kebaneco日記

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古いものと新しいもの

2010年01月27日 | 折々の話題
帰国してみると国会が始まっていた。しかし小沢センセの政治資金管理団体の問題とか、管財務大臣が経済の基礎的知識がないのを暴こうとする質問とか、ぶっちゃけそれは別の場所でやってくれればよろしい、税金使って今から選挙活動しないでほしい、さっさと予算をど~にかせ~よな状態。これでは納税者はいつまでたっても報われない。民主党の危うさは感じないではないけど、こうなったらもう「どっちのようがより酷くないか」って話にまでレベルは落ちておる。

それにしてもねぇ、自民党って野に下っても国民が一体何を欲しているのかわかんないアホだったのか、こともあろうにあたしったら自民党を過大評価しておったぞと、ある意味感慨深い(苦笑)。

は、とりあえずさておき、タイトルにあるように「新しいもの」と「古いもの」を紹介しよう。

世界最高のタワー、ブルジュ・カリファ。ドバイの空港の窓から遠くに見えた


完成直後なのに蜃気楼のようだ(苦笑)。

このタワーは韓国の会社が建てたそうだけど、ウガンダには中国の援助がじゃんじゃん注がれているようだった。カンパラの日本の霞が関に当たる地区には、こんな建設現場があった。支援供与国が紐なしの援助を行う中、資源外交としての援助にいそしむ中国は、依然バリバリの紐付きの援助を行っている。おかげでウガンダの一般市民にとっては東洋人=中国人のようだった。「どこから来たの?」ではなく「中国人か?」って聞かれて頬がヒクヒクしたあたし、実は愛国者か(笑)?

「ウガンダ」って中国語でこう表記する


カスピにあるブガンダ王朝の王墓群、ユネスコの世界遺産に指定されている


内部はこんな感じ


代々の王が「森に御隠れになる」とここに葬られる。「行くとがっかりしますよ、なんせウガンダ三大がっかりのひとつですから」「行く必要ないですよ」「しょせん巨大甘食ですから」などという「雑音」にもめげず行ってみると、昼間でも薄暗い建物の中で、ボランティアがこの世界遺産の意義を説明をしてくれるというなかなか味わいのある場所であった。

この国の「三大がっかり」。一つは昨年8月に行った「ナイルの源流」だと思うのだけど、残りの一つはなんだろう・・・

世界は古き良きものを守り、新しいものをどんどん取り入れている。日々すごいスピードで動いてもいる。日本もいい加減内向きな自己満足から脱皮してほしい、じゃないと本当に置いていかれてしまう。が、国会の論戦(と呼べるのかすら疑問)を見ていると、とっても暗い気持ちになる。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ホットしました (ちらり~ん)
2010-01-27 09:13:51
国会の今の状況、語彙不足からモヤモヤ感じていることを、こうしてkeba節で聞くと、kebaさんが帰国されてホッとしました。
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Unknown (keba)
2010-01-27 16:11:42
>ちらり~んさま
自分の身分にしか危機感を持てない人は政治家としてふさわしくなく、
私たちが欲しいのは
国の将来や国民生活に対して危機感を持っている政治家であり、
国民の緊急を要する課題を解決することで、
自分の身分が保証されることを理解している政治家のはずです。

なぜ一億もいる国民からたったの数百人そういうまともな人がでてこないのでしょうね。
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