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日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

去り行く人に別れを告げて

2011年04月23日 23時01分05秒 | Weblog


楽やライブご来場頂いた方々、ありがとうございました。
おかげ様で良いテンションで歌うことができた。
震災以後、一発目のライブだった。
本番では地震の事に一切触れないでおこうと思っておったが、まあ話題になるわい。
あのままでよかったと思っている。

ユキオウエタケとのコンビで演奏しだして3年ぐらいになるか。
先日のライブでやっとこさ互いの音を意識し、味わいながら演奏するゆとりができた気がする。

3年でやっとだ。

ほんでもって呑みすぎた。

周りでは仲間たちがバタバタとバンドを解散させとる。

俺も数々のバンドを解散してきたのだが、「解散」っちゅう響きはあまりいい響きやないな。
東京を去る男もいれば
新たな表現にチャレンジする男もいる。

ネガティブをポジティブに変えよ。
どんなフィルターでも良い。
俺は俺なりに彼等の決意をポジティブに変換し、突き進むのみ。

サイの角のように
幕末の志士のように

さて、
「今とウ」はレコーディングしようと思っている。
やれるうちにやっとけっちゅう話だ。
記録は重要。
ネタはあるのだから。

去り行く人に別れを告げて
俺はまだここにいる 春の中。

沈黙を蹴って行け

2011年04月13日 23時39分27秒 | Weblog


地震の後はなるべく平静を装った。
だが、文章を書く気にもなれず俺は沈黙した。

最近の夜の行動は地震当日の報道やら、津波の映像を寝る前に必ず見ている。
大袈裟かもしれんが、映像を見る必要がある気がしてそうする。
怖いもの見たさの野次馬気分かもしれん。
だが、夜が来ると必ず、あの日起こった事を振り返り、俺はどうするべきかを考えてしまうのだ。

原発の事については分からない事はほぼ調べた。
色んな人のコラムやら日記やらを読んだ。
知識は必要だ。
地震以降、我々は自分で良し悪しをジャッジしなくてはいけなくなった。

もはや、何が本当で何がうそなのか分けわからん世の中になって来た。

今更、政治やら原発問題になんやかんや言うつもりはない。
すでに事は起こってしまったのだから。

今まで身近になかったから無関心だったり、
危機感がなかったりした事が、自分の身に火の粉が降り掛かりそうになったとたん
批判するのはナンセンスだ。

特に原発は生まれた時から福岡にもあったし(佐賀だったかいな?)
広告やらCMやらで安全と言われ
何の疑いもなく「ならば安全やろう」と思いここまで来たのだ。
屋根が吹っ飛んでしまった後の対応については
東電社員、政府、専門家に全てを託すしかない。

結論はやりたい事をやれるうちにやる事だ。
今まで当たり前に来ると思っていた明日やら一年後が、来ないかもしれんのだから。

会いたいやつには会っとけ。
やりたい事はやっとけ。

有事の際、それについて真剣に語り合える仲間がおり、
その仲間と音楽を共に奏でる。
家族がおり、
外を歩けばキレイな花が咲いている。
沈黙を蹴って、
俺たちは何をする?

それは何があっても揺るがない遠く昔から当たり前の俺たちの哲学。

やりたい事をやりたい奴らとやる為に生きる。
やりたくない事はなるべくやらんでいいように考え、努力する。

俺たちは変わらない。
山崎12年の如く。
キリンラガーの如く。

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■「今村竜也とウエタケユキオ」LIVE
■4月20日(水)
■高円寺 楽や
■19時オープン/20時スタート
■チャージ1000円
■出番→20時より50分ステージ

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■「PLEASANT TAP」LIVE
■6月6日(月)
■高円寺 CLUB MISSION'S
■イベント「来るべき世界Vol.5」
■詳細後日発表

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チケット予約はこちら→http://imamuratatsuya.jimdo.com/contact/