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泡盛なかゆくい

第一期・泡盛マイスターがお届けする、沖縄やアルコールに関する日々雑感。

幻の酒・ホイス

2006年12月30日 | その他
仕事関係の忘年会もひとしきり終わったところで、親友と急遽「ちんまりと忘年会をやろう」ということになりました。下町あたりで一杯やろうかと思ったのですが、連日連夜の忘年会ですっかり食い荒らしてしまったせいでちょっぴり食傷気味。そこで思いついたのが「幻の酒・ホイス」が飲める店でした。

ホイスとは、正式名称「ホイスキー」。幻と言われる所以は、原液が小売りされていない上に、飲める店がかなり限定されるから、とのこと。東京・白金にある後藤商店で、社長自らが調合して出荷しているそう。ズブロッカをベースに、漢方薬のトウヒとチンピ、チラータとコンズランゴウなどの強壮成分、ワインとリキュールなどのアルコール類が調合されているとのことです。あと、さらに他にも企業秘密なものが含まれているとかで、その不思議具合は「電気ブラン」を彷彿とさせます。居酒屋では、この原液を焼酎とソーダで割ってでてくるのが、写真にある「ホイス」というわけです。割合は、ホイス4:焼酎6:ソーダ10です。

この日の「ちんまり忘年会」は末広町にある“ホイスが飲める店”。秋葉原駅で待ち合わせして、冷たい風が吹き付ける中、末広町までてくてく歩きました。焼とんを串でいくつかつつきながら、親友と注文したのは「ホイスのピッチャー」でした。もっともお得でありながら、ある意味たっぷりとホイスに溺れるというオーダー。男2人でピッチャーを注文したとあって、店員の女性が2回も確認にきました。久しぶりのホイスは、やっぱり不思議な味でした。ズブロッカ独特の香りがうっすらと残りつつ、さっぱりとすいすい入ってしまいます。薬効があると思って飲めば身体にいいのかなぁ?なんて口々に言いながら、あっという間にピッチャーが空いてしまいました。

2人とも埼玉に住んでいることもあって、帰りは末広町から御徒町まで歩きました。
御徒町駅に到着する手前で、これまたやっぱりお気に入りの「佐原屋」さんにふらふらと立ち寄ってしまい、黒ホッピーで延長戦が行われたのは、やっぱり気の会う親友との忘年会ならではでしょうか。

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