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泡盛なかゆくい

第一期・泡盛マイスターがお届けする、沖縄やアルコールに関する日々雑感。

2007 新宿エイサーまつり

2007年07月29日 | 沖縄
昨日(7月28日)、蒸せるような真夏日の中で第6回を迎える「2007 新宿エイサーまつり」が開催されました。

新宿通りの「スタジオアルタ」前から、「新宿伊勢丹」前から明治通りを越えて「イーストビル」までの5会場にわかれて、参加するいくつものエイサー隊が演舞を披露するというイベントです。エイサーとは言わば沖縄の盆踊り。お盆で帰ってきたご先祖様を供養しつつ、賑やかにお見送りするための踊りなんだとか。

毎年、東京の人にもこんなにエイサーって人気あるんだ!と思うぐらい大勢の人が観に集まります。那覇の国際通りで開催されている「一万人のエイサー踊り隊」イベントの時期になかなか沖縄に行けない私にとっても、新宿伊勢丹で開かれる「めんそ~れ~大沖縄展」を覗きに出かけつつ、大勢の観客と一緒に汗だくになりながらエイサーを楽しむのが定番になっています。考えてみれば、浅草でサンバ、高円寺で阿波踊り、新宿でエイサーと、踊りのイベントが毎年いろいろ行われてるわけですから、東京って面白い街ですね。

新宿駅の地下の改札から地上にあがる階段をのぼりながら、ドンドン鳴り響く太鼓の音が近づくと、子供のように気持ちがはやるから不思議です。太鼓のリズム、大きな太鼓を抱えたまま跳んだりするエイサー隊。エネルギッシュな演舞を観ているうちに、身体が自然と疼きます。ここにきて体力の衰えを感じはじめている38歳な私は、あと15歳若かったら参加するのになぁ!と思うばかりです。

願わくば、いつか沖縄で本場のエイサーを観たいものです。


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琉球ガラス球

2007年03月25日 | 沖縄
今日は何飲もうかな?と考えるとき、「泡盛のどの銘柄にしようかな」と今日の体調や気分を量っていることがあります。毎朝、テレビで天気予報を眺めるとき、那覇の天気が気になりますし、週間予報なんて次の週末の那覇の天気を確認してしまいます。行く予定もないのに(笑) 新聞に「沖縄」の文字があれば真っ先に目に飛び込んできますし、ひどいときは「沖」の字だけも反応してしまいます。それが「沖電気」の記事だったりすると、ちょっぴりがっかりしたりして。ひと頃よりは少しだけ落ち着きましたが、こういうのを沖縄病と言うのでしょう。

そんな生活をしているので、身の回りに沖縄を思い出させるグッズが欲しくなってしまいます。
前回に沖縄へ行ったときに買ってしまった「ガラス球」が、最近の私を日々幸せな気持ちにさせてくれる沖縄グッズです。店頭では「浮き球」として売られていました。本物の浮き球はこんなに小さくないですよね?

浮き球とは、海人が漁をするときに使った「浮き(ブイ)」のことですが、ガラスの浮き球は今は生産されていないらしく、ほとんどがプラスチック製なのだそうです。ラムネ色をした直径30cmぐらいの大きな浮き球が、沖縄の割烹店などに飾ってあるのを見たことがありますけれども、もうああいうのは手に入らないのでしょうね。あったとしても何万円もするでしょうし。

このガラス球を陽にかざすと、前に久米島で妻と一緒に見た水平線に沈んでいく夕陽を思い出して、とってもあったかい気持ちになります。


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タマンのバタ-焼き

2006年10月01日 | 沖縄
本土での魚料理と言えば、刺身や塩焼き、煮物が一般的ですが、沖縄では天ぷらにしたり、唐揚げになったり、塩で煮たり(マース煮)、汁物になったりとバリエーションが豊富です。温暖な海で回遊している魚たちは、北海の魚のように脂肪を蓄える必要もないため、比較的たんぱくであっさりしている味わいのものが多く、油を使った調理法がぴったり合うのだとか。

沖縄旅行の途中、昼食に立ち寄った店で魚汁を食べていたとき、近くのテーブルの人が魚のバター焼きを注文。ジューっと音を立てながら香ばしい匂いをさせながら目の前の通り過ぎる魚のバター焼きを見て「あれにすればよかった」と思わず後悔をしてしまいました。単純にバター焼きがメニューにあることに気がつかなかった私がおろかでした。

その日の夜、那覇で居酒屋をハシゴしながら立ち寄った「くーすBarカラカラ」にて、本日のメニューの中に「タマンのバター焼き」があるのを見逃さなかった私たち。昼食のリベンジとばかりにすかさず注文してしまいました。タマンとは、「はまふえふき」「ふえふきだい」のこと。梅雨があけてから10月ぐらいまでが最盛期で、どんな調理法でも美味しい魚なのだとか。でも、今日は絶対にバター焼きです。待つこと十数分で一匹まんまでバター焼きされたタマンの登場です。

バターの香ばしさとふっくらした白身のタマン。あまりにジューシーな味わいでしたので、調理法を店主の長嶺哲成さんに教えていただきました。

・まず、タマンを約10秒ほど沸騰したお湯にくぐらせます。軽く熱が通ったところでバター焼き。
・魚に熱が通りきるまで焼こうとすると、バターが焦げてしまいますので、焦げる前に火を止めます。
・途中まで熱が通った状態でレンジにかけて、魚の中に熱を通すことで、ふっくらと仕上がるのだそうです。

泡盛の水割りを飲みながら、何やら不思議な達成感も味わいつつ美味しくいただいたのでした。マース煮は、魚の味がダイレクトに味わえるので好きな調理法のひとつでしたが、このバター焼きの香ばしさも捨てがたい。バターを焦がさずに魚の身をふっくらと熱を通すためにレンジを使うとは考えもしませんでした。家で魚のバター焼きをするときに、ぜひとも取り入れたい調理法です。
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沖縄に行きます

2006年09月07日 | 沖縄
9月11日(月)から3泊4日で、久しぶりに沖縄に行きます。やっと取れる遅めの夏休みです。以前には年に数回ほど沖縄に通っていましたが、今年に入ってからクルマを買い替えたりしたせいでご近所ドライブが楽しくなってしまい、沖縄に行きそびれていました。そんなわけで1年ぶりの沖縄です。昨年は同じく夏休みに久米島へ行きました。今年の夏も離島を狙っていたのですが、この時期は台風がいつやってくるか判らないので船で行く島はちょっと予定しにくいかなと思い、今回は妻と本島に行くことになりました。

本島に泊まることになって島の中部~北部にあるリゾートホテルあたりを妻は狙っていたようでしたが、宿泊費がべらぼうに高いということと、やはり夜の那覇での飲み歩きが楽しみ(これは私だけか……)ということもあって、今回は那覇3連泊で決定。同じみのあの店や、泡盛マイスターがいる「くーすBarカラカラ」などに顔を出したいなーと思っています。

夜のお楽しみはある程度決まっているのが面白いところですが、昼間の予定がまったく決まっていません。いわゆる観光名所はすっかり回りきってしまっているので、どこかのビーチで海水浴でもしながらのんびり過ごすことになりそうな予感があります。気合いが入ればケラマまでシュノーケリングに行きたいなぁとか、酒造所見学などもそろそろ連絡を入れておかないとなぁとか、会いたい人にも連絡しておかないとなぁとか。本島は1年半ぶりなので何かアップデートがないかなと探り始めてみたりしています。

沖縄本島で、何かここぞ!という情報をお持ちの方、ぜひアドバイスをくださいませ。

(追記)特に美味い沖縄すばの情報求む! 私が好きなのは「淡すい」や「むかしむかし」のすばです。
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沖縄食堂(生活情報センター)

2006年07月08日 | 沖縄
関東近郊に住む泡盛マイスター4名で昨年の11月27日に受けた取材が、とうとう書籍になりました。生活情報センターさんから出版された「沖縄食堂」です。

「沖縄食堂」は、題名のとおり東京近郊の沖縄料理屋さんの紹介が中心で、私たちが受けた取材の様子はカバーページを入れて3ページです。対談全体から見れば、ほんのわずかな部分を切り取った感じに編集されています。泡盛とはどういうお酒か、から始まって、普段どういう楽しみ方をしているか、古酒と一般酒の違い、古酒の熟成について、などいろいろ話を盛り上げるためのネタ振りを編集の人が行って、私たちマイスターがそれにあれこれ答えていくという取材でした。それが編集されて本になったら、わき道に逸れた話題がずらりと並び泡盛マイスターっぽくない(?)コメントだらけになっていました。確かにいわゆるお酒の本ではあまり書かれていない切り口のお話でこれはこれで面白かったのかもしれませんが、いわゆる泡盛大好きな仲間たちの酒盛りの様子でちょっと恥ずかしい。何が恥ずかしいかって、いつもの飲んでる自分そのままだったので(笑)。写っている写真がかろうじて真面目な顔で掲載されていて、それが救いになっているかも。

それにしても東京近郊だけで、こんなに沖縄料理屋さんがあるとは思ってもいませんでした。掲載されている中で行ったことある店が半分ぐらいでしょうか。会社の近所にも沖縄料理屋さんがあるので転職直後に顔出したりしていましたが、古酒しかなかったり、ちゃんぷるーの盛りがこじんまりしていたりで値段ばかり高いので最近はすっかりご無沙汰しています(この店も掲載されています)。泡盛の種類が迷うほどずらりとメニューに並んでいるのも、ここ数年の焼酎ブームのおかで珍しくなくなりました。むしろ、どういう料理が出せるか、これがお店を選ぶポイントになったりするような気がします。

特に東京は飲食に関しては選択肢が多い。昨日はベトナム料理、今日は中華、明日はイタリア料理、明後日はブラジル料理、そんなことを気軽にできる状況下で、沖縄料理を選択してもらうことは結構大変なことだと思うのです。実際、来日したアメリカ人に「東京は世界中の料理が楽しめる都市だ」と言われたことがあります。しかし「沖縄食堂」を読む限りでは、東京における沖縄料理もここ数年でだいぶ定着したのではないでしょうか。

那覇市安里の有名店「うりずん」が東京進出のニュースを見ました。来年4月にオープンする新・丸の内ビルディングの5階に入るのだそうです。安里と同じクオリティで、値段も多少は高くなるのでしょうが大きく変わらないのであれば期待が持てます。泡盛百年古酒元年の認知もアップ、会員数の大幅増が狙えることでしょう。しかしカウンター越しに代表の土屋さんの笑顔が見えたり、沖縄サンドリンクの西村社長が隣の席で飲んでいたり、他、そばのテーブルで著名な方が泡盛片手に楽しそうにしていたり、そういうシーンはさすがに東京店では味わえないでしょうから、やはり安里のうりずんがいいなぁと思ってしまうのでしょうね。

初めて沖縄を訪れたとき「泡盛はきつくて飲めん」と思っていた私を変えたのは「うりずん」で飲んだ咲元8年古酒でした。
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さかな天ぷら

2006年04月16日 | 沖縄
那覇の国際通りを歩くと、やはり何となく第一牧志公設市場の方に足が向いてしまいます。その公設市場から歩いてすぐのところにある「松尾二丁目中央市場」の入口に、天ぷら屋が2件並んでいます(ひょっとしたら、そのうち1件は、さーたーあんだぎー屋さんかもしれない)。路地裏ともいえるその店で天ぷらを買って、つまみながらブラブラするのが大好きです。

いつ立ち寄ってもすごい勢いで魚や野菜をじゃんじゃん揚げていて、目の前でどんどん地元の人が買って行きます。観光ルートからちょっとはずれたところで、地元の人の「動」を感じることができて楽しい気持ちになります。沖縄の天ぷらは、衣がもったりとしていて、どちらかと言えばフリッター。うっすら塩味がついているので、そのまま食べても十分に美味しいです。しかも1つ数十円という安さです。

今、何揚げてるかな?と覗きながら、揚げたての野菜や魚天ぷらを2つ3つ注文します。せいぜい二百円でおつりがくるような金額で、スナック感覚で天ぷらを食べながら公設市場の方向に戻って行くというパターン。揚げたての魚天ぷらでヤケドするのは毎度のことですが、齧った天ぷらから湯気が立ち上る様は実に幸福を感じる瞬間です。

沖縄の天ぷらには、もずくの天ぷら、アーサーの天ぷら、ゴーヤーの天ぷら、長命草の天ぷらなどがあって、なかなか本土では見かけません。ウスターソースをつけて食べたりするのが定番のようで、最初は「えぇっ、天つゆじゃないの?!」と思ったりもしましたが、これがまたソースにぴったり合います。

子供の頃に沖縄で育っていたらきっとこの天ぷらがおやつになったんだろうなぁ、と想像を膨らませながら、この界隈でまだ入ったことのない路地を散策するのでした。
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ニライカナイからの手紙

2006年02月05日 | 沖縄
2005年4月に前の会社を退職して、ちょっぴりの有給休暇の消化期間がありました。最終出社日の翌日に、逃げるようにして飛行機に乗って石垣島へと向かいました。自分で決めた退職だったし、非常に前向きな転職だったにも関わらず、十年以上勤めた会社を去るという気持ちは想像していた以上に寂しいものでした。そんなちょっぴり寂しい気持ちで降り立った石垣島のコンビニエンスストアに、「ニライカナイからの手紙」のポスターが貼られていました。八重山の各離島を結ぶ桟橋から少し歩いたところにある小さな映画館でそれは上映されていて、激務から開放されたばかりで戸惑っている自分の気持ちを少しでも早くリセットしたいと思った私は、さっそく映画館の扉を開けたのでした。竹富島が舞台のこの映画のストーリーはすでにあちこちで紹介されているので割愛しますけれども、主人公を温かく見守り続けた人たちの姿に、スクリーンを見ながら私はもうただ号泣するばかりでした。

その「ニライカナイからの手紙」が、ついにDVDで発売になったというわけです。

あらためてこの映画を観て「映画っていうのはやっぱり光が大事なのだなぁ」と思いました。つい派手なCGやVFXに見慣れてしまっていますけれども、ただただひたすらに柔らかい調子で逆光も厭わない映像は、実に自然で新鮮です。まだ観たことがない人のために書いておきますが、癒しの島のイメージはまったく描かれていません。美しい海や浜もほんのちょっとだけしか出てきませんので、そういう映像を期待してみるとがっかりするかも。悲しく、温かく、強い、そんな物語です。

主人公の風希を演じる蒼井優は、映画やドラマで何かと観る機会があるのですが、キレイな女優さんだと思ったのはこれが初めてでした。ストーリーの終盤に寡黙にご飯を食べるときの頬や顎の動きの美しさは必見です。

さて、これから泡盛でも舐めながら「特典ディスク」でも観ましょうかね。
ちなみにDVDの特典に一通の手紙が付いています。この手紙は映画を観終えるまでは絶対に読まないことをお勧めします。
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大好物!どぅるわかしー

2006年01月07日 | 沖縄
私が沖縄料理屋さんに行ってメニューを見るときに、真っ先に探すものがあります。
「どぅるわかしー」と「どぅる天」です。初めて、この料理に出会ったのは、那覇市安里にある「うりずん」でした。最初にどぅる天を食べて、何この滋味あふれるうまさ!と目を丸くしたのが始まりで、以来もう虜のようにこの伝統料理を探し求めているのでした。

どぅるわかしーとは、漢字で書けば「泥沸かし」。田芋(ターンム)とズイキ(ムジ)を煮て、つぶして、椎茸や豚肉、かまぼこなどをかつおだしと一緒にじっくりと炒め煮しながら練り上げる料理です。お祝いの席には欠かせない料理とのことですが、その上品な風味はもう顔がほころばずには居られないほど。探しまわってでも食べたい一品です。ちなみに、「どぅるわかしー」を丸めて、片栗粉をまぶして揚げると「どぅる天」になります。

本土に住んでいる私には田芋そのものが珍しく、聞いたところでは畑ではなく水田で作付けされるとのこと。里芋よりも香りが上品で強く、粘り気も強い。どちらかと言えば、ヤツガシラに近い芋のようです。「どぅるわかしー」を家でも作ってみたいと思うのですが、レシピを見るとかなり手がこんでいて、凝った料理であることが伺えます。「どぅるわかしー」がメニューにあるかどうかで、その沖縄料理屋の料理への力の入れようが推し量れる、と言っても過言ではないかもしれません。

この日は、お正月にお墓参りに行った帰りに新宿にある「ナビィとかまど」に立ち寄って、「どぅるわかしー」を頼みました。グリンピースの代わりに枝豆が使われていて、豆好きな私はさらに幸せな気持ちになりました。

よく行く大宮の沖縄料理店「波のうえ」のメニューにも「どぅる天」があるのですが、ここは既に独自のものに進化してしまっているので「どぅる天」とは呼べないかもしれませんね。

沖縄料理屋さんのメニューで見つけたら、ぜひお試しください!
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沖縄すば

2005年12月18日 | 沖縄
住んでいる埼玉から会社のある東京あたりで美味しい沖縄すばに出会えることは、かなり低い確率だと思うことが多くなりました。昨年に比べて今年は沖縄に行った回数が少なかったので、美味しい沖縄すばを食べる機会が少なかったことも、そんな気持ちに拍車をかけているのかもしれません(滞在日数で言えば、昨年並みなんですけれどね)。

そんな沖縄すばに恋い焦れるような寒い季節になりましたが、真っ先に「ああ食べたいなぁ」と思い浮かべるのは、名護市にある「むかしむかし」のソーキすばです。私が沖縄本島だけで行った沖縄すば屋はたぶん30件以上。まだまだたくさん美味しいすば屋があるのだろうと思いつつも、ここは私のイチオシのお店です。まず麺が自家製手打ち麺で、非常に特徴的。香りがよいコシのある平麺に、鰹と豚骨ベースの出汁がよくマッチングしています。人によっては麺の湯で加減が硬すぎると思われるかもしれません。ラーメンでもパスタでも、硬ゆで麺を希望するような私にはちょうどいい硬さです。実は国際通りの裏手にある「大東そば」も麺が硬めで好きなのですが、香りも硬さも「むかしむかし」のほうがはっきり主張があって好みです。

「むかしむかし」は、名護から本部に抜ける県道81号線沿いにあります。美ら海水族館に向かう途中にあるので、機会がありましたらぜひお立ち寄りください。

沖縄伝統木灰そば「むかしむかし」http://www7.ocn.ne.jp/~mukashi/
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久米島のマンゴー

2005年10月11日 | 沖縄
TV番組で紹介されてから入手が年々難しくなってきている沖縄のマンゴーですが、私は毎年7月になると久米島の農家から直接送ってもらうようにしています。沖縄のマンゴーは、濃厚な甘さとほのかな酸味のバランスに優れ、その気品高い香りはもう気絶しそうなぐらいです。果皮が真っ赤なので、アップルマンゴーとも呼ばれています。おそらく品種が違うのでしょう、外国産のマンゴーとは明らかに異なります。家に届くと箱を開けてもいないうちから、魅惑的な甘い香りが家中を漂います。だいたい完熟してから送ってくださるので、届いた週の我が家は幸せに包まれます(ちょっとオーバーかな?)。

今年は春先の長雨で寒かったせいか実の付きがあまりよくなかったらしく、なんとか4玉ほどわけてもらうことができました。
マンゴーを切ると平べったい白い種がでてきます。昨年は何も知らずに、この白い種をそのまま植えてしまい、まったく反応が見られずに終えてしまったのですが、今年はその白い種を割り、さらにその中にある種を取り出して植えてみることにしました。庭があればそのまま埋めるのですが、私の家はマンションですからプランターに埋めて水やりをしていたところ、なんと芽が生えてぐんぐん成長しはじめたではありませんか。あっという間に背がのびていくあたり、南国の生物は生命力が強いのだなぁと思ったりしています。実が取れるほど成長させるのは難しいと思いますが、どこまで行けるか試してみたいと思っています。これから寒くなってきても成長が進むようであれば、もっと大きなプランターを用意しないとなりませんね。
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