出張は難問

猫らと暮らすようになっても、夫婦おなじタイミングで出張することがあるので、Y木さん夫婦には本当にお世話になっている。

何日間留守をするかを書いた紙切れと鍵を渡すだけで許していただいているので、本当に申し訳ない限り。朝と晩にご飯とお水をあげに来てくれるのだけど、ついでに窓を開けて空気の入れ替していただいて、しかも猫らと遊んで下さるので、本当に有りがたい。

そうなると一番難しいのは、なぜだか猫らに出張を悟られてしまうこと。「置いていくのね」とでも言いたげな顔をしてスーツケースの上に乗っかられた日には、仕事とはいえ心は後ろめたさで一杯になる。

おまけに長期出張だったりすると、帰ってきても歓迎されるより「あ～ら、ずいぶんお留守だったじゃないの」とばかり、しばらく微妙な距離を置こうとする。頭をなでようにもするりと逃げられてしまう。

このあたりはきっと犬と猫の違いなんだろうな～と思いつつ、毎月のように出張しているkebanecoなのでした。それにしても、猫らの寝顔ってどうして、見ているだけでやさしい気持ちになれるんだろう・・・