kebaneco日記

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不安と期待

2013年06月16日 | 折々の話題
トルコがゲジ公園内のデモ隊を催涙弾等を使って強制排除し、けが人を多数出した。反政府デモがありながらも国民の60%以上が支持するエルドアン首相、デモ隊と直接対話に出たものの譲歩しすぎると自らの政治生命にも傷がつく、双方妥協の余地が少なく解決策がが見いだせずメンツをつぶされた形の政府が強攻策、ってことだろうか。強制排除で散り散りになった反政府デモ参加の若者達と、首相との間の懸案は全く解決されていない。今後どうなるのか不安な情勢。

一方14日にはイランで大統領選が行われ、穏健派のロウハ二師の得票率が過半数を超え当選した。護憲評議会という大統領選出馬を許可する組織(何百人という候補者から8名に絞った)で唯一生き残った穏健派で、イランの重鎮ラフサンジャニ元大統領の元側近、ハタミ前大統領時代の核交渉担当者でもあり、ラフサンジャニ前大統領の支持も得たとされる、ロウハニ師が劇的な勝利。期待が持てる展開。

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