マロが入院した。
今まで絶対にしたことのない粗相をし、呼んでも応えない、心ここにあらずって感じ、うるさくするならボク静かなところに行くもんねって、いつもは入らない台の下でうずくまる。誰が見てもまずい状況。主人は仕事で出かけた後だったので、ひとりパニックのあたし。
滝野川ペットクリニックは日曜日がお休み。でも月曜日まで待てる状況じゃない、どうする?まずは猫友のY木さんちのまりさんに電話して「日曜日もやってる病院しらない?」。神楽坂にあったはずと言われて調べているうちに、まりさんから電話があり、猫ボランティアのK山さんに聞くのがいいと思うとアドバイス。そうじゃ!とK山さんに電話して、板橋区にあるペットクリニックがいいのでは?といわれ、場所を教わった。たしかK川さんもチーズを連れて行ってるあのあたりでは有名なペットクリニック。「いきます!そこ!」と叫んで電話を切り、ワクチン証明書とマロに飲ませている薬を握り締め、マロをバッグにおしこめて、玄関を出た。
再びK山さんから電話がありさっき思い出せなかった病院の名前を教えてもらい「あたしも後で顔出すから」といわれた。拾ったタクシーの運転手さんに「猫がいるんですけどいいですか?」「いいよっ!」でペットクリニックに直行。
よっぽど私がパニクってるように見えたのか、受付の女性が「待てますかね?どうですか?」と気遣ってくれ、多分大丈夫と答える私をどうやら信用できず(苦笑)、しばらくして受付カウンター越しに先生が聴診器あてて緊急度を測定。で、普通に順番が来るまで待てるという判定を頂いた。
犬と猫の待合コーナーがちゃんと分けてあるんだけど、時々お犬様たちが大きい声で鳴くのでマロさん固まりまくり。そうこうしているうちにK山さんが現れ雑談。いろいろ教えてもらい、慰めていただき、結局診断結果が出るまでの1時間以上私に付き合ってくださった。
マロは先生の触診で「膀胱がパンパンです」。体重が200グラムも減っていた。排尿しようといきんで吐いてしまうからだそうだ。そういえば今朝廊下に昨日食べた分全部といっていいくらいの量、もどしてた。
で、即超音波で画像診断。画面に収まらないくらい膀胱はパンパンに膨らんでいて、カテーテルを入れて採尿しましたと見せられた尿が血で真っ赤になっていた。腎臓の状態を調べるために採った血は脱水症状を示すドロドロ血だったそうだ。あたしって、いったいどれだけのマロの「痛いよ、助けてよ」のサインを見逃していたんだろう。。。最低なシモベだ。
診断の説明を受け、今後の治療として入院と在宅療養の二通りのオプションの説明を受け、昼間留守番させているということから考えて入院しか選択肢はないと判断して入院させた。
数値から見て多分水腎にはなっていないだろうと言ってもらって一安心。点滴で栄養を補給しながら、カテーテル留置で排尿させ膀胱を休ませ、療養食で尿が正常に戻るのを待つ。3~4日の入院が想定されるということだった。帰る前入院準備が整ったところで、エリザベスカラーをさせられ、面会用のケージの奥のほうで固まっているマロに会った。ごめんね、こんなことになっちゃって。薬あげてるから大丈夫だと思ってたあたしが手抜きシモベだったね。
空のペットキャリーを手に帰宅して、ケバの顔を見たら安心して逆に怖くなって体が震えた。もうちょっと違うタイミングでマロの異変がおこったら、見逃してもっと大変なことになってしまったかもしれない。
この文章を書いてるうちにだんだん落ち着いてきた。で、思う。他人が拾ってきたマロを引き取ったあかの他人のあたしに付き合って、日曜日に病院の待合室であたしの話し相手になってくれるなんて、K山さんって本当に天使みたいな人だ。改めて実感した。そして、すごく感謝した。
今まで絶対にしたことのない粗相をし、呼んでも応えない、心ここにあらずって感じ、うるさくするならボク静かなところに行くもんねって、いつもは入らない台の下でうずくまる。誰が見てもまずい状況。主人は仕事で出かけた後だったので、ひとりパニックのあたし。
滝野川ペットクリニックは日曜日がお休み。でも月曜日まで待てる状況じゃない、どうする?まずは猫友のY木さんちのまりさんに電話して「日曜日もやってる病院しらない?」。神楽坂にあったはずと言われて調べているうちに、まりさんから電話があり、猫ボランティアのK山さんに聞くのがいいと思うとアドバイス。そうじゃ!とK山さんに電話して、板橋区にあるペットクリニックがいいのでは?といわれ、場所を教わった。たしかK川さんもチーズを連れて行ってるあのあたりでは有名なペットクリニック。「いきます!そこ!」と叫んで電話を切り、ワクチン証明書とマロに飲ませている薬を握り締め、マロをバッグにおしこめて、玄関を出た。
再びK山さんから電話がありさっき思い出せなかった病院の名前を教えてもらい「あたしも後で顔出すから」といわれた。拾ったタクシーの運転手さんに「猫がいるんですけどいいですか?」「いいよっ!」でペットクリニックに直行。
よっぽど私がパニクってるように見えたのか、受付の女性が「待てますかね?どうですか?」と気遣ってくれ、多分大丈夫と答える私をどうやら信用できず(苦笑)、しばらくして受付カウンター越しに先生が聴診器あてて緊急度を測定。で、普通に順番が来るまで待てるという判定を頂いた。
犬と猫の待合コーナーがちゃんと分けてあるんだけど、時々お犬様たちが大きい声で鳴くのでマロさん固まりまくり。そうこうしているうちにK山さんが現れ雑談。いろいろ教えてもらい、慰めていただき、結局診断結果が出るまでの1時間以上私に付き合ってくださった。
マロは先生の触診で「膀胱がパンパンです」。体重が200グラムも減っていた。排尿しようといきんで吐いてしまうからだそうだ。そういえば今朝廊下に昨日食べた分全部といっていいくらいの量、もどしてた。
で、即超音波で画像診断。画面に収まらないくらい膀胱はパンパンに膨らんでいて、カテーテルを入れて採尿しましたと見せられた尿が血で真っ赤になっていた。腎臓の状態を調べるために採った血は脱水症状を示すドロドロ血だったそうだ。あたしって、いったいどれだけのマロの「痛いよ、助けてよ」のサインを見逃していたんだろう。。。最低なシモベだ。
診断の説明を受け、今後の治療として入院と在宅療養の二通りのオプションの説明を受け、昼間留守番させているということから考えて入院しか選択肢はないと判断して入院させた。
数値から見て多分水腎にはなっていないだろうと言ってもらって一安心。点滴で栄養を補給しながら、カテーテル留置で排尿させ膀胱を休ませ、療養食で尿が正常に戻るのを待つ。3~4日の入院が想定されるということだった。帰る前入院準備が整ったところで、エリザベスカラーをさせられ、面会用のケージの奥のほうで固まっているマロに会った。ごめんね、こんなことになっちゃって。薬あげてるから大丈夫だと思ってたあたしが手抜きシモベだったね。
空のペットキャリーを手に帰宅して、ケバの顔を見たら安心して逆に怖くなって体が震えた。もうちょっと違うタイミングでマロの異変がおこったら、見逃してもっと大変なことになってしまったかもしれない。
この文章を書いてるうちにだんだん落ち着いてきた。で、思う。他人が拾ってきたマロを引き取ったあかの他人のあたしに付き合って、日曜日に病院の待合室であたしの話し相手になってくれるなんて、K山さんって本当に天使みたいな人だ。改めて実感した。そして、すごく感謝した。