6月から公開の映画

今をときめく菊地凛子さんがアカデミー賞のノミネートに前にすでに途中まで撮影を終えていた「図鑑に載ってない虫」という映画が6月に公開される。

昨年夏の撮影の続きのため3月アメリカから帰国し残りの撮影に入ったのだけど、この間髪を染めたりいろいろしていたにもかかわらず、現場に去年の姿のまま現れ「さすがプロ！」と周りをうならせた、と記事がつづっている。

彼女、アカデミー賞の授賞式にシャネルから提供されたドレスにクラシカルなヘア＆メイクで現れ「今日はネガティブなことは言いたくない、この場に居られるだけで感謝している」ときちんとしたインタビュー応対してる姿が記憶に残った。だってドリームガールズのほうが有力なことは授賞式が始まる前からわかってたわけで、それを正確に分析して卑屈でもお気楽でもないコメントするなんてたいしたもんだ。「この子賢い！」と夫婦で関心した。

その後目にした雑誌で彼女のことをファッションチェックでよく出てくるめがねかけた太ったおっさんが「もっと目を引く抜けたファッションで現れて欲しかった」とコメントしてたけど、kebaはそのおっさんにNG賞をあげたい。

アカデミー賞授賞式のような由緒正しい場所にはいくら個性を認められてナンボの世界で生きる女優とはいえ、過度な自己表現ではなくその場にふさわしい姿で現れるべきだとkebaは思う。アカデミーの長い歴史に対する尊敬の念、その場に居られるうれしさ、そこにいられるような作品作りのため一緒に働いた人に対する感謝などなどは「自分ひとりが際立つ自己表現ファッション」ではなく「その場の格式を重んじるファッション」で表現するべきだと思うもん。

ってわけで、菊地凛子さんの次回映画に注目してるkebaです。あ、でも１４日から公開のクイーンも観たいにゃ～～

写真はシネマトゥデーから拝借しておる