宗派は違うけど

昨日は母の命日だったので、近所の護国寺にお参りした。新緑が鮮やか、サツキが満開、の参道。いつもはこの辺りでもお猫様のお出迎えがあるのだけど、この日はちょっと早かったため空振り。

 

 

 

護国寺には富士山信仰の名残の富士塚の音羽富士がある。今日は残念ながら素通り。

 

護国寺は家綱が母の桂昌院のために建立したお寺なので、曹洞宗の我が家とは異なる真言宗のお寺だけど、母親つながりで。

 

本堂が解放されていたので、上げていただいてしばらく夫婦で内部を拝見した。東京大空襲でも被災しなかったので、日本最大の木造の本堂として重要文化財に指定されている。桂昌院が使っておられた籠が展示されていた。ここにいると江戸時代ってついこないだだったの？って錯覚する。

 

 

 

 

本堂を裏から見るとこんなふう

 

 

 

 

 

初夏を思わせる日差しに猫も気持ちよさそう

 

 

 

 

 

墓地にも大きなお猫様が鎮座

 

 

墓地を横切って、先日自転車に乗った母娘が運転操作を誤った高齢者に轢かれて命を落とした現場を通り過ぎて、池袋へ。主人が修理に出していた品を受け取って、帰る前に池西の地下の、母が好きだった福砂屋に立ち寄り。

 

 

 

福砂屋では手作り最中を主人の母の母の日のプレゼント用に、ふた切れずつ入ったカステラをあたしたち用に購入した。手作り最中は目の毒なので（苦笑）さっさと梱包。

 

あたし、恵方巻き一本より福砂屋のカステラ一本黙って食べたいかな（笑）。

 

 

 

こないだ実家から引き取ってきた急須とお茶碗、茶托と銘々皿でさっそくお茶の時間。

 

濃いめに出した緑茶、悪くないね〜なんて言いながら、甘いもの大好きでお土産の和菓子を一晩でペロリと平らげたよね、なんて思い出話をしつつ母の代わりに、母を想って頂きました。