そのまま時が流れて、たしか1999年だったと思う。
TM NETWORKが再び動き出したことを告げる「GET WILD DECADE RUN」を買ったのは。
最初に曲を聴いたとき、あまりに原曲とかけ離れているのですごく驚いた。
ただ懐かしくて再始動したんじゃない。新しいTM NETWORKを見せたくて復活したんだ――そんな意欲が曲から感じとれた。
2000年。待ちにまったライブが、ついに行われることが発表された。
が、復活第1弾のライブはチケット争奪戦に敗れて行けず。
でも、そのライブの模様は、日テレで1時間ぐらいの特番で放送され、3人の元気な姿を見、アレンジされた名曲の数々を聞いて、とても嬉しくなった。
……「本当に帰ってきたんだ」と。
そしてようやく、初めてTM NETWORKライブへの参戦が叶った。
「MAJOR TURN-ROUND TOUR」だ。
場所は東京国際フォーラムだったと思う。
映像がすごく凝っていたことが強く印象に残っている。
たしかオープニングのときはステージ全体ぐらいの大きさで映像が出ていたような。
ビジョンを駆使したライブというのに行き慣れていなかったのもあると思うが、とにかく食い入るように映像を見ていた気がする。
あとはやっぱり「GET WILD」のアレンジに興奮した。
ひととおり曲を演奏し終えたあとから始まった「GET WILD」の連呼。
頭の中が真っ白になるくらい、曲に酔った。
ただこのライブにはひとつだけ不満があった。
ツアータイトルにもあるように、このライブは、アルバム「MAJOR TURN-ROUND」の収録曲を中心に構成されたもので、自分が演奏して欲しいと思っていた曲があまり演奏されなかったのだ。(アルバム中心のツアーだから当たり前の話ではあるが……)
それからまたしばらくはライブ活動は行われず。
そしてまた時が過ぎ、2004年。
「DOUBLE-DECADE TOUR」がスタート。
結成20周年という節目に、再びライブ活動に動きだしたTM NETWORK。
幸運にも、自分はファイナルの日本武道館公演のチケットをとることができた。
このライブも忘れることができない。
演奏曲もまるでベスト盤のような曲ばかりで興奮しまくった。
さらに、サポートメンバーにも驚いた。
……FENCE OF DEFENSE、朝倉大介、そして一番のサプライズは松本孝弘までが駆けつけてくれたこと。
アンコール明けにひょっとして来るかなという期待はあったが、まさか本当に来てくれるとは思わなかった。
このメンバーによる演奏が聴けたのは、いまでも夢のように思える。
本当に大切な思い出となった。
2007年。
「TM NETWORK -REMASTER-」ツアーの渋谷CCレモンホールに参戦。
ひさしぶりのメンバーたちは、どこか自然体で、丸くなった印象を受けた。
それでも1曲1曲の完成度の高さは相変わらず。
特に、この日初めて聞いた「Action」のサビがすごく頭に残った。
そういえば、この日、TM NETWORKの子供として紹介されたバンドがいたが、その後どうなったんだろうか。
2008年4月。
ZEEP SENDAIで2日間行われた「SPEEDWAY and TK HITS !!」ツアーに2日とも参戦。
会場のキャパが狭かったこともあり、メンバー3人の表情を普通に肉眼で見ることできた。
本当に楽しそうだった3人。
トークも弾みまくって、「なかなか曲に行かないなあ」などと思ったり。
「仙台はいつも本当に熱い」と宇都宮隆が言ってくれたのが嬉しかった。
「Resistance」はやっぱり神レベルの名曲だった。
新宿の喫茶店で出会った「Love train」も、相変わらず最高だった。
本当にFANKSでよかった……そう心から思えた2日間だった。
2008年11月4日。
TM NETWORKのリーダーで、多くのアーティストのプロデューサーでもあった、小室哲哉が逮捕された。
残念ながら、いまは「容疑者」という肩書きだ。
報道されていることが事実なら、潔く罪を償って欲しい。
そして罪を反省し、晴れて音楽活動を再開することができたときは、
TM NETWORKで復活して欲しい。
ウツも、木根ちゃんもちゃんと待っててくれるよ。
そして、自分も含め多くのFANKSもきっと待っててくれるはず。
大丈夫。これまでだって、いろいろ待たされたことあったからね。
もう慣れたよ(笑)。
哲っちゃん、がんばれ。
何年だろうが、何十年だろうが、絶対に待ってるから。
TM NETWORKが再び動き出したことを告げる「GET WILD DECADE RUN」を買ったのは。
最初に曲を聴いたとき、あまりに原曲とかけ離れているのですごく驚いた。
ただ懐かしくて再始動したんじゃない。新しいTM NETWORKを見せたくて復活したんだ――そんな意欲が曲から感じとれた。
2000年。待ちにまったライブが、ついに行われることが発表された。
が、復活第1弾のライブはチケット争奪戦に敗れて行けず。
でも、そのライブの模様は、日テレで1時間ぐらいの特番で放送され、3人の元気な姿を見、アレンジされた名曲の数々を聞いて、とても嬉しくなった。
……「本当に帰ってきたんだ」と。
そしてようやく、初めてTM NETWORKライブへの参戦が叶った。
「MAJOR TURN-ROUND TOUR」だ。
場所は東京国際フォーラムだったと思う。
映像がすごく凝っていたことが強く印象に残っている。
たしかオープニングのときはステージ全体ぐらいの大きさで映像が出ていたような。
ビジョンを駆使したライブというのに行き慣れていなかったのもあると思うが、とにかく食い入るように映像を見ていた気がする。
あとはやっぱり「GET WILD」のアレンジに興奮した。
ひととおり曲を演奏し終えたあとから始まった「GET WILD」の連呼。
頭の中が真っ白になるくらい、曲に酔った。
ただこのライブにはひとつだけ不満があった。
ツアータイトルにもあるように、このライブは、アルバム「MAJOR TURN-ROUND」の収録曲を中心に構成されたもので、自分が演奏して欲しいと思っていた曲があまり演奏されなかったのだ。(アルバム中心のツアーだから当たり前の話ではあるが……)
それからまたしばらくはライブ活動は行われず。
そしてまた時が過ぎ、2004年。
「DOUBLE-DECADE TOUR」がスタート。
結成20周年という節目に、再びライブ活動に動きだしたTM NETWORK。
幸運にも、自分はファイナルの日本武道館公演のチケットをとることができた。
このライブも忘れることができない。
演奏曲もまるでベスト盤のような曲ばかりで興奮しまくった。
さらに、サポートメンバーにも驚いた。
……FENCE OF DEFENSE、朝倉大介、そして一番のサプライズは松本孝弘までが駆けつけてくれたこと。
アンコール明けにひょっとして来るかなという期待はあったが、まさか本当に来てくれるとは思わなかった。
このメンバーによる演奏が聴けたのは、いまでも夢のように思える。
本当に大切な思い出となった。
2007年。
「TM NETWORK -REMASTER-」ツアーの渋谷CCレモンホールに参戦。
ひさしぶりのメンバーたちは、どこか自然体で、丸くなった印象を受けた。
それでも1曲1曲の完成度の高さは相変わらず。
特に、この日初めて聞いた「Action」のサビがすごく頭に残った。
そういえば、この日、TM NETWORKの子供として紹介されたバンドがいたが、その後どうなったんだろうか。
2008年4月。
ZEEP SENDAIで2日間行われた「SPEEDWAY and TK HITS !!」ツアーに2日とも参戦。
会場のキャパが狭かったこともあり、メンバー3人の表情を普通に肉眼で見ることできた。
本当に楽しそうだった3人。
トークも弾みまくって、「なかなか曲に行かないなあ」などと思ったり。
「仙台はいつも本当に熱い」と宇都宮隆が言ってくれたのが嬉しかった。
「Resistance」はやっぱり神レベルの名曲だった。
新宿の喫茶店で出会った「Love train」も、相変わらず最高だった。
本当にFANKSでよかった……そう心から思えた2日間だった。
2008年11月4日。
TM NETWORKのリーダーで、多くのアーティストのプロデューサーでもあった、小室哲哉が逮捕された。
残念ながら、いまは「容疑者」という肩書きだ。
報道されていることが事実なら、潔く罪を償って欲しい。
そして罪を反省し、晴れて音楽活動を再開することができたときは、
TM NETWORKで復活して欲しい。
ウツも、木根ちゃんもちゃんと待っててくれるよ。
そして、自分も含め多くのFANKSもきっと待っててくれるはず。
大丈夫。これまでだって、いろいろ待たされたことあったからね。
もう慣れたよ(笑)。
哲っちゃん、がんばれ。
何年だろうが、何十年だろうが、絶対に待ってるから。
コメントありがとうございました。
しばらくは会えないかもしれませんが、いつか必ず「TM NETWORK」で戻ってきてくれると信じてます。
それまで、頑張っていきましょう!
でも、テッちゃんには昔からの仲間がたくさんいるので、帰ってくる場所があるでしょう。
デビュー当時に歌った「16歳の頃の気持ち」に戻って、やり直して欲しいですね。
未熟な旅人さんとは、この手の話を始めたらキリがないですよ、きっと。
存分に飲み明かせそうです。
いつもコメントありがとうございます。
「寂しい」っていう表現、すごく分かります。
自分の好きなアーティストが、こんな事態になると、こういう気持ちになるんですね。
きっと他のFANKSの皆さんも同じ気持ちだと思います。
「16歳の頃の気持ち」……“1974”ですね。
その当時の気持ちに立ち返れば、もう一度やり直せると、僕も思います。
そのときは暖かく迎えてあげたいです。
この手の話はどんどんディープになっていきますもんね(笑)。1日じゃ足りないかもしれませんよ(笑)。