ラジオと僕

ラジオを買った。

携帯型のラジオ。

ラジオはPCでラジコを聴ける環境にある。
ラジコならクリアな綺麗な音質で聴ける。

でも何かが物足りない。


携帯型のラジオを買ったのは震災がきっかけ。

停電を想定して、懐中電灯や電池も買った。
でも新宿で停電は無かった。

それでも僕は携帯型ラジオで毎日ラジオを聴いている。

都心は建物ばかりで電波が不安定で綺麗な音質じゃない。
だけどラジオから聴こえるノイズ音に何故か安心してしまう。
それはビルの間を通ってこのラジオに辿り着いた証。



昔からラジオが好きだ。
でもFMはほとんど聴かない。
FMのようなハイセンスな音楽は合わない。
AMの飾らない感じがたまらない。

オールナイトニッポンはアーティストや芸人の素が少し見える気がした。

福岡の天神からの生放送番組は田舎育ちの僕に少し都会を感じさせてくれた。

地元のラジオ局の番組は地元の大人と対等に戦える唯一の場所だった。
小学生の頃はラジオにネタの投稿もして、割と採用されていたものだ。


あれ？この話前にも書いた気がするわ。


まあいいや。



実家の自分の部屋で
安いパイプベッドに寝ながら夜な夜なラジオを聴いていた頃が懐かしいなぁ。

東京に出てきたばかりの17歳の頃、テレビが無くてもラジオを聴いていれば寂しくなかった。

いつしかラジオを聴かなくなり、たまにラジオを聴こうとしたときは鉄筋コンクリートのマンションが電波を邪魔した。


そうだ。
このままラジオ人間に戻ろう。

ラジオは映像を観ない分想像力を掻き立てられる
。

これからラジオを手に僕は駆け出して行くんだ。


ラジオは僕の心の友達です。
















































































エーシー♪