Jia Peng Pang - Moonlight
別れは
いつも突然で
雨のように
風のように
形のないものへと
命を変えてしまう
あっさりと
さらりと
魂はなびき
永遠という名の
楽園へ旅立つ
失って ひとり
あまねく宇宙の片隅に取り残され
怯え 震えても
肩を抱いてくれる人は
もう いない
いつしか
涙も枯れ果て
限られた時間の海を
溺れながらも
ひたすら泳ぎ
生きて行く
冷たい夜に仰ぐ月
人は私を
強いと言うかもしれない
けれど
月明かりが映す
本当の姿
こんなにも
弱く
こんなにも
脆い
そして
こんなにも
あなたを
求めてる
あなたの強がりが
堰(せき)を切って崩れ落ちた時
本当のあなたでいられる。
風香・・
ありがとう
優しさ
ありがとう
言葉
心配かけたね
心配させたね
眠れない私に
ずっと寄り添って
眠れなかったのは
あなたの方だったのに
ごめんね・・
ありがとう
いつも
ありがとう
傍にいてくれて
ずっと気遣ってくれた
その想いが嬉しくて
込みあがる涙
ありがとう
今日も
さりげなく
かけてくれる言葉
”今日は眠れるといいね”
ありがとう
あなた
ありがとう
大切な人
心から
ありがとう
皆さんも
私の大切な人
ありがとう
風香・・
浜田省吾 星の指輪
あいにくの空模様
朝早くから
あなたと一緒に
祈るように空を見つめてたけど
とうとう見れなかったね
でも
テレビに映る奇跡の瞬間
本当に
星のリングになって
輝いていた
「綺麗やね」
”うん綺麗かぁ・・”
この目では
もう二度と
見れることはないけれど
あなたの心から
私の心へ
星の指輪
つけてもらったよ
それで充分
幸せだよ
長崎は
あいにくの曇り空で
金環日食は見えませんでした
でも、
中国 福建省のライブ映像で
太陽がリング状になった瞬間の
見事な星のリングを見ることができ
感動しました
風香・・
緑の中の
小さなブランコ
ゆらり ゆらり
風に揺れ
ギィーコ ギィーコと立ち話
小鳥に
おひさまに
昨日の雨の水たまりに
優しい声で立ち話
瞳が合うと
こっちへおいでと
ゆらゆら揺れた
僕を乗せたブランコ
ギィーコ ギィーコと鼻唄歌い
風に乗ってはゆらゆらと
おひさま浴びてニコニコと
水たまりの鏡に
得意気な顔
映して揺れる
次の日
友達と来たら
何にも話してくれないの
僕 夢を見たのかな?
5時のチャイム
「夕焼け小焼け」
友達はみな
手を振り帰る
”さようなら”
僕も帰ろうと
歩きだしたとき
小さなブランコ
ギィーコ ギィーコと囁いた
” ひとりの時に また おいでよ!”
緑の中の
小さなブランコ
きっと僕にしか
見えない 聴こえない
君の笑顔も
囁きも
うん!
明日はひとりで来るね
緑に囲まれた公園で
とっても可愛いブランコ
見つけました
風香・・
強がりなあの子
青空よりも
雨が好きだって
笑顔のあの子
泣きべそなんて
大嫌いだって
でもね
私 見たの
眩しそうに
空を見つめるあの子を
膝を抱え
うつむいてるあの子を
人知れず
ポケットに
いっぱいのなみだを
しまうところを
あの子の肩を
ポンと叩いたら
あふれるように
なみだが落ちてきた
誰だって
いろんなことがある
誰だって
ひとり泣いてる
誰だって
本当は
弱いんだよ
私ね
あの子が大好き
だって
同じなんだもの
私も
いっぱいのなみだ
ポケットに
しまってるから
あなたのその強さ
その笑顔も
ポケットいっぱいのなみだで
大切に 大切に
育んだもの
風香・・