Life of Kazzy

2007年2月8日に第1子を出産しました。
今後は育児日記中心になりそうです。

色彩

2007年05月11日 | 

最近、色に興味がある。
自分にはどの色が似合うか?とか
色と色のコーディネートとか
色の与える印象とか…

それで興味深い本を見つけたので、近くの本屋さんへ在庫確認。
「ありますよ!」とのことだったので早速買いに行った。



『色が教える"自分の知らない自分"』という題で始まるこの本は
500種類の色とその色の名前やその色を好きな人の人柄や性格が書いてある。

その中から私が選んだ色は"夏の終わりの20世紀梨"という
クリーム色っぽい感じのもので

高潔で意欲的。しばしば神秘主義、不可思議な「謎」にひかれる。
未確認飛行物体、宇宙人、超能力となると異常な関心を持つ。
時によそよそしく振る舞い一匹狼になりがち。

と書いてあった。
確かにスピリチュアルなことには関心あるし、
マイペースで私は私みたいなとこあるから一匹狼かもしれない。
昔、流行った動物占いでも狼だったし…。

やっぱり色って不思議。
この人の著書で『色の秘密』というのもあって
"人はピンクで若返り、白い部屋が美人をつくる"って書いてある。
これも面白そう。
今度本屋さん行ったとき探してみよう。


☆気が滅入る(+_+)

2006年01月18日 | 

今、重松清の『疾走 』(上・下巻)を読んでるんですが、壮絶すぎる内容にかなり気が滅入ってきました。
けど続きが気になって読んでしまうんですよね。

この作品、映画化されてるみたいだけど、このシーンを映像にしたらどうなるんだろ?っていうようなエグイとこばかり。。。
(表紙の絵も怖い。。。)

人間って精神的苦痛を受けすぎて壊れてしまうと、こんな風に自己逃避?いや自己防衛するようになってしまうんだな~とリアルにシュウジ(主人公)の気持ちが理解できて怖かった。

これ読み終えたら今度は楽しい気持ちになれる本が読みたいです。

映画『疾走


☆最近はまっていること

2005年10月30日 | 
それは読書。
今年の秋は読書の秋にしようと決め、本を読み始めた。
これが最近はまりつつある。
すごく意外!!!
だって活字が苦手でこれまであまり本を読んだことがなかったもの。
学生の頃に出題されてた読書感想文なんてろくに中身を読みもせず、大まかなあらすじがわかると"あとがき"だけ読んで感想書いてたもん。
それで一度、学年代表で選ばれたからビックリしたけど。。。

ということで、最近少しでも時間があれば本を読んでます。
今日読み終えた本は上下巻あってとても読みごたえのあるやつだったけど、面白くて一気に読んでしまった。
タイトルは『嫌われ松子の一生』
そう!中谷美紀主演で映画化されてるやつ。
映画やドラマになってるものってあまりハズレが無いような気がして、本屋で特に惹かれるものがなかったら買ってしまう。
『私の頭の中の消しゴム』
『一リットルの涙』
『佐賀のがばいばあちゃん』
も本で読んだけど、どれもすごくよかった!
これらが映画やドラマだとどう描かれるのか、本を読んだ後に観るのも面白そう。

さぁ!今度は何読むかな~。
リリー・フランキーの"東京タワー"が読みたいけど、単行本高いから買いたくない。
早く文庫本になってくれ~。
本を読むと想像力や集中力がつきそうなので、これからますます読みあさろうと考えてるとこです。

☆がばい!!!

2005年09月24日 | 

"島田洋七"原作の『佐賀のがばいばあちゃん』を読みました。
がばいド貧乏だけど、がばい明るくて、がばい頑張りやで、がばい強情で、がばい温かくて、がばい楽しいばあちゃんの話。
ちなみに"がばい"というのは"すごい"という意味らしい。
一人でこれ読みながらクスクス笑ったり、ポロポロ泣いたり、とても面白かったのであっという間に読んでしまいました。

この中に"ばあちゃんの楽しく生きる方法語録"というのがあって、これ読んでるだけでもがばい楽しくなる。

・世の中には、病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、自殺なんて贅沢だ。

・今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら、旅行へ行ったり、寿司食ったり、着物を仕立てたり、忙
 しか。   

・時計が左に回ったら、壊れたと思って捨てられる。人間も昔を振り返らず、前へ前へと進め。

・貧乏には二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。
  うちは明るい貧乏だからよか。それも、最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。
  自信を持ちなさい。うちは、先祖代々貧乏だから。

・「暑い」「寒い」と、うるさく言うな。夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝しんしゃい。

・人に気づかれないのが本当の優しさ。本当の親切。

・生きていることが面白い。なりふりかまうより、工夫してみろ。

・人間は死ぬまで夢を持て!その夢が叶わなくても、しょせん夢だから。

・「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん」
  「じゃあ、答案用紙に『わたしは日本人です』って書いとけ」
  「漢字も苦手で・・・・・・」
  「『僕はひらがなとカタカナで生きています』って書いとけ」
  「歴史も嫌いでなあ」
  「歴史もできんと?『過去にはこだわりません』って書いとけ

・頭がいい人も、頭が悪い人も、金持ちも、貧乏も、五十年たてば、みーんな50歳になる。

・ケチは最低!節約は天才!

・葬式は悲しむな。丁度よかった、しおどきだった。

こんなばあちゃんに育てられた島田さんが羨ましい!!!
ワタシもこんな子育てが出来たらいいなぁ~。 


☆振り出しに戻る

2005年09月14日 | 
久しぶりに文庫本を読みました。
渡辺淳一の『花埋み』です。

日本の女医第一号となった荻野吟子の生涯を綴った物語。

今のワタシにとって、この小説はとても意味あるものに違いない。
読み進めていくうちにだんだんそう思えてきました。

今まで何をしても中途半端だったワタシ…。
今までいくつか夢はあったけど、大した努力もせず、成り行きに身を任せ、ただフラフラしていただけだった。
そして今、また自分に新たな目標がある。

でも現実は厳しい。
なかなかうまくいかない。。。
もしダメだったらまた諦める?

そんなことを考えているとき、この本を読む機会があった。

荻野吟子の生き方がワタシの心を熱くする。
真剣に自分の意志を全うした彼女の生き方がワタシを励ます。

とりあえず、もう一度やるだけやってみよう!
とにかく最善を尽くしてダメだったらまた考えればいい。
ワタシの今の努力なんてちっぽけなもの。
荻野吟子の血のにじむ思いと比べればどうってことないんだから(笑

☆リーディングバトン&コミックバトン

2005年07月14日 | 

バトンシリーズ第2弾!!!
みのむしさんから『リーディングバトン』
ベー坊さんから『コミックバトン』
を受け取りました。
どちらも本に関する質問なので一緒に記事にします。

質問は。。。

『リーディングバトン』
Q1.うちにある蔵書の数
Q2.最後に買った本
Q3.今読んでいる本
Q4よく読み返す、もしくは特別な思い入れのある本

Q1.うちにある蔵書の数
合計30冊ぐらいかな~。(少なっ
部屋の本棚に20冊ぐらいで押入れに10冊ぐらい。
読んだらすぐ古本屋へ持っていくので全然溜まりません。
っていうかあまり読まないし、最近はほとんど買ってない。(図書館で済ませる)

Q2.最後に買った本
"カナコ、アトリエ・ヴィ"『ビーズジュエリー』の本。

スワロフスキービーズでアクセサリーを作ろうと思って買ったのですが1度も作ってません。
ただ「きれいだなぁ~」って眺めるだけの本になってます

Q3.今読んでいる本
『シネマハンドブック』

いろんなジャンルの映画を紹介している本です。
同僚がTSUTAYAで貰ったのをワタシが貰いました。

Q4.よく読み返す、もしくは特別な思い入れのある本
"O・ヘンリ"の『O・ヘンリ短編集』

ワタシが小6のころ、親が無理やり家庭教師をつけた。(あまりにも勉強しなかったので
その家庭教師が「読みなさい」とくれた本。
1~3まであって"賢者の贈りもの"や"最後の一葉"など有名な物語が入ってます。

"灰谷健次郎"の『太陽の子』

これはワタシが短大卒業して就職したてのころ、とても尊敬していた同じ職場(当時)の先輩が薦めてくれた本。
やさしさとは何か?いのちとは何か?考えさせられます。

"三浦綾子"の『塩狩峠』

実話をもとに描かれた小説。
他人のために自分の命を犠牲にした主人公とその夫を愛した妻。
キリスト教徒として生きた二人の精神から多くのことが学べる。
出だしは少し読みにくいけど読み進むうちにどんどん入り込んでいきます。
今までに小説を読みながら号泣したのはこの作品ぐらい。

"地球ゴージャス"の『10周年記念写真集』

やっぱこれっしょ~
エンターティナー岸谷五朗のいろんな素顔が集結されてます。
それにしても好きなことを一生懸命やってる人ってイキイキしてますね。
これに載ってる劇団員すべてがキラキラ輝いています

"細木数子"の『六星占術による火星人の運命』

占いはあまり好きじゃないけど、この人の本はなせか毎年買ってしまう。
うちの母のように細木数子の番組は毎週かかさずチェックというほどハマってはいないけど。。。

『コミックバトン』
Q1.あなたのコミック所蔵数は?
Q2.今読んでるコミックは?
Q3.最後に買ったコミックは?
Q4.よく読む、または思い出のあるコミック(5つ)
Q5.回す人

Q1.あなたのコミック所蔵数は?
コミックはほとんど読まないので家には10冊もないと思います。
しかも4巻だけとかで、きちんと揃ってない

Q2.今読んでるコミックは?
何も読んでません。

Q3.最後に買ったコミックは?
もう何年も前に『女帝』を買ったきり。

Q4.よく読む、または思い出のあるコミック(5つもありません)
"作:倉科 遼""画:和気一作"の『女帝』

熊本に生まれ育った主人公がホステスの世界へと身を投じ、銀座の女(女帝)へと成り上がっていく。
なかなか面白いです。
興味のある方は是非

"秋里和国"の『The B.B.B ザ・ばっくれ バークレーボーイ』

ゲイのお話です。
ワタシが中学生のころ、ハマって読んでたコミック。
すごく面白いです。

コミックはこんなもんです。
少なくてスミマセン
続きもんが苦手で長く続くやつは最後まで読めないワタシ。
途中で満足してしまいます
だから『女帝』(全24巻)も10巻ぐらいまでしか読んでません。

活字が苦手であまり本を読まないので今回のバトンはこんなもんです
これを誰かに回さないといけないのですが。。。
やはり本と言えばmasaさんにお願いしたいですね~
masaさんスミマセン
ご迷惑でなければ是非お願いします











☆青春の門~筑豊編Ⅱ

2005年03月26日 | 
今日、県立図書館に行きました。
お目当てはもちろん先日TVで観た"青春の門~筑豊編"です。
館内のPCで検索してみると上下巻とも貸出中になっています。
受付のおねえさんに聞いてみると、つい最近 先客が尋ねてきて借りて行ったそうで、(ワタシみたいな人が居たのかな?)予約も入れられるが、2週間ほどかかると言われました。
そうなるとワタシの性格上、何が何でもすぐに読みたくなってきます。
「お急ぎですか?」と聞かれ、特に急いでもなかったけど「はい。」と
答えてしまいました。
すると市立図書館に在庫があるか調べてくれました。

市立図書館の方には在庫があったので、また先に借りられないことを祈りつつ、もうダッシュ
本屋で買ってもよかったのですが、読みたいと思って買っても結局ものの5ページほど読んでそのままになった本が家に何冊もあるので、
また買っても本棚の肥やしになるだけならと思い、図書館で借りることに。。。
こんな借りるのに苦労して、全然おもしろくなかったら"五木"の作品は二度と読んでやらないからな~と思いつつ、受付のおねえさんに尋ねると、倉庫から出してきてくれました。
あぁ~やっと手に入った

ということで今、上巻のほうを読んでます。
半分まで読んだのですが、やはりTVより本(原作)のほうがわかりやすいです。
原作だから当たり前か…
信介(主人公)の心情も細かく書いてあり、信介がなぜそういう行動をとったのか?
TVだけでは理解できなかったところもなぞが解けるので消化不良が治りつつあります。
TVはこの筑豊編を2夜で終わらせるためにかなり部分的に削ったようです。
だからワタシみたいな"青春の門"初心者には物足りないドラマになってしまったのでしょうね。
原作を読んでみるとまだ途中ですが、良い作品だと思えます。
それにTVでは嫌悪感で観てしまった性に目覚めるシーンも文学だとなぜか芸術的に思えてくるから不思議です。
なかなか良さげなので、"筑豊編"を読み終えたら自立編、放浪編、堕落編…と読み進めてみようかな。


☆『クラウディア奇蹟の愛』~村尾 靖子著

2005年03月05日 | 

もはや私たちは、再び会うことはないでしょう。
これも私たちの運命なのです。
他人の不幸の上に私だけの幸福を築き上げることは、私にはどうしても出来ません。
あなたが再び肉親の愛情に包まれて、祖国にいるという嬉しい思いで私は生きていきます。
~クラウディアからの手紙より一部引用~

ある日、職場の社長がワタシにB4用紙3枚程度の文章を持ってきてこう言った。
「ちょっと最初は読みにくいだろうけど、読んでみて。」
なんだろ???
読んでみると「蜂谷 彌三郎(ハチヤ ヤサブロウ)氏」の半生が対談形式で書かれていた。

蜂谷氏は太平洋戦争の終戦後、日本への引き上げを待つ北朝鮮で、侵攻してきたソ連軍に突然まったく身に覚えのないスパイ容疑をかけられ、シベリアへ強制連行される。
まだ若かった妻の久子と生まれて間もない娘の久美子を残し、51年もの長い間 最悪の人生を課せられることとなった。

たったB4 3枚程度の文章、そこには蜂谷氏が今までに受けてきた残酷な拷問や屈辱的な言葉の暴力など、とても同じ人間同志がやったこととは思えない悲惨な出来事が淡々と綴られていました。
そんな悲惨な人生の中で蜂谷氏はロシア人のクラウディアという女性に出逢う。

とても涙なしでは読めない内容でした。
読んだ後、社長に「この2人の女性の愛は真似できない。すごいですね!」と感想をのべると、社長も目をまんまるさせて「だろう、だろう。」とうなずいた。
今度はもっと詳しく読みたいだろうと『クラウディア愛の奇蹟』を貸してくれた。

クラウディアの無償の愛、51年ものあいだ夫の無事を信じ日本で待ち続けた妻の久子。
戦争によって人生を狂わせられた人たちの生きざまが書かれていた。
こんな惨い仕打ちを受けても人間であることを忘れない。

「私は人間だ。人間であることを決して忘れてはいけない。
 私は何かの道具ではないのだ。家族の顔も見ないうちに犬死できるものか。
 行きぬかなければ。」

このときの蜂谷氏の気持ちはどんなものだったのだろう?
死と隣りあわせの日々を逃げず、あきらめず、懸命に生き、自分の信念を貫き通した。
こんな蜂谷氏を尊敬せずにはいられません。
それから蜂谷氏を支えつづけた2人の女性も…。
今もなお続いている戦争、人間同士が殺し合い、今までに多くの人たちの人生を奪っていった。
そんな戦争が一刻も早く終わり、世界の人々に平和が訪れることを願い、ここにこの本を紹介させていただきます。