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kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

ナイルの源流へ

2009年08月18日 | 旅行記&その他
週末を利用して、ウガンダの訪問先が「ウガンダをもっと知ってもらおう」と、ナイルの源流への小旅行を計画してくれた。途中マビラ森林保護区でトレッキングをして、ナイル源流近くの滝を見て、いくつかあるリゾートホテルのどこかで昼食を取り、源流を見て帰ってくるというもの。途中日本がODAで建設した橋なども見学。

緑の木々と赤土のトレッキングコースの入り口。木漏れ日がキラキラしてきれい


保護区には樹齢何年かわからないような木々がそびえて、昼なお暗い感じ


最初にあった木の枝が折れてくぼんで水や葉っぱがたまる場所に、鳥が運んできた種が発芽し、寄生しつつ育った木が、最終的には宿主を飲み込んで成長するという木々。

上から下へと侵食する寄生樹が地面にたどり着いて、貪欲に栄養を求めて根を張っている様子は、不気味ともいえる


でもトレッキングしているうちに、折れて地面に落ちた枝も、別の命の栄養となり


倒れた樹木も、やがて朽ち果てて土に帰る様子を目にして、全てが受け入れられる気持ちになる


そこからまた少し車に乗って、ナイル源流から少し下流にある滝までドライブ。

リゾートホテルの庭から撮った写真。左側に突き出ている金属の物体は、バンジージャンプ台


更に進むと、日本の山奥の滝とは違うけど、豊かな水量のブジャガリ滝にたどり着く


激流ということばがぴったり


お昼を済ませてナイルの源流へと移動。

ここに始まるナイル川は3ヶ月かけて6400キロを旅して地中海に注ぐ、とある


この小島の後ろに湧き水があり、それがナイルの最初の一滴だと、現地の人の説明


お水が湧き出るところが見られるわけじゃなくて、ちょっと拍子抜け。まぁ、こういうのがあたしの中での「アフリカ的」なおおらかさと合致していて、「まっ、こんなもんさ」とすんなり納得。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (クラリス)
2009-08-18 14:52:31
>お水が湧き出るところ

そこには近づけなかったのですね。
6400キロの始まりなのだから見てみたいですよね。

写真は日本だったらもうりっぱな本流ですね。
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大自然 (小豆)
2009-08-18 19:13:25
素敵素敵!
日本とは違う自然が垣間見れて私もうれしいです。
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Unknown (keba)
2009-08-18 20:53:49
>クラリスさま
ここはビクトリア湖が川になって流れ出す場所なのですが、日本の地図には「ナイル川」とは記されていません(苦笑)。
エチオピアに源流を持つ青ナイルとこの白ナイルがスーダンで合流して、ナイル川と名前を変えています。
しかも途中いろいろな「源流」をもつ川と合流したり、いろんな川が流れ込む湖に注いでいたりするのです。
だから真面目に考えると、いったい国際河川の「源流」ってなによ?って話になるのですが、まぁ、憎からず思っておるウガンダがそういうのなら、ここが源流なのであろうと、極めてB型的対応をしておりまする、あはは。
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Unknown (keba)
2009-08-18 20:59:36
>小豆さま
昨年夏の西表島でのトレッキングとはまた違った意味で「自然」を感じることができました。
自分が朽ち果てたらそこから新しい命が栄養を貰って伸びていく、去り行く命が新しい命を支えている、そういう場所に立つと心が洗われる気がします。
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