歌を詠む・読むの家。防災も考える。

歌を詠んだり、歌を読みながら日常の様々を呟きたい。語りたい。囀りたい。
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粉雪まじりの風の朝

2012-01-04 10:56:03 | 日記

粉雪の混じる風が時々ふく朝、歌はいくつかできました。

昨日よりいくらか出来は良いような気がします。1月10日〆の30首をまだ投稿していないので気もせきます。

24・1・1(水)    六周を巡り帰りゆく人の背の風に粉雪の街灯の中なり

            ぱらぱらと飛び来る枯れ葉の判別もつきかね林の傍は暗みて

            (飛びて来る枯れ葉識別できかねて雑木林の道暗みたり)

            土色の枯れ葉路面を飛びゆきぬこゆきまじりの風の寒さに

            白み初む空に鴉の声いくつ響かひ冷たき風のなぎをり

            山茶花の花びら茶色きもみぢの葉舞ふ雪消えゆく路面に濡れて