「 北国の 初夏が真近い 水無月や 」

水無月の幕が上がった　初日は初夏を想わせる夏日となる
外は暑いくらい　だが家の中は涼しい感である
最初に開花したキシツツジが　散りかけてきた
いよいよ花芯のつまみ作業の一仕事の開幕である

去年　精を出して花芯をつまんだ甲斐があったせいか
今年のキシツツジは　例年になく沢山の花が咲いた
一輪一輪花芯をつまむのは　大変な作業だが
翌年の春の開花を想うと　面倒だがせざるを得ない作業である

二本のヤマツツジも　満開となった水無月の初日
白いキシツツジが　散り始めたというのにこちらは満開である
ヨドガワツツジも　散りかけ始めている
今の満開ツツジは　ドウダンツツジ・ヤマツツジ・リュウキュウツツジ
これからはツツジに代わって　木牡丹・シャクナゲの水無月である
芍薬の蕾も色づいてきた　庭が最もにぎやかな季節である

「　北国の　初夏が真近い　水無月や　」

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