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kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

違和感

2006年11月03日 | 折々の話題
必修科目不足問題が政治決着した。別にちゃんとフォローしてたわけじゃないけど「正直者が馬鹿を見る」決着のような気がしてなんか釈然としない、違和感。学校という教育機関がルール破りが報われるような前例作ってどうすんの?それってど~ゆ~教育なんだよ?と思う。

受験を控えた学生に対する救済措置としては、規定どおりの補修を卒業後にやってもらう、しかも今までそうやって卒業していった学生にも当然補修を受けてもらうっていうのがもっともフェアな解決策だと思っていたので、今回のことには驚いた。卒業生は「不問に付す」のだろうか?70時間ってたった3日でしょ?人生80年もあるんだから、いいじゃん、そのくらい勉強したって、卒業後にちゃんと時間とれば・・・と思う。それともそれって「無駄」なのか?

おりしも昨日の名古屋での会議は大学での工学教育をどうするのか?という話だった。アメリカから来た参加者がアメリカで200年以上の歴史を持つイェールやハーバードといった研究大学はそもそも学生に一般教養を教え価値の羅針盤を植え付けその後の人生をよき指導者として送ってもらおうというところから始まっていた。でも「学費が高いんだからもっと就職に有利な今日的なことを教えて欲しい」と圧力がかかり、カリキュラムがより近視眼的になっていったし、大学自体も助成金獲得競争などにさらされ次第に起業家的になった。でもそれにはリスクもある。。。といった話をしていた。

なんかどっかでつながるな~と思ったkebaです。

うちの両親はどうやら知識だけは墓場まで持って行きたいらしく(笑)、7~8年前にはじめた古文書講座、いまだに博物館が主催する古文書を読み解く教室に夫婦していそいそと通っているし、近所の大学の公開講座に顔を出したりしてる。「通知がくるのよね~」とうれしそうだ。でもその知識、いったいどこでどう役に立てるつもりなんだろ(笑)?でもkebaはこっち路線で行きたいと思う。


主人が帰宅して着替えをしている間、ケバはベッドルームの外で「は~やく出て来い、あたいのシモベ」とばかり見張り番。ケバさんのふわふわの冬毛がつやつやしてるのがよくわかるのでパチリ。寒がりの猫さんたちは最近kebaのひざを求めてやってきて冬眠してるリスみたいな格好でゴロゴロのどを鳴らしてぼ~っとこっちを見てたりする、うれしい限り。

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