの大部分は「桂木に近い視点」によって描かれ、後半「神志名刑事」が動き出したことで緊張が増し、氷柱とゆかりのぶつかりによって毎回黒崎の心理が浮かぶという、見所のあるストーリー展開。最後まで「心の中」を見せずに終わった黒崎の存在が、いまの時代のなにかを象徴するようにも思え、哀愁が漂う、ハッピーエンドでした。(ドラマの視点)
この記事がよろしければここを押してランキングにご協力下さい→
黒崎は、春日の背後で糸をひく「ミキモト」(岸部シロー)へ積もり積もった憎悪をぶつけようとします。ミキモトの会社を突き止めた黒崎は、単身そこへ乗り込みますが、すでに捜査の手が伸びて……。
エリートをすべり落ちて黒崎を逮捕することがだけ生甲斐となってしまった神志名刑事がついに黒崎に手錠をかけます。神志名の戦果によってドラマに幕が下りるかと思われましたが……。
なんと……。黒崎の手口を告発した女詐欺師(杉田かおる役)がここへきて「あれはウソだった。刑事にすごまれてしょうがなく言った」などと証言したため、摘発の根拠が消え、土壇場で黒崎は釈放へと。どうやら女詐欺は、黒崎の親分である「桂木」と取引を行い、多額の報酬を受け取る代わりに「これまでの発言をくつがえす」ことを約束。神志名の執念はひとます空振りに終わります。
詐欺師を自在に操るフィクサー役の桂木が最後まで怪しい演技。敵か見方かわからないそぶりを見せながらも、同僚(ミキモト)や部下(黒崎)に対しきめの細かい心配りをみせ、熟練された詐欺師の心得を説きます。
黒崎を思い続けた氷柱とゆかり。氷柱は「黒崎のような人間を作らないためにも自分は検事をめざす」といい、ゆかりは「修行して出直す……」と旅立ちを宣言。ドラマは生真面目ゆえ誤解がしょうじ、一人の詐欺師を奪い合うカタチとなった未来ある二人の友情も描いています。
ドラマの大部分は「桂木に近い視点」によって描かれ、後半「神志名刑事」が動き出したことで緊張が増し、氷柱とゆかりのぶつかりによって毎回黒崎の心理が浮かぶという、見所のあるストーリー展開。最後まで「心の中」を見せずに終わった黒崎の存在が、いまの時代のなにかを象徴するようにも思え、哀愁が漂う、ハッピーエンドでした。(ドラマの視点)
この記事がよろしければここを押してランキングにご協力下さい→
