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ブートレグ愛好会

最北のトレーダーです。貴重音源・映像を共有しましょう。

文藝別冊 伊坂幸太郎

2011年05月22日 | monthly report
今月は結構、本を買いましたが、やはり山積みのままです。
連休中に伊坂の本が読みたいと思ったのですが、新刊は当分出そうにないので、昨年末に発売された”デビュー10年新たなる決意”というムックを買ってみました。これが結構中身が濃く、面白い研究本となっています。
彼は私と同級なので、呼び捨てにさせてもらいますが、仙台在住なので、心配しましたが、最近、彼のコラムなどを見かけたので無事なようです。

      

2011年4月

2011年04月30日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●早いもので、もうすぐロニーの一周忌。


【music】

●Rising / RAINBOW(EU盤 Delux Edition)
ついに出た2枚組、デラックス・エディション。1枚目にNYミックスとLAミックスなる異なる2バージョンを収録、そして2枚目にブートでお馴染みのラフ・ミックスと"STARGAZER"のリハーサル・テイクを収録。

●Dehumanizer / BLACK SABBATH(EU盤 Delux Edition)
2枚組、デラックス・エディション。2枚目にはシングルに収録されていた別ヴァージョンやライブトラックを収録。本編初登場なのが"Master Of Insanity"と"After All"のライブトラックなのだが、なぜか後者はクレジットなし。

●Forevermore / WHITESNAKE(伊盤 CD+DVD)
復帰作第2弾で個人的には前作より本作のほうが好きだ。WSの集大成といっていい内容でバラエティに富んでいる。

●Live at the Aragon / MASTODON(米盤)
2009年10月17日シカゴで行われたライブの映像(DVD)と音源(CD)。『Crack The Skye』再現ライブで、技巧派集団ゆえプレイは素晴らしいのだがvoの弱さが余計に目立つ。

   


【book】

●北帰行/佐々木譲(角川書店 2010)
旅行代理店の男がロシアからの女性客をアテンドすることになったが、その女はヤクザへの報復に送られた殺し屋だった。

●Nのために/湊かなえ(東京創元社2010)
あるアパートで知り合った、イニシャル「N」たちに起こった殺人事件。これまで後味悪いエグい内容の作品が多かったが、本作は悲劇を悲劇らしく読める。

●メタボラ/桐野夏生(朝日文庫2010)
人生に絶望し逃避してきた若者2人が沖縄で苦悩する様を描く。2007年作の文庫化。

●ビッグボーナス/ハセベバクシンオー(宝島社文庫2005)
第2回このミス大賞優秀賞作品。パチスロの裏技情報をネタに金儲けする会社の暗躍を扱った作品。2004年作の文庫化。

●MAZE/恩田陸(双葉文庫2003)
西アジアに存在する矩形の建造物に入ると、戻ってこない人間が数多くあるという。この人間消失の謎を調査する、幻想ミステリー。2001年作の文庫化。

●ララピポ/奥田英朗(幻冬舎文庫2008)
笑うに笑えない、まっとうとは言えない人たちの日常を活写する群像長篇。2005年作の文庫化。




【Movie】

●悪人
●アンストッパブル(Unstoppable)
●エクスペンダブルズ(The Expendables)
●ソウ ザ・ファイナル 3D(Saw 3D)

オーディオ更新

2011年04月17日 | monthly report
ガタがきていたオーディオのプリメインアンプとスピーカーを買い換えました。
アンプはマランツPM7004、スピーカーはBowers&Wilkinsの685です。
約20年間使ったアンプはソニーの TA-F555ESLで当時10万以上したと思います。大学生協で10回無利子ローンで購入したものでした。
また、スピーカーは就職してすぐに秋葉原で買ったYAMAHAのNS-10M Xで15年の使用。店員に勧められて決めたのだが、あまりの安さ(定価自体が)に予算が余ってスピーカー台まで買った記憶があります。
何度も引っ越したためが、10年前から共に調子が悪かったのですが、のらりくらりと使い続けてきたのでした。これらはたぶんリサイクルの仕方がないのでしょうね。そのうち、ゴミに出さなければなりません。

 

2011年3月

2011年03月30日 | monthly report
被災された方々に対しまして、謹んで、お見舞い申し上げます。





【Ronnie James Dio】

●信じられないはなしだが、ロニーのいないDIOでツアーをすると、ウェンディが言っている。正気か?


【music】

●Best Of Kerry Livgren /KERRY LIVGREN(米盤)
ケリー・リヴグレンのソロ・アルバム『SEEDS OF CHANGE』でロニーが歌っていた"To Live For The King"の別ヴァージョンが収録されている、2002年リリースのベスト。現在廃盤でダウンロードでのみ入手可。

●Battle Hymns MMXI/ MANOWAR(米盤)
1982年作の再録セルフカバー、ビックリするほどのオリジナル完コピ。権利獲得が目的か。ライブ音源2曲がボーナス。

●Relentless Reckless Forever / CHILDREN OF BODOM(米盤 CD+DVD)
全米22位にチャートインしたいう前作を聴いていない私が言うのもおこがましいが、本作は最高傑作だと思う。

●Shine On / OUTRAGE(2DVD)
橋本直樹復帰の2007年から2010年の"RISE"ツアーを追ったドキュメンタリー。Disc2は5月1日クラブチッタでの『OUTRAGE』完全再現ライブと各地でのライブクリップ、カッコ良いぞ。

  



【book】

●仮想儀礼/篠田節子(2008 新潮社)
公務員をやめて作家を目指すが失敗。男が考えたのは宗教で金儲け。成功から崩壊までを描いた宗教サスペンス。柴田錬三郎賞受賞。

●白銀ジャック/東野圭吾(2010 実業之日本社文庫)
新作をいきなり文庫発売、ということで最速の100万部到達。内容は1日で読めちゃうほどの内容(ハードカバーで出す価値なし)で、スキー場に爆弾を仕掛けたよ、というゲレンデ・ジャック。

●いのちのパレード/恩田陸(2010 実業之日本社文庫)
幻想、ユーモア、恐怖を豊かに織り込んだ短編集。

●アリアドネの弾丸/海堂尊(2010 宝島社)
バチスタ・シリーズ最新作。今回はミステリーやってます。

●3652/伊坂幸太郎(2010 新潮社)
著者初のエッセイ集でデビューから10年間のものを全て収録。


  



【movie】

●マイレージ、マイライフ(Up in the Air)

●正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(Crossing Over)







今更ながら2010年のベスト3

【Music】
①Pandemonium/PRETTY MAIDS
②Fever/BULLET FOR MY VALENTINE
③Scream/OZZY OSBOURN

【book】
①恩田 陸 10冊
②東野圭吾 8冊
③道尾秀介 6冊

3652/伊坂幸太郎

2011年03月09日 | monthly report
音楽ではありません。本です。
私のお気に入り作家の1人である伊坂のエッセイです。
ここで、挙げられている、彼が賞賛している本を備忘録かわりに記載しておこうと。いつか読もうと思いますが、今でも読めずに山積みになっている本がたくさんあるので、どうなるかわかりませんが。

・白昼堂々/結城昌治
・青梅雨/永井龍男
・THE END/真鍋昌平
・虹よ、冒涜の虹よ/丸山健二
・槿/古井由吉
・ウェルズ4作/キースピータースン
・叫び声/大江健三郎
・中二階/ニコルソン・ベイカー
・熱帯/佐藤哲也
・ライダー定食/東直己
・十九歳の地図/中上健次
・夏、19歳の肖像/島田荘司
・19分25秒/引間徹
・異邦人/カミュ
・ペニス/津原泰水
・ロビンソンの家/打海文三
・愛と悔恨のカーニバル/打海文三
・ぼくが愛したゴウスト/打海文三
・ボーイズ・オン・ザ・ラン/花沢健吾
・イブの夜/小川勝巳
・ぬかるんでから/佐藤哲也
・一瞬の夏/沢木耕太郎
・missing/本多孝好
・ミノタウロス/佐藤亜紀
・殺しのパレード/ローレンス・ブロック
・マリオネットの罠/赤川次郎
・華麗なる誘拐/西村京太郎
・北の夕鶴2/3の殺人/島田荘司
・奇想、天を動かす/島田荘司
・幻獣少年キマイラ/夢枕獏
・上弦の月を食べる獅子/夢枕獏
・芽むしり仔撃ち/大江健三郎
・転生夢現/莫言
・フリアとシナリオライター/マリオ・バルガス=リョサ
・アイの物語/山本弘
・万物の尺度を求めて/ケン・オールダー







2011年2月

2011年02月28日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●HEAVEN & HELLの2007年のライブDVD 『Live At Radio City Music Hall』が5月にブルーレイでリリースされるらしい。内容は不明だがオリジナルのDVDには収録されていないボーナスが含まれるようだ。


【music】

●IV-Made In Metal/HALFORD(米盤)
悪く言えば、チープ(パッケージから音作りまで)、よく言えば、肩の力が抜けた軽やかなHM。プリースト復帰後の前作からは、それ以前の「HALFORD」ではなく「ROB HALFORD」名義の方が相応しいと思う。

●What Lies Beneath/TARJA(限定2CD米盤)
収録曲は日本盤と同じだが、ボーナストラック3曲がDisc2に収録されている。Nightwish時代とは異なり、力強いオペラティックな歌い方はしていないが、ゴシックメタルとしてはイイ感じ。カヴァーの"Still Of The Night"は酷すぎる。

 


【book】

●木洩れ日に泳ぐ魚/恩田陸(2010 文春文庫)
同居していた兄妹が過ごす最後の夜。二人が語る古い記憶から衝撃の真実が判明する。2007年作の文庫化。

●夜行観覧車/湊かなえ(2010 双葉社)
母が父を殺した時、息子はコンビニに出かけそのまま失踪する。エリート一家に何が起きたのか。

●犬はどこだ/米澤穂信(2008 創元推理文庫)
犬探しの事務所を開設したのに、失踪人探しと古文書の調査依頼が舞い込む。秀作私立探偵小説。2005年作の文庫化

●雪冤/大門剛明(2009 角川書店)
時効直前、死刑が確定した男の父親に掛かってきた電話は真犯人からだった。死刑制度と冤罪を扱った傑作ミステリー。横溝正史ミステリー大賞受賞作。

●真夜中の神話/真保裕一(2007 文春文庫)
インドネシアを舞台にした、不思議な能力を持つ少女を巡る大追跡行。当時あまり話題にならなかったが、やはりこの著者はうまいなーの一言に尽きる。2004年作の文庫化。

 


【Movie】

●エルム街の悪夢(A Nightmare on Elm Street)
●トラブル・イン・ハリウッド(What Just Happened)




最近はDIOのSBD音源のブートを聞き直している。

2011年1月

2011年02月02日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●『MAGICA』にボーナストラックして未発表曲1曲を収録して再発する予定があるそうだ。これが"Elektra”じゃなければいいのですが。


【music】

●Live-We Rock / DIO(CD+DVD)
"candlelight”という英国のレーベルからの正規品だが、実にあやしい作品。CDにはブートでお馴染みの83年サン・ノゼ公演のライブに加えヴィデオ化もされている84年のフィラデルフィア公演からの3曲(うち"One NIght In The City"はヴィデオ未収録曲であるがブートでは出回っていた音源)を収録。DVDのほうは年代がばらばらで放送映像やオーディエンス撮影などが混在し、著作権の問題だけでなく画質も酷く、ブートとしても並み以下のクオリティでとても公式作品とは言えない代物。

●Deevision / DEE SNIDER(DVD 米廃盤)
ロニーがインタビューで登場。97年頃の映像らしいが字幕がないのでコメントの内容はわかりません。

 


【book】

●贖罪/湊かなえ(2009 東京創元社)
田舎町で起きた少女殺人事件。少女を連れ去った犯人を目撃した同級生4人は犯人の顔を覚えていなかった。贖罪を求める少女の母親と成人後の4人の同級生の悲惨な末路。

●プラチナデータ/東野圭吾(2010 幻冬舎)
近未来のDNA捜査システムの到来の描いたSFミステリー。

●ロミオとロミオは永遠に/恩田陸(2006 ハヤカワ文庫)
日本だけが汚染された地球に残されるという近未来SF。「大東京学園」で繰り広げる生徒たちの脱走劇。2002年作の文庫化。著者自身もタイトルの意味は不明といっている。

●愚か者の盟約/佐々木譲(2009 ハヤカワ文庫)
ある社会党議員の70年初当選から92年の政界再編工作までを描いたポリティカル・サスペンス。もちろんフィクションだが、史実沿った白熱のドラマ。91年作。

●グラーグ57/トム・ロブ・スミス(2009 新潮文庫)
『チャイルド44』の続編、時代はスターリンからフルシチョフ時代へ。




【movie】

●フェーズ6(Carriers)
●30デイズ・ナイト(30 Days of Night)
●ザ・エッグ〜ロマノフの秘宝を狙え〜(The Code)
●パリより愛をこめて(From Paris with Love)
●ディセント2(The Descent Part 2)




時間が経つのは早いですね。もう2月?

2010年12月

2010年12月31日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●サバス『Dehumanizer』のデラックス・エディションが来年2月にリリース予定。未発表のライブトラック"Master of Insanity"などが収録されるようだ。

●ロニーがリード・ヴォーカルを取る"The Code"を収録したThe Rods『Vengeance』が来年3月にリリース予定。



【Music】

●Relentless / YNGWIE MALMSTEEN(米盤)
リッパー参加の2作目だが、ソロ名義に変わっている。リッパーの適合性を語るのは無意味なくらい、インストが多く、イングヴェイのギターアルバムに徹している。

●Live! Rise And Shine / OUTRAGE
今年5月1日川崎クラブチッタで行われた『outrage』の完全再現ライブを収録。オフィシャル・ブートレグと言ってもいい内容で、生々しく、そして粗い。






【book】

●無理/奥田英朗(2009文藝春秋)
関連は無いが、『最悪』、『邪魔』に続く群像小説。

●朝日のようにさわやかに/恩田陸(2010新潮文庫)
寄せ集め的な短編集。2007年作の文庫化。

●少女/湊かなえ(2009早川書房)
死に惹かれる2人の少女の物語。

●夢見る黄金地球儀/海堂尊(2009創元推理文庫)
初のメディカル以外の作品。2007年作の文庫化。正直つまらない。

●太陽を曳く馬/高村薫(2009新潮社)
福澤一族百年の物語、3部作完結編。あの合田雄一郎が登場し期待させたが、終始芸術論と宗教論に尽くされ難解極まりない。やはり高村はミステリーに戻ってきたわけではなかった。






【Movie】

●実験室KR-13(The Killing Room)
●噂のモーガン夫妻(Did You Hear About the Morgans?)
●アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)
●人生に乾杯(Konyec)
●インビクタス/負けざる者たち(Invictus)





いつもチェックして下さっているみなさま、ありがとうございます。

2010年11月

2010年11月29日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

今月は、ロニー関連の作品がリリースラッシュ。


【music】

●Static Impulse/JAMES LABRIE(米盤)
D・Tのvo、ジェイムズ・ラブリエの3枚目のソロ。これまでと同様、"オレだって、D.Tタイプの曲はつくれるぜ"的作品。ポートノイが抜けた今、ジェイムズも今後曲作りに呼ばれるのではないかな?

●At Donington UK: Live 1983 & 1987/DIO(米盤)
FM音源としてブートではお馴染みの音源だが、本作はBBCのマスター音源からリマスターされたものだから、クオリティはブートの比ではない。87年のツアーのライブ音源はこれまでもオフィシャル化されてなかっただけにうれしいことこの上ない。

●Neon Nights/HEAVEN AND HELL(CD+DVD限定版)
2009年7月30日ドイツで行われたフェスティバル「ヴァッケン・オープン・エアー」でのライヴの模様を収録。すでに病に蝕まれていたロニーだが、近年にない良い声をしている。

●Bitten By The Beast/DAVID ROCK FEINSTEIN(米盤)
ANVIL並みのチープな作品でどうってことないアルバムだが、前作同様、ロニーが参加し、ロニーの遺作となる"METAL WILL NEVER DIE"が収録されている。

 


【book】

●マリアビートル/伊坂幸太郎(角川書店2010)
最新書き下ろし作品。殺し屋達の争いを描いた『グラスホッパー』の続編。

●決壊/平野啓一郎(新潮社2008)
自らを悪魔と名乗った犯行声明文付きのバラバラ殺人事件、そしてそれに連鎖するように模倣殺人が続く。殺された弟と容疑者とされた兄、その家族たちの悲劇と現代の闇をリアルに描く。

●悪人/吉田修一(朝日文庫2009)
毎日出版文化賞と大佛次郎賞受賞の2007年作の文庫化。映画化され、モントリオール国際映画祭での深津絵里の女優賞受賞で一躍話題に。殺された女、殺した男、その男と逃避行する女。出会い系サイトで知り合った彼らは、ただただ孤独で幸せになりたかっただけ。だれが悪人といえるか?

●ジェネラルルージュの栄光/海堂 尊(宝島社文庫2010)
バチスタ・シリーズ、ジェネラル速水の番外編、短編を3つを収録。巻末には海堂 尊の全作品の解説付き。

●サウダージ/垣根涼介(文春文庫2007)
2004年作、『ヒートアイランド』第3弾。本筋より性描写がしつこい。

●私が彼を殺した(講談社文庫2002)
1999年作の加賀刑事シリーズ。毒殺事件、容疑者は3人。それぞれが動機を持ち、犯行が可能であった。加賀刑事が捜査に乗り出し、”犯人はあなただ”と指さして本作は終わる。読者に謎解きさせる、本格派ミステリー。

 


【movie】

●シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)
●ザ・ホースメン~黙示録殺人事件(The Horsemen)
●シャッターアイランド(Shutter Island)
●ボーダー(Righteous Kill)
●ザ・ウォーカー(The Book of Eli)
●ホワイトアウト(Whiteout)
●PUSH 光と闇の能力者(Push)





一日で38cmも雪が降りました。今日は一気に真冬日。






2010年10月

2010年10月31日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●やはり、レンボーのデラックス盤はまた発売延期。

●ロニー最後の曲"The Codes"はThe Rodsのアルバム"Vengeance"に収録され、来年リリースされるようだ。



【music】

●The Last In Line/DIO
2002年盤リマスターで唯一購入していなかった本作を今さらながら入手。これでこのアルバムも3枚目の購入。ディオの最高傑作であることは間違いない。

●Return To Zero/SPIRITUAL BEGGARS(米盤)
5年振り、7th。voチェンジによるマイナス点はないが楽曲の質は明らかに下がっている。それでも、このマイケル・アモット率いる70年代再現バンドの方がアークエネミーよりはずっと魅力的。

●蔦のからまるQの惑星/筋肉少女帯
復活第3弾。5月にリリースされていたのを知らず、今ごろ入手。HR色はさらに薄まったが、バラエティに富んだ、このロック・センスは最高。

  



【book】

●ジーン・ワルツ/海堂尊(新潮文庫2010)
産婦人科の現状の憂いた、メディカルエンターテインメント。医師の、というより人間としての倫理を疑うようなラストは問題だろう。2008年作の文庫化で、映画化も予定されている。

●月の裏側/恩田陸(幻冬社文庫 2002)
水郷、柳川をモデルにした、S・キング的なホラー。終盤までグイグイと読手を引き込みながら、結末がいまいちなのが残念。2000年作の文庫化。

●雪と鷺/北村薫(文藝春秋 2009)
久しぶりに話題になった著者の本作がなんと直木賞作品となった。日常の小さな謎を扱った、爽やかなミステリー作品はお馴染みのところ。連作短編集でベッキーさんシリーズの第3弾。

●カッコウの卵は誰のもの/東野圭吾(光文社 2010)
オリンピックにも行った父の影響でスキーの才能をメキメキ開花させる娘。突然自殺した妻の遺品から当時新生児の誘拐事件を扱った新聞の切り抜きが発見され、夫は自分の娘が血を分けた子でないことに気づく。

●インシテミル/米澤信穂(文春文庫 2010)
時給11万2千円という破格のバイトに集まった12人に与えられた仕事は、実験棟で7日こもって過ごす、ということだけ。なにもしなくても7日で1千7百万以上の報酬を得れるのだが、各人に凶器が与えられ、殺人を成功すれば報酬は倍になるなどのボーナス有り。ありがちなデスゲームであるが、思いの外、残虐性は低い。映画化もされた2007年作の文庫化。


    



【movie】

●アイアンマン2(Iron Man 2)

●グリーン・ゾーン(Green Zone)

●ハートロッカー(The Hurt Locker)





・アイアンマン2を見たが、予想に反してAC/DCの曲が最初と最後くらいしか使われていなかったような気がする。

・秋のG1、天皇賞でようやく初当たり。

2010年9月

2010年09月30日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●2009年7月30日にドイツで行われた"the Wacken Open Air festival"でのHEAVEN & HELLのライブを収録したCDとDVD『Neon Nights:30 Years Of Heaven & Hell』が11月16日にリリースされる予定。

●THE RODSのニューアルバム『BITTEN BY THE BEAST』が11月23日にリリースされる予定。ロニーの遺作となった"METAL WILL NEVER DIE"を収録。

●1983年と1987年の"Monsters of Rock"の2枚組ライブCD、『Dio At Donington UK : Live 1983 & 1987』が11月9日にリリースされる予定。

●『DIO/SUPER ROCK LIVE IN JAPAN 85』のCDとDVDが2011年2月15日にリリースされる予定。


【music】

●Pandemonium/PRETTY MAIDS(EU盤)
3年半振り、13th。殆ど話題になっていないが、素晴らしい出来だ。近年のシンプル(チープ?)な音作りから一転、5人編成となってkeyも効かした、往年のサウンドが復活。ずばり今年の一押しアルバムになるでしょう。

●Blood Of THe Nations/ACCEPT(米盤)
正直、今回のウド抜きの復活劇には否定的だが、内容は予想以上の出来。新voはまるでウドのようで、楽曲も初期に近い作風で悪くない。




【book】

●Another/綾辻行人(2009角川書店)
学園ホラー大作。26年前から始まった3年3組にだけに掛かる死の呪い。

●廃墟に乞う/佐々木譲(2009文藝春秋)
直木賞受賞作の連作短編集。休職中の道警刑事を主人公にした警察小説。この作品にというより、これまでの著者の実績を評価しての直木賞ということでしょう。著者の代表作にはもっともっと素晴らしい作品が沢山ありますからね。

●黒と茶の幻想/恩田陸(2006講談社文庫)
大学時代に仲の良かった4人が中年になって、屋久島を一緒に旅行するという話、と簡単に言ってしまうと身も蓋もない。本作はあの難解な『三月は深き紅の淵を』の第一部と同タイトルであり、登場人物や内容からも一致していて、両作はリンクされているのがわかる。また本作の「美しい謎」の1つである梶原憂理は『麦の海に沈む果実』,『黄昏の百合の骨』の主人公であり、これらの作品ともリンクしている。2001作の文庫化。

●卒業/東野圭吾(1989講談社文庫)
1986年作、著者初期の作品、本格ミステリー。記念すべき加賀恭一郎シリーズの第1作で、舞台は大学時代。

●ギャングスター・レッスン/垣根涼介(2007徳間文庫)
『ヒート・アイランド』の続編、2004年作の文庫化。




【movie】

●ミレニアム-ドラゴン・タトゥーの女 (The Girl With The Dragon Tattoo)

●サロゲート (Surrogates)

●湖のほとりで(un film di andrea molaicli)

●ファイナル・デッドサーキット 3D(The Final Destination)

●イングロリアス・バスターズ(Inglourious Basterds)

●パブリック・エネミーズ(Public enemies)

●ヒートアイランド

●MR.ブルックス-完璧なる殺人鬼 (Mr.Brooks)

2010年8月

2010年08月31日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●レインボーのデラックス盤がなかなかリリースされませんね。

●ロニーの写真集が発売されるみたい。


【music】

●At The Edge Of Time/BLIND GUARDIAN(米盤 2枚組)
4年振り、独産ベテランバンドの9枚目。予想通り、期待通りの出来き。

●The Final Frontier/IRON MAIDEN (米盤 Mission Edition)
4年振り、15枚目。ブルースのソロっぽい感じがするのは気のせいか。やはり多少の変化が見られるが、大作志向なのはメイデンらしさ。

 


【book】

●バイバイ、ブラックバード/伊坂幸太郎(双葉社2010)
最新作。4話各50名のためだけ贈られた「ゆうびん小説」に書き下ろし1話をまとめた連作短編集。太宰の未完作品「グット・バイ」へのオマージュ的作品で久々に伊坂節炸裂。

●極北クレイマー/海堂尊(朝日新聞出版2009)
財政破綻した北のある地方都市の市立病院を舞台した、いつものメディカルエンターテインエント。速水や世良、姫宮などおなじみの人物を登場させ、海堂ワールドでリンクさせているところがニクいね。

●光媒の花/道尾秀介(集英社2010)
連作短編集で山本周五郎賞受賞作品。美しくも残酷な、さすがといった感じの群像劇に仕上がっている。

●名探偵の呪縛/東野圭吾(講談社文庫1996)
天下一シリーズの長編。著者の現在の本格派に対する思いを表現した作品と言える。




【movie】

●第9地区(District 9)

●ゴールデンスランバー

●バッド ルーテナント(Bad Lieutenant)




しばらくサボってました。
映画『ゴールデンスランバー』は見たかい?原作もよかったけど、映像も良くできてるぞ。

2010年7月

2010年07月31日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●はたしてレインボーのデラックス・エディション、ディオ スーパーロック85DVDは発売されるのか?

●ロニー・ジェイムズ・ディオ ガン基金に参加した(50ドル、Tシャツ付き)。



【music】

●The History Of Syracuse Music-Volume One
Ronnie Dio and the Prophets『An Angels is Missing』収録。輸入盤だが何と送られてきたのはCD-R。Fuck!!!

●Quatermass/QUATERMASS(独盤)
レインボー結成の切っ掛けとなった、「Black Sheep Of The Family」のオリジナル曲が収録された1970作のプログレアルバム。1990年CD化版で2曲のボーナストラック収録。

●Fever/BULLET FOR MY VALENTINE (CD+DVD)
英国期待の星、新作3rdアルバム。よりメロディックに研ぎ澄まされた楽曲群は進歩の証。デラックス・エディションはボーナスDVD付き。

  



【book】

●デパートへ行こう!/真保裕一(講談社 2009)
閉店後のデパートで繰り広げる珍騒動。三谷幸喜の映画にぴったりの作品。

●ブラックペアン1988/海堂尊(講談社文庫 2009)
バチスタシリーズのスピンオフ的作品。1988年、東城大の外科講師時代の高階病院長の物語。2007年作の文庫化。

●鉄の骨/池井戸潤(講談社 2009)
ゼネコンの談合をテーマに扱った作品。吉川英治文学新人賞受賞。ドラマ化もされた。

●ねじの回転 FEBRUARY MOMENT/恩田陸(集英社文庫 2005)
近未来、時間遡行装置の発明により、歴史を大きくねじ曲げてしまったために、人類絶滅の危機に陥る。そこで過去の修復が試みられ、介入ポイントとして「二・二六事件」が選ばれる。2002年作のSF歴史小説。

●パラレルワールド・ラブストーリー/東野圭吾(講談社文庫 1998)
脳機能の研究者による、記憶操作実験。自分の恋人なのに、親友の恋人だったという記憶が蘇る。1995作の文庫化。

●月の恋人 Moon Lovers/道尾秀介(新潮社 2010)
フジ月9のために書き下ろした作品。ミステリー要素はなし。ドラマは見てないのでわからないが、タイトルはこの原作の内容からは不適だと思う。いってみれば、ドラマとタイアップした商業作品。





【movie】

●しんぼる

●20世紀少年最終章





B!誌8月号の追悼ロニー特集では、ロニーのプライベイトや病状のことなど、いろいろ知ることができた。

2010年6月

2010年06月30日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

・Heaven And Hellはロニーの追悼ライブを、グレン・ヒューズとヨルン・ランデをvoに迎えて行う予定。

・レインボーのデラックス・エディションの詳細が明らかになる。8月4日発売(らしい)。



【music】

●Where Angels Fear To Tread/HEAVEN (米盤)
1983年作のボーナストラック入り再発盤、ロニーは1曲のみバッキングヴォーカルで参加。

●That'll Flat Git It! Vol.4(独盤)
60年代コンピレーションアルバムに「Ronnie Dio And The Prophets」時代の2曲が収録

●Scream/OZZY OSBOURN (墨盤)
3年振り10作目。ザックと袂を分かち、ガス・Gを抜擢した第1作。溌剌とした楽曲が目立ち、ポテンシャルも高い。新しい血を取り入れたのは大正解。

●Rockthology4:No Fear(DVD)
アーカイブ・ロック・マガジン「ハード・アンド・ヘヴィ」のDVD化。80年代後半だろうか、ロニーが自ら自宅を紹介している。

●Rockthology8:Sessions(DVD)
「ハード・アンド・ヘヴィ」ヴィデオのDVD化、DIO『Lock Up The Wolves』のレコーディング風景が収録されている。






【book】

●新参者/東野圭吾(講談社 2009)
昨年の『このミス』第1位の評判に違わぬ傑作ミステリー。連作短編の形式だが、1つの長編にカッチリまとまっている。加賀刑事シリーズでありながら、現代版下町捕物帖に仕上がっている。

●ネバーランド/恩田陸(集英社文庫 2003)
冬休みを迎え、多くの生徒が帰省するなか、男子校の寮に居残りを決めた4人の少年の青春ドラマ。2000年作の文庫化。

●ボトルネック/米澤穂信(新潮文庫 2009)
恋人が転落死した崖から、誤って転落した少年が目を覚ますと、そこはその少年がいなかった世界に変わっていた。恋人は生きていて、家には事故死したはずの兄や、生まれてこなかったはずの姉もいた。青春パラレルワールドミステリー。2006年作の文庫化

●TOKYO BLACKOUT/福田和代(東京創元社2008)
発電所を狙ったテロで首都東京が大停電に、犯人の狙いは何なのか。

●ソロモンの犬/道尾秀介(文春文庫2010)
飼い犬に引きずられた少年が事故死。なぜ、犬は暴走したのか。2007年作の文庫化


 



【Movie】

●2012(2012)
●アバター (Avatar)
●96時間(Taken)
●フォース・カインド(The Fourth Kind)
●スペル(Drag Me to Hell)
●アドレナリン(Crank)




・ロニー追悼企画(オフィシャル音源を振り返る)も今月でいったん終了。1983年から2004年までの一部までしかできなかったが、続きは1年後にやりたいと思う。来月から、通常のブート紹介(備忘録)を再開。

・TVドラマ、『新参者』、『ジェネラルルージュの凱旋』が終了。前者はほぼ原作に忠実に見事に再現、後者は原作の主旨を全く無視した、酷い脚本だった。


2010年5月

2010年05月31日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●ロニー・ジェイムズ・ディオ、2010年5月16日午前7時45分に死去、享年67歳。死因は発表になっていないが、胃ガンの闘病中だった。






















●ロニーは従兄弟であるデヴィッド“ロック”フェインスタインのソロ・アルバムに2曲参加したが、そのうちの1曲"Metal Will Never Die"のラフミックス・トラックが公開された。


【music】

●Perfect Timing/McAULEY SCHENKER GROUP
87年作の2000年リマスター盤。ボーナストラック2曲収録。

●Infestation/RATT(米盤)
11年振りの新作。シンプル且つストレートな楽曲でスティーブン&ウォーレンは衰えを見せないどころか、若々しいパフォーマンスに驚かされる。個人的にはアクの強いラットが聴きたかった。

●Slash/SLASH(米盤)
豪華ゲスト・ヴォーカルを招いてのソロアルバム。個性豊かなゲスト陣に見事にマッチした曲を当てるところはさすが。スネイクピットやVRのときより断然気に入った。本盤は稲葉浩志が歌う英語ヴァージョンなど3曲プラスのデラックス盤。

●Non Stop Rock 'N' Roll/WIG WAM
あのケバケバ・ルックスを敬遠して聴かずギライだったのだが、ショップで試聴したところ、あまりに良いので購入。80年代的HR/HM、ポップでキャッチー、全てシングルになりそう楽曲で埋め尽くされている。




【book】

●オー!ファーザー/伊坂幸太郎(新潮社 2010)
最新作だが書かれたのは06年ごろで、本人が言うには第1期最後の作品と位置づけている。4人の父親と息子の物語。伊坂流の王道とも言える陽気な事件を親子5人で解決する。

●IN/桐野夏生(集英社 2009)
出世作『OUT』に対応するかのようなタイトルだが、全く関連はない。島尾敏雄夫妻と『死の棘』、作者自身のダブル不倫事件がモデルとなっている。

●悪意/東野圭吾(講談社文庫 2001)
96年作の加賀恭一郎シリーズ。犯人は捕まったが動機に疑問を持った加賀刑事が1人,捜査を行う。

●球体の蛇/道尾秀介(角川書店 2009)
家族の死と嘘と誤解の悲しい物語。道尾節満載というかマンネリ化の兆しも感じられる。十二支シリーズ。




【movie】

●トランスポーター (The Transporter)
●トランスポーター2 (Transporter 2)
●トランスポーター3アンリミテッド (Transporter 3)
●サブウェイ123 激突 (The Taking of Pelham 1 2 3)
●アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン (I Come With The Rain)
●ソウ6 (Saw 6)