さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

夏水仙

2019-06-25 08:50:32 | 障がい者、介護
一年前、父は、明け方2度目の危篤状態で連絡が入り、
その日、夜勤中だった私達は、職場の皆さんに協力してもらい病院に駆け付けました。
脈拍も20まで下がり、血圧も60を切っていた父。
もうダメかもと思っていたら明け方見事に乗り切り甦ってました。
頑固ものは、何度も生き返るらしいと聞いた話しは、本当に当たってました。

そんな父が大切に育てていた夏水仙。
葬儀の日に父の棺に供えました。
実は、ついこの間まで枯れて弟がいる西宮の団地のベランダにありました。
無理かもしれないなあと思いつつ、篠山に枯れたまま持って来たら、
なんと!!2日目で花がいきなり咲いてびっくり!!!
とても可愛い花ですが、花までもが父の頑固さを受け継いでいたようです。


おたまじゃくし

2019-06-23 09:34:50 | 障がい者、介護

この写真の中に沢山おたまじゃくしがいます。
この週末の母の外泊も無事に過ごせました。
痛みが増え、嘔吐はなかったけれど、痛み止めの注射の器械のレスキュースイッチの回数が増えました。
外出先で行ったお店の庭でおたまじゃくしを見る事が出来ました。
もし、母が都会で過ごしていたらこんな子どもの頃に見た光景を
また見ることはなかったと思いました。
この選択にまだ不安は、正直あります。

3度目の正直

2019-06-18 09:36:55 | 障がい者、介護
弟の障がい者年金の手続きを終えて3ヶ月。
またまた追加の書類があり西宮に。
これで3度目の書類変更申請。
結果が出るまで果てしない山登りが続きます。

ついでに弟の補聴器の検査にも寄りました。
補聴器になかなか慣れる事が難しい弟。
私達からの問いかけをなかなか理解してもらえず、いつも筆談に。
補聴器をつけていても私達からの言葉についていけないと思っていたのですが、
それは、私達の思い込みでした。
お店の店員さんが、大きな声でゆっくり言葉を区切り問いかけすると
弟は、聞こえる!!と1回の聞き取りで笑顔で応えました。

一番身近にいる支援が必要な弟に対して自分達の感覚で接していたことに反省。
私達もこれから補聴器を使用されている方への話し方を練習して行こうと思いました。

昨日は、元職場の同僚さんからとても嬉しいメールを頂き感激しました。
退職して沢山ご迷惑や負担をかけたにも関わらず、
今でも私達を覚えてくれていること、利用者さん達の様子など本当に嬉しかったです。
私達の新しい目標がまた一つ増えました。ありがとうございます。


ラベンダー

2019-06-16 09:38:48 | 障がい者、介護

この週末も母の外泊をしました。
病院から近い所でラベンダーパークがあり、そこの卵かけご飯が美味しいとの事で
天気は、曇りでしたが行って来ました。
卵かけご飯は、ご飯、卵もおかわり自由で食欲のない母も美味しいと食べる事が出来ました。
紫色は、母の好きな色でラベンダーは、満開でなかったですが喜んでいました。

翌日は、いとこの結婚式でした。
招待状をいただいて母も行って御祝いをしたいと思っていましたが、
24時間の注射もあり遠く離れたこの場所で心から祝福させていただく事にしました。
いつまでもお幸せにね。

母に残された時間読みが難しいので家族だけで準備期間ないまま
急いで簡単な父親の一周忌をしました。
僧侶の方には、不十分な法事と失礼でしたが、遥々篠山まで来て頂き心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
母も私達も一区切りの気持ちになりました。
また気持ちを新たに前に進みます。
毎週の外泊と私達の為に毎日千羽鶴を折ることが母の生きる目標になっています。
今月末には、今の病院が新たに新しい医療センターに移転される為、患者さんも引っ越しです。
母がその新しい病院で入院出来たらなあと思っていたので実現して欲しいです。

出石へ。

2019-06-08 09:56:08 | 障がい者、介護
昨日の朝、篠山でもしっかりと雨が降ってました。
母が楽しみにしている外泊初日。
車いすで雨の外出は、かなり大変。
足元にかけるレインコートを持参して病院へ。
毎週している外泊の為に、
毎回、看護師さんや先生の皆さんに大きな負担をおかけしてしまい
本当に申し訳ない気持ちになる。
たぶん、こんなに頻繁に外泊する患者さんも少ないと思う。
でも母の残された時間を思うと呆れられても、ご負担をおかけしているとわかっていても
今は、皆さんに甘えて助けていただこうと思う。
本当にいつもお忙しい中でも皆さん笑顔で対応してくださる。
母の楽しみにしている希望は、緩和ケア病棟の皆さんのおかげで実現している。
本当にいつも申し訳ありません。ありがとうございます。
出発時も手を降って見送りしてくださいます。とても心温かい病棟です。

出石でのお蕎麦屋に向かいしばらくすると
晴れ間が出て雨になることもなく散策も楽しめました。
予報では、一日雨だったのにびっくりです。
母は、自称「晴れ女」なので今回も見事に晴れました。