めぞん一刻

たまには浮かれてないで真面目な漫画感想でも、と思い、最近読んだ高橋留美子さん「めぞん一刻」のお話など綴ってみました。

と言ってもアニメや映画にもなった有名作品なので、未読な方少ないかもですが、せち辛い世の中にウンザリしてる時、

疲れを癒したい時などは、是非再読お薦めします。



こちらの漫画と出合ったのは、もぅかれこれ19年前、当時、我が地方では、夕方にアニメの再放送をしてまして、

調度、新婚バリバリ（笑）だったとゆ～のに、夕ご飯の支度もそっちのけで、嵌って見てしまったとゆう・・・

思い出の深～い作品であります（ごめんよぅパパ～、もぅ時効よね、おほほ）

今回、文庫10巻を一気読みしたのですが、いやぁ～懐かしくて・・・涙がでました（ほろり）



未読の方のために、ちらっとだけ、ネタバレしますと、今じゃ多分皆無じゃなかろーかと思われる、風呂なし、トイレ・洗面所共同のボロイアパートが舞台のお話なのですが、

若くして未亡人になってしまった、このアパートの管理人・響子さんと、さえない浪人生、ここの住人である五代くんとの、長期に渡る恋愛模様・・・

この二人のやり取りが、なんともかわゆくて、じわっと心に沁みるんですね。

出逢った時は、響子さん未亡人暦1年目の21才、かたや五代くん、浪人1年目の19才、二人がくっつくまでには、6年の歳月がかかります。

一途に思い続けているのに、優しさ故の優柔不断さが災いしてか、貧乏くじばかし引いてしまう五代くん、

一方、もぅとっくのと～に、気持ちは惹かれているのに、いつまでも天邪鬼な響子さん、

と、この二人を取り巻く、実に個性的な、いや変態（笑）住人たちとの、ドダバタラブコメ漫画、

ぎゃはは～と笑ながらも、心があったまる作品です。



それにこの漫画、昭和55年～62年連載なのです。その頃の時代背景もあちらこちらに出てきますので、その頃青春してた方には、懐かしさもつのるんじゃないかと。

ああ～携帯なんてなかったわ～とか、「共通一次」なんて死語も出てきて、懐かしさに涙ぐんだら、ほら、あなたも同世代（爆）



今春、ど～やら、スペシャルドラマとして登場するらしいです。響子さんは伊藤美咲さん、五代くんは中林大樹さん←この方、今回初めて見ましたが、

かな～りのイケメンくんこんないいおのこが、五代くん役でいいのか？とちょっと思ってしまうくらいの（ふふふふ）

でも、かっちょいいとゆ～より、かわゆいタイプのよ～なので、合っているのかも。興味のある方はこちら↓

ドラマ　めぞん一刻



で、今回、原作一気読みして新たに思った事は、五代くんって、最後の最後にはキメル男だったのね（笑）でした。

だってね、すんごいんですよ、彼のセ・リ・フ♪こ～言われて心動かない女はいないだろ～ちゅうほどに・・・

五代くん悩殺セリフ（爆）

その1、他の女との仲を疑われたとき
「あなたしか抱きたくないんですっ！！」

その2、結婚が決まり、亡くなった旦那さんの墓の前で
「初めて会った日から響子さんの中に、あなたがいて・・・そんな響子さんをおれは好きになった。だから・・・あなたもひっくるめて、響子さんをもらいます」

ど～ですか？こんな風に言われたならば、あなたは平然としてられますか～？
私は無理っす完璧ドつぼに嵌るでせう



で、もうひとつ気になったのが、四谷さんの正体はいかに？？？？

結局最後まで、四谷さんの素性って明かされなかったじゃないですか。あの人の生活ってど～やって成り立っていたのか・・・ほんとにほんとに不思議です

なので、仮説を立ててみました。

その1、実は金持ちのぼんぼんだが、家のしきたりに嫌気がさし家出中。金は心配症の執事から時々送金してもらっている。正月は年取った執事の為、一緒に紅白歌合戦を鑑賞。

その2、実は未来人！タイムトラベルのパトロ～ル隊員で、歴史を荒らすふとどき者を監視する仕事をしている。正月は特別休暇で、未来の家族とおせちを食べている。

その3、ただの暇な宇宙人だった。

我こそは～、四谷さんの正体を知っている！とゆ～方（爆）その4以降募集中です。たくさんのご応募待ってま～す



ああ～今度こそは、真面目な感想になる筈だったのに・・・

結局、浮かれ記事だわ

皆さん、ど～か見捨てないでね～ぇぇぇ