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シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

姉の愚痴を聞く日

2019年11月08日 | 日記
 風土記の丘の五重の塔、紅葉はまだのようだ

立冬、されど暖かい!やわらかい日差しの中、姉夫婦の話し相手に参上する。
というより認知状態を見に行くと言うのが本音だ。

状態は前回とほとんど変わらないが、義兄が少し気弱になっていた。90歳を超えている夫婦で頑張っているのは大したもんだ。
通院が困難になることから、デイケアに行っている病院に変わろうと自分から言っていたが、結果は、かかりつけの先生を変えたくなくてそのままに。
通院は、次女の夫に頼むことにしたと言う。頭を切り替えることが難しいようだ。

今日は、また、自分から、介護が難しくなりそうで、姉の施設入所を考える時期が近くなりそうだと言う。なんだか気持ちが揺れ動いているのかな。
義兄がしんどい時は、ショートステイを利用すること、また、台所とおふろ、トイレだけでもヘルパーさんにお願いしては、と言うと、
今回は、姉も義兄も話に乗ってきた。ケアマネージャーに相談してみると言う。
義兄が、百歳体操のつどいに行ったので、ホントに初めて姉の愚痴を聞くことができた。昔のことはよく覚えている。
子ども時代から、結婚の時の状況など、胸に抱えていた重しを吐き出すようにしゃべった。初めて聞く出来事もあり、姉なりに苦労したらしい。
でもふたりで共に90歳を超えるまで生きられ、何不自由なく生活できていること、子どもたちも立派になっていることを思うと、
色々あっても幸せな人生ではないのと言うと、姉は、そう考えたらそうだねと、うなづいていた。
そして、言いたいことをケンカしても言った方がいいよ、言えない時は、ワンちゃんの「リリー」に思いっ切り声を出して愚痴を喋りなよと言うと、
姉は、気持ちがすっきりした、そうすると大笑いした。すぐ忘れるかもしれないけどーーー。

また来るねと話して辞した。近所からいただいた野菜をたくさんもらって帰った。