「小室哲哉」の楽曲に初めて触れたのは、小学生のころ。TM NETWORKの「Get Wild」だった。
カセットデッキを録音できる状態にスタンバイしておき、「シティーハンター」のエンディングになったと同時にテレビの前に近づけて、RECボタンを押してカセットテープにおとす。
もちろん、雑音が混じったひどい音だったけど、何度も何度も繰り返し聴いた。
ほんとに格好いい曲。
この出会いが、「J-POP」という世界に俺を導いてくれた。
中学、高校と成長するにつれ、「J-POP」の様々なアーティストの曲を聞くようになり、ライブやカラオケにも行くようになった。
それにつれてTM NETWORKからは縁遠くなっていった。
TM NETWORKの楽曲に再び出会ったのは大学生になってから。
当時、新宿のサブナードにあった喫茶店で、友人と語っていたときのBGMで。
俺:「この曲ってTM NETWORKかな? なんて曲か知ってる?」
友人:「Love Trainって曲だよ。結構売れたじゃん。」
……正直まったく知らなかった。俺の記憶は「Get Wild」で止まっていたから。
TMNのプロジェクトを終了したことぐらいは知ってたけど、「へ~そうなんだ」という程度の認識に過ぎなかった。
友人と遊んでいるときも、別れてからも「♪Love Train 戻れない~」の節が頭から離れない。
一枚のCDを借りてきた――「TMN CLASSIXS 2」。
これがリミックスアルバムなんてことはつゆ知らず、ただ「Love Train」が収録されているから選んだだけ。
実際に聞いてみた――「あれ、なんか違う? でも、格好いいな」。オリジナルの「Love Train」とは違ってたけど十分魅力的で格好いい。
考えてみたら「リミックス」という手法でアレンジされた曲を聴いたのも、このときが初めてだったかも。
ほかに収録されていた「Wild Heaven」「Come on Everybody」も初めて聞いて、その曲の格好よさに感動した。都会的というか、近未来的というか、とにかく自分が今まで聞いたことがないような曲調に驚かされたのだ。
それからTM NETWORKにはまるのには時間がかからなかった。
「TMN TIME CAPSULE」が自分で初めて買ったTM NETWORKのアルバム。
ベスト盤だったこのアルバムも聴きまくって、シングル曲をマスターした。
「次はライブ映像が見たい」――中古でライブビデオを買ってきた。
「TMN final live LAST GROOVE 5.18/5.19」。
この映像を見て、TM NETWORKの凄さを思い知ることになる。
「TIME TO COUNT DOWN」のイントロのピアノ演奏に圧倒され、「HUMAN SYSTEM」での繊細なピアノに心打たれた。
「THE POINT OF LOVER'S NIHGT」~「TIMEMACHINE」の流れでは、感動して涙が出できたし、「GET WILD'89」のアレンジには、またまた驚かされた。
でも、一番衝撃を受けたのが「CAROL組曲」。
「CAROL組曲」の1曲1曲の完成度の高さに驚いたし、しかもそれがひとつのストーリー仕立てになっていることに、本当に感心した。
アルバム「CAROL」は、今でも自分のお気に入りアルバムのベスト3に入っている。
きっと永遠にべスト3から落ちることはないだろう。
それからというもの、全部のアルバムを買い漁り、中古店を回っては「GROOVE GEAR」BOXを探し続け、空白だった時間を取り戻す努力に勤しんだ。
「GROOVE GEAR」をようやく見つけて、その特典だった「TMN EXPO ARENA FINAL」のビデオを見終わったときの充実感は今でも忘れられない。
でも、こんなに夢中になって追いかけても、どうしようもないことがひとつだけあった――「生のライブが見られない」。
俺がTMにはまったのは、終了宣言後。
さっきも書いたが、終了宣言のときはほんとに他人事だった。
「もっと早くから魅力に気づいてライブに行っておけば……」――まさかこの期におよんで、我が身に「後悔」という形で襲いかかってくるとは夢にも思わなかった。
当時メンバーはソロで活動しており、特に小室哲哉はプロデューサーとして、篠原涼子、TRF、華原朋美ら曲を作り、ヒット曲を連発。
どう考えてもTMN復活なんて考えられない状況。
それでも、いつか復活して、ライブに行けることを信じ、ずっと待ち続けた……。
カセットデッキを録音できる状態にスタンバイしておき、「シティーハンター」のエンディングになったと同時にテレビの前に近づけて、RECボタンを押してカセットテープにおとす。
もちろん、雑音が混じったひどい音だったけど、何度も何度も繰り返し聴いた。
ほんとに格好いい曲。
この出会いが、「J-POP」という世界に俺を導いてくれた。
中学、高校と成長するにつれ、「J-POP」の様々なアーティストの曲を聞くようになり、ライブやカラオケにも行くようになった。
それにつれてTM NETWORKからは縁遠くなっていった。
TM NETWORKの楽曲に再び出会ったのは大学生になってから。
当時、新宿のサブナードにあった喫茶店で、友人と語っていたときのBGMで。
俺:「この曲ってTM NETWORKかな? なんて曲か知ってる?」
友人:「Love Trainって曲だよ。結構売れたじゃん。」
……正直まったく知らなかった。俺の記憶は「Get Wild」で止まっていたから。
TMNのプロジェクトを終了したことぐらいは知ってたけど、「へ~そうなんだ」という程度の認識に過ぎなかった。
友人と遊んでいるときも、別れてからも「♪Love Train 戻れない~」の節が頭から離れない。
一枚のCDを借りてきた――「TMN CLASSIXS 2」。
これがリミックスアルバムなんてことはつゆ知らず、ただ「Love Train」が収録されているから選んだだけ。
実際に聞いてみた――「あれ、なんか違う? でも、格好いいな」。オリジナルの「Love Train」とは違ってたけど十分魅力的で格好いい。
考えてみたら「リミックス」という手法でアレンジされた曲を聴いたのも、このときが初めてだったかも。
ほかに収録されていた「Wild Heaven」「Come on Everybody」も初めて聞いて、その曲の格好よさに感動した。都会的というか、近未来的というか、とにかく自分が今まで聞いたことがないような曲調に驚かされたのだ。
それからTM NETWORKにはまるのには時間がかからなかった。
「TMN TIME CAPSULE」が自分で初めて買ったTM NETWORKのアルバム。
ベスト盤だったこのアルバムも聴きまくって、シングル曲をマスターした。
「次はライブ映像が見たい」――中古でライブビデオを買ってきた。
「TMN final live LAST GROOVE 5.18/5.19」。
この映像を見て、TM NETWORKの凄さを思い知ることになる。
「TIME TO COUNT DOWN」のイントロのピアノ演奏に圧倒され、「HUMAN SYSTEM」での繊細なピアノに心打たれた。
「THE POINT OF LOVER'S NIHGT」~「TIMEMACHINE」の流れでは、感動して涙が出できたし、「GET WILD'89」のアレンジには、またまた驚かされた。
でも、一番衝撃を受けたのが「CAROL組曲」。
「CAROL組曲」の1曲1曲の完成度の高さに驚いたし、しかもそれがひとつのストーリー仕立てになっていることに、本当に感心した。
アルバム「CAROL」は、今でも自分のお気に入りアルバムのベスト3に入っている。
きっと永遠にべスト3から落ちることはないだろう。
それからというもの、全部のアルバムを買い漁り、中古店を回っては「GROOVE GEAR」BOXを探し続け、空白だった時間を取り戻す努力に勤しんだ。
「GROOVE GEAR」をようやく見つけて、その特典だった「TMN EXPO ARENA FINAL」のビデオを見終わったときの充実感は今でも忘れられない。
でも、こんなに夢中になって追いかけても、どうしようもないことがひとつだけあった――「生のライブが見られない」。
俺がTMにはまったのは、終了宣言後。
さっきも書いたが、終了宣言のときはほんとに他人事だった。
「もっと早くから魅力に気づいてライブに行っておけば……」――まさかこの期におよんで、我が身に「後悔」という形で襲いかかってくるとは夢にも思わなかった。
当時メンバーはソロで活動しており、特に小室哲哉はプロデューサーとして、篠原涼子、TRF、華原朋美ら曲を作り、ヒット曲を連発。
どう考えてもTMN復活なんて考えられない状況。
それでも、いつか復活して、ライブに行けることを信じ、ずっと待ち続けた……。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます