Life of Kazzy

2007年2月8日に第1子を出産しました。
今後は育児日記中心になりそうです。

☆永遠の愛『きみに読む物語』

2005年04月01日 | 映画
今日は時間の都合上、午後から会社を休んで観に行きました。
どーしても、どーしても、会社休んででも観たかった『きみに読む物語』

すごい!開始時間3分で泣きました。
これは究極のラブストーリーです。
この作品は今年観る映画の中で上位3位に軽く入ると思う。
いや、今まで観たラブストーリーの中で1位かも。

ストーリーは老人痴呆症となった妻に夫がある物語を何度も何度も繰り返し読み聞かせます。
その物語というのは彼女が失ってしまった若い日の2人の思い出でした。
医師や看護婦、自分の子どもたちでさえも彼女が記憶を取り戻すのは奇跡だとあきらめていますが彼は決してあきらめません。
彼女が思い出すまで何度も何度も繰り返し2人の日記を読み聞かせます。
彼女が思い出すことを信じて…。
愛する人が思い出を失ってしまうことの痛み、一人の人を一途に愛し続ける強さ。
永遠の愛がとても切なく描かれていました。

ワタシはこれを観ながら自分のじいちゃんとばあちゃんを思い出しました。
おしどり夫婦だったじいちゃんとばあちゃん。
ばあちゃんが闘病生活のため入院したとき、じいちゃんは毎日お見舞いに行きました。
雨が降ろうと風が吹こうと、ばあちゃんが亡くなるまでの約半年間、毎日です。
自分はそのとき心臓を患っており車椅子だったにもかかわらず、ばあちゃんが寂しがるからと通うのをやめませんでした。
最後まで想い合っていた2人。
ばあちゃんが死ぬ間際、朦朧となる意識の中でワタシたちに残した言葉は「じいちゃんを頼む」でした。
じいちゃんは、ばあちゃんの死に化粧姿を見て「ますます惚れたぞ」と照れくさそうに言いました。

思い出すと今でも泣けてきます
ワタシもこんな大きな愛に包まれたいです。