歌を詠む・読むの家。防災も考える。

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三夕の歌

2012-01-14 11:43:19 | 日記

こんにちわ!!!。

ゆっくり色いろしていたので、もうお昼になろうとしています。

===三夕の歌===

   寂しさはその色としもなかりけりまきたつ山の秋の夕暮        寂 蓮 法 師

   心なき身にもあはれは知られけりしぎ立つ沢の秋の夕暮       西 行 法 師

   見わたせば花ももみじもなかりけり浦のとまやの秋の夕暮      藤 原 定 家 朝 臣

 

三夕の歌を、ほんの最近まで三寂の歌と勘違いしていました。

この三人とも、ある程度年を取ってからの歌だと思います。昔生きた人もおなじ人間、心は同じなんだなあと思います。頭脳の部分・技術や化学は、進歩するけれど心の部分は進歩なんてないんじゃないのかと思います。