さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

和男の奇跡

2018-06-23 17:35:06 | 介護、福祉


父は、この2週間の間に肺炎で2回危篤状態になり、病院から呼び出しありました。
そのうちの1回は、夜勤の最中で、代表者の方に勤務を代わってもらい駆けつけました。
個室に移動され、血圧は、上が60をきり、脈は、20にまで下がりました。
2回目の病院での夜を明かしました。
明け方、呼吸が落ち着き出して、頑固者は、何度も生き返るの言葉通り生き返った父でした。

先生から、危ない状況の度に延命を聞かれます。
初めの時は、もう数時間~1日と言われ気持ちも動転しているけど、
高齢者の母親も聴覚障害のある弟も延命の答えを私に委ねてきました。
父親の人生が自分の答えで左右されるのですから、
本当に苦しい選択でした。
あ~こんな事なら、ちゃんと父親に聞いておけば良かった。( ;∀;)
大きな延命処置はしないで自然な形でお願いしますと、3回は、最低先生に言うているような気がする。

先生は、救急車で運ばれた時は、30分心停止していたので、口から人工呼吸器を挿入して、
その数日後には、気管切開して呼吸器を付ける予定だったのに、
それをつけないで酸素マスクだけになった事自体が奇跡だと話されていました。

今回もまた奇跡を起こした父でした。
ホームのメンバーさんたちからは、「和男大丈夫?」「和男、退院した?」と心配して聞いてきます。
何故か、父の事は、和男とメンバーさんたちから呼ばれています。(^o^)
父の生命力は、先生も先読み出来ないそうです。
何度も危ない状況になりながら心臓が弱って行くのが心不全の特徴のひとつのようです。

延命のこと、私自身もちゃんとエンディングノート作っておかないとあかんなあと思いました。
相変わらず、携帯にかかる電話が怖いです。
でも、職場の方々のおかげで救われています。

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