kebaneco日記

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猫らの引越し顛末記

2007年09月30日 | 猫ら&家族
27日の夜は、猫らをペットホテルに預けて自分たちもホテルを予約しようという話だったのだけど、いろいろと考えて「それじゃぁ猫らがかわいそう過ぎる」という結論に達した。ケバの避妊をしたときに全身麻酔だから心配なのでお預かりしてますと言われ、ペットクリニックに一泊させた。翌日夕方迎えに行ったとき、ケバは安心したのか(それともあたしのことが怖かったのか・・・)お漏らしした。そのときと同じような経験は二度とさせたくないので。

ってなわけで寝袋を二つ調達し、27日は照明器具すらない(といっても廊下やキッチン・トイレ・バスルームなどにはダウンライトがあったので問題なし)新居でキャンプ状態。ちなみにこの寝袋は空気で膨らませる枕も付属していて、寝袋自体は開くと掛け布団にもなるデザインなので、意外に重宝するかもしれないな~と思った。災害避難グッズとしても活躍するかも(活躍して欲しくはないけどさ)。東急デパートの通販で3つで1万円っていう商品から選んだので、一個3,400円弱ってことよね。

27日の夜九時半にK川さんの車でトイレと一緒に到着した猫らは、キャリーバッグをあけるとまずケバが飛び出してきた。キッチンのカウンターに飛び乗って「うぉ~ん」と雄たけび(あ、雌たけびか・・・)。自分の匂いのするものがまったくなくパニック状態。その後自分が入ってきたキャリーバッグに張り付いて動かない。マロは主人が帰宅するまでキャリーバッグから出なかった。匂いを求めてケバはいつもは入らないトンネルで息を潜めている。「明日荷物が来たらもう少し楽になるから、それまでの辛抱だからがんばってね」としか言えないのがつらい。

主人の帰宅とともに二人で夕食のため外出。翌朝は8時前に荷物の運び入れが始まるので帰宅とともに寝袋を出して「おやすみなさい」。

段取りが全てわかっている人間ですら神経のどこかが緊張していて何度も目が覚めたのだから、猫らにとっては不安だったに違いない。朝5時前に目が覚めたときお腹が痛い・・・と思ったらケバが乗ってた(苦笑)。6時前に目が覚めたらケバは私と肩を並べて寝袋でぐ~ぐ~寝ていた。主人に「ねぇねぇ、ケバがここにいるよ」って話しかけたら「こっちはマロがも~みも~みって手を動かしとるぞ」って。夜は寝室から猫らを締め出す我が家、多分最初で最後の「川の字になって寝る」。

夜が明けて大きい荷物や敷物類が運び込まれると、猫らもきっと「自分の匂いだ」と安心したはず、大きい物音はキライだけど模様眺めをする余裕は出てきたみたいだった。28日の夜から猫らが二匹で固まって寝ている場所は、以前「秘密の通路」と呼んでいた本棚の上。やっぱりにおいがある場所が安心できる場所なんだと実感した。

それから猫らはちょっと「子猫返り」したみたい。マロが私を呼ぶときの鳴き声は子供のときのそれだし、ケバは子猫のころは主人より私に馴染んでいたのだけど、今はその当時みたいに私に寄ってくる。ケバさんがわが道を行くちょっとふてぶてしい猫さんになったら、彼らにとっての引越し完了ってことかな~なんて思ってるkebaです。

27日に猫らにお別れを言いに来てくれたY木さんちのまりさんから「1ヶ月半くらいはベランダも出しちゃいけない、玄関のドアを開けるのも気をつけて」と教わった。彼らの命にかかわることだけはきっちりケアしてあげなきゃと思ってる。

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2 コメント

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Unknown (クラリス)
2007-09-30 22:40:35
kebanekoご夫妻&kebaさん&マロさん

お疲れ様でした。
二匹でくっついて秘密の通路で寝ている写真はいじらしくて可愛いですね。

でも、今頃はきっとずっと以前から住んでいたような顔をして、あちこち歩き回っているのではありませんか?

たのしい探検がしばらくは続きそうですね。
Unknown (keba)
2007-10-01 07:13:59
>クラリスさま
猫らはトイレとご飯の場所が変ったことにはまったく混乱せず、ただひたすら領地の探検をしてるって感じです。逞しい猫らに感謝と安堵のシモベ夫婦です。

ただ彼らの緊張は、いつもより増えた爪とぎの回数から感じられ、今日から仕事復帰する私はやや心配。

でも「シモベがいない」も「いつものこと」なので、慣れてくれるとは思うけど。

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