kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

誤解

2011年10月29日 | 猫ら&家族
お天気に恵まれた今日は、ケバがベランダで午後の陽ざしを浴びて気持ちよさそうにしている
  こっちまでいい気持になる

とはいうものの、あたしと実家の母の関係はかなり雲行きが怪しい。父が退院してから、実家に電話すると母は時候の挨拶が終わるとすぐに「お父さんと代わるね」というようになった。最初は父の退院直後だったので気を使っているのかな?と思ったけど、先日うちでご飯を食べた従妹から「おばちゃん(=keba母)、kebaに施設に入れられそうになったって怒って電話してきた」という話を聞いて、私が母を施設に入れようとしたと誤解して怒っているのだ、だから口を利かないつもりなのだ、と納得した。

まだ父が入院しているころに、母に介護認定のための面接を受けてもらうため「介護認定を受けて施設が使えるようになれば、その施設にショートステイでしばらく泊まれるようになって、こんどお父さんが入院しても夜1人ぼっちになる心配がなくなるから」と説明した。その後介護認定が取れ、父も退院し、義妹と両親の3人で施設の見学に行ってもらった。もう父が退院したことだし、これからは自宅で二人で暮らして、昼間認知症のデイケアに通う場所として。父が退院した以上ショートステイはおろか一泊すらもする必要のない場所として。でも、その説明が十分でなかったようだ。

母は到着後館内見学で見かけた体が不自由な高齢者入居者に驚き、個室を見せられて「ここに入れられる」と勘違いしたのだろう、施設内では腕組みして無口になり、帰りの車に乗るやいなやその怒りを爆発させた。帰宅してからも随分怒りは収まらなかったらしい。その後落ち着いたけれど、以来、それをアレンジしたあたしを恨んでいるらしい。でもあたしが近くに居ないので、あたしの「策略」に「加担した」として、父に対して八つ当たりしている模様。

愚痴など言わない父が電話の向こうで「最近は忍の一字だよ」という。あたしが「あたしのせいだよね、ごめんなさい」と言うと「お母さんの病気はおこりっぽくなるらしいから、kebaのせいではない。気にするな、いいんだよ」という。うぅぅぅ。これじゃぁあんまりだ、父がかわいそうだ。義妹によると、父は最近泌尿器科・内科・整形外科・歯科と病院通いに忙しいらしいと言っているようだ。義妹は「個人病院なので、ものすごい量の薬を出されてるんですよ」と心配そう。でも、それって母から離れるための方便なのかもしれないと思う。なので父の通院については、批判がましいことを言わないように気をつけようね、というメールのやり取りをした。

よかれと思って進めたことだったけど、母のお気に召さなかったのみならず、一番事情が分かっているあたしが同席できなかったせいもあり、母に勘違いさせて彼女を傷つけたことは、本当に申し訳ないことをしたと思っている。あたしが同席していても同じことになった可能性は高いけどさ。とりあえず今後も介護保険関係でいろいろと「提案」せねばならないこともあろうから、介護保険=実の娘に施設に入れられること、っていう誤解は解いておきたいところ。でも認知症って人から嫌な思いをさせられたという記憶は残るらしいので、いまさら「それは誤解だ」と説明すると、再び嫌な記憶を呼び覚ますだけでなく、「あなたが間違っている」というされたくない指摘までうけることになる。母にこの件で何度も嫌な思いをさせるのは避けたい、それだったら誤解されたままであたしが悪者になっていたほうがまだましだ。けど、父が道連れにされて誤解されている状態は、どうにか解消したい。

困ったなぁ~。どうしたもんだか。ただいま、へこみつつも鋭意知恵絞り中。

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (クラリス)
2011-10-30 00:03:48
難しい問題ですね。
相手に思い込みがあると、周りがいくら心を尽くして説明しても受け付けてもらえないってことありますね。
私も時々母に対して『へ??何で???』と思わされて凹みます。

kebaさん、元気出してね。
返信する
>クラリスさま (keba)
2011-10-30 12:04:22
>kebaさん、元気出してね。

にゃぁ~
返信する
おじゃまします。 (まろ)
2011-10-31 09:45:55
どの記事にコメントしようかと悩むほど、間口が広いですね。
やはり働いておられる方はパワー全開!て感じで、こちらまで元気をいただきました。
個人的には「ラミー」がツボです。初期の、ブタの落し蓋も。これは、ワタクシもいつも「落としぶたって、どんなブタ~?」と言い廻って、ひんしゅくをかっています。
介護問題はあまり考え出すと狂いそうなので、ほどほどにしようと思っても、やはり真剣勝負になっていしまい老母とやり合うこともあります。
「どげんか せんと いかん」もはや過去の人である東国原元知事の言葉が、みょうに身に沁みますです。
返信する
失礼しました。 (まろ)
2011-10-31 10:19:55
URLを貼り付けていませんでした。
また遊びに来ます。よろしくお願いします。
返信する
>まろさま (keba)
2011-10-31 11:08:44
いらっしゃいませ
随分昔のエントリーまでご覧いただき、恐縮です
ブタの落とし蓋は、キムチ鍋やトマトソースに使うと、結構不気味です(笑)

介護は、もぐらたたきみたいだなぁ~と思います、
一つ解決したと思ったら、次の問題が顔を出すっていう・・・
なので、仕事を持っていてよかったぁ~と思います。

URLありがとうございます。
これで遊びに行けます、
今後ともどうぞごひいきに。
返信する

コメントを投稿