散歩途中の家々の庭で、いろんな花を見ました。
最初に気が付いたのは、カラタネオガタマ。
同じモクレン科の、ホオノキやタイサンボクを小さくしたような花です。
前方から良い香が漂ってきたと思ったら、テイカカズラが塀に絡みついていました。
式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、遂に定家葛に生まれ変わって彼女の墓に絡みついたという伝説の花です。
ツゲの花。こんなにたくさん咲いているのを見るのは初めて。(ツゲの花ではなくハクチョウゲが正解でした)
香りの強い、お馴染みのジャスミン。
柿の花も、今から実になる準備をしています。
大きな枇杷の木に実が出来ていました。昔はありふれた果物だったと思っていますが、今では高価な果物です。
可愛いアブチロンが塀に絡んでいます。
堤防では、アカツメクサが、今が盛りと咲いています。
その隣にはシロツメクサも。
薄いピンクが優しい昼咲きツキミソウ。
草原にはムクドリの姿も。
今この時期しか見られない花ばな。
日に日に、刻々と姿を変えていきます。