フォーゼ 第27・28話印象

ただいまじんわりのんびり視聴中のフォーゼ、録画チェックしましたのでごくごく簡単に印象など。

卒業式も終わった天ノ川学園は春休みに。
30話の節目を目前に、ついに弦太朗の家族が登場！
ご両親は早くに交通事故でなくなって、弦太朗は小学３年生でおじいさんに引き取られたとのこと。
両親の仕事がよくわかっていない弦太朗＆祖父のゴローさん（苦笑）。
しかし、弦太朗に友達ができたというとお父さんはずいぶん誉めてくれたそうです。
友達の笑顔が見たい、弦太朗の「この学校のすべての人間とダチになる」の原点はこのあたりにあるようです。
どうやらお祖父さんはバイクのメカニックの仕事をしていて、弦太朗をつれてサーキットを点々とした模様。
あまりにも弦太朗のお祖父さんらしくて思わずにやり。
でも、ユウキの宇宙鍋は…。

今回最大のポイントは流星くんに鬼島＝キャンサーが接触を図ってきたこと。
キャンサーは人間の魂（えーと…蛍光灯？？？）を抜き取って蛍光灯のような輪っかをチョキンと切ると…なんと死ぬまで眠ってしまうという技を見せつけます。
そして、裏表のある嘘つきである流星くんにくまないかと持ちかけますが、これをすげなく断る流星くん。
ところが、襲いかかるキャンサーをメテオに変身して迎え撃ったのですが…キャンサーが消えたので変身解除したところを見られてしまう…！！

暗澹たる気持ちで鍋にやってきた流星くん、様子がおかしいことに気づくのは友子ちゃん。
鬼島の呼び出しに応じた流星くんは変身してキャンサーを倒そうと試みますが、なんとタチバナさんにより流星くん、メテオへの変身認証がされないという危機的状況に…！
ここで危機を救ったのは弦太朗とともに駆けつけた友子ちゃん！
しかし、キャンサーはスーパーノヴァへと進化し、フォーゼでは歯が立たない！
ところが、進化したてでは力が暴走しやすいとヴァルゴがキャンサーを止めに入ります。
そこでキャンサー、なんと流星くんの魂を抜いてしまう！？？
ヴァルゴがキャンサーとともに姿を消しますが…。

キャンサーこと鬼島に呼びだされる流星くんに、弦太朗が付き添うと言い張ります。
そこに電話が入り、流星くんは親友ジローが危険な状態であることを知らされます。
しかし…魂を抜かれた今、キャンサーとの約束を破るわけにはいかず、すぐにも駆けつけたいところを大急ぎで行くと電話を切る流星くん。
状況を察した弦太朗は、流星くんを説き伏せてともにキャンサーの元へ。
さて、キャンサーの前で弦太朗は流星くんの身代わりを申し出る！
しかもライダー部のメンバー全員がこれに加わり、流星くんが親友のもとに行き、戻ってくるまで代わりに魂を差し出すと！
驚く流星くん、そしてどこの走れメロスだとあきれるキャンサー！！
ですが、流星くんの願いは聞き届けられ、ライダー部を身代わりに立てて病院へと急ぐ！
ここでマシンマッシグラーのキーを渡す弦太朗が男前でしびれました。

病院に駆けつけた流星くん、必死でジローに呼びかけます。
そこにタチバナさんから連絡が入り、一度だけメテオへの変身とパワーアップアイテムを与えると…。
しかし、タチバナさんは所定の場所に４時に来いと言って連絡をきってしまいます。
４時はライダー部の仲間たちが身代わりになったタイムリミット！
流星くんの選択は…ライダー部の仲間の命！
ところが、身代わりタイムにキャンサーはライダー部メンバーに地獄大喜利を持ちかけて次々と蛍光灯…じゃなくて魂をチョキン！
危機一髪、なんとか４時に間に合った流星くんですが、地獄大喜利に巻き込まれ絶体絶命！？
が、流星くんは鬼島の戦いのときの口癖を逆手に取って見事逆転に成功！
ライダー部メンバーの救出に成功します。

弦太朗がフォーゼに変身して応戦しますが、スーパーノヴァ化したキャンサーには勝てる見込みなし。
そのスキに流星はタチバナさんとの約束の場所に駆けつけ、時間に遅れたけれど…と必死で懇願しますが…返事はなし。
泣き出しそうな流星くんの目に留まった黒い箱には…パワーアップアイテムが！！
タチバナさん、流星くんがライダー部の仲間を見捨てたならもうメテオになる資格はなかったと連絡してくれます。
ようやくメテオへの変身の認証をえた流星くん、ついに満を持して変身！
間一髪、フォーゼとライダー部メンバーを助けてキャンサーと対決！

新しいメテオは…きんきらきん！
いや、なんというか…クールなブルーから豪華なゴールドに変わっちゃいましたねえ。
とはいえ、パワーアップアイテム…ロッドはかっこいいけど…おもちゃっぽい必殺技だなあ…という印象でしたねえ。
まあ、かっこいいのはいいんですけど…あのくるくる回るストーム…あれは？？？
とりあえず見事スーパーノヴァ化したキャンサーを倒し、たまったエネルギーを大爆発させないという技を見せてくれます。

さて、これまで憎々しい敵役を見事に演じてくれたキャンサー＝鬼島ですが…校長がここでとどめを刺しにきます。
ヴァルゴを騙くらかして、刑事（実は鬼島をイリュージョンで刑事に見せかけただけ）をダークネビュラへと送り込んでしまいます。
校長の悪辣ぶりも素晴らしい。
ええ、悪役はこれくらいさらっとやってくれないと行けませんね。
そして、校長のキャンサーに手柄を立てさせたくないという嫉妬心が、見事メテオの正体を隠し仰せる結果に…。
いろんな意味で凄まじき哉。

一方、ライダー部ではジローくんが持ち直したと報告する流星くんに、皆が自分のことのように喜んでくれます。
友情の握手を求める弦太朗ですが、まだ流星くんには早いようです。
それでも、流星くんとライダー部の距離は少し縮まってきたのがいい感じです。
それにしても…怪しすぎるタチバナさん…。
というか、タチバナさんって本当に味方なのかどうかがよくわかりませんねえ。
今回の件では肩入れしてくれてる気はするのですが…？
というわけで、待て次回。

フォーゼ、やっぱり楽しいですねえ。
弦太朗のおじいちゃんがらしくて、これもいい感じ。
今後もご登場されるのでしょうか、良いキャラですよねえ。
そして、流星くんが弦太朗たちに心を開く日が待ち遠しいです。

風水