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~なべて世はこともなし~
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フォーゼ 第31・32話印象

2012-10-18 00:20:09 | 特撮雑感:40
ぼちぼち視聴中のフォーゼ…実は30話からあとが俗にいう居間に当たる部屋のテレビに録画されてます。
実は、引っ越して間もなくでまだHDD-DVDがつながってなくて、しばらく録画機能付きテレビに録画したのです。
そして…外部機器に落とすのが恐ろしく面倒なので、あきらめて家族の冷たい視線に耐えつつ録画したテレビで視聴してます。
おかげで…けっこうなクライマックス展開だというのに「どこが面白いの?」という突っ込み攻撃、「相談なんだけど」という相談攻撃、隣からのつぶやき攻撃を受ける始末…。
私はただ静かに番組を楽しみたいだけなのよ…と思うのですが、場所が場所なのでどうにもこうにも…。
まだしばらくはここで観るしかないだけに、いろいろ悩ましい限りです(苦笑)。

さて、昴星学園で突如出現したアリエスゾディアーツ…!
天高にしかゾディアーツは出現しないということだったのに…と不審に思う流星くん。
交換転入生として流星くんの代わりに昴星に行ってる山田くんがアリエスゾディアーツであると考えるのが一番近いということに…。
親友を救えるとあって、気のはやる流星くんはいつもの仮面を捨てて昴星に行こうとします。
弦太朗はといえば、本物の流星くんにむしろ喜んで協力しようとやる気満々。
ここで大杉先生が大活躍、校長に掛け合ってしばらく昴星学園に通えることとなったライダー部メンバー。

前回昴星に行ったときは怪しい雰囲気だったのに、今回は打って変わって全員がフレンドリー?
前回流星くんが声をかけてた女子高生ちゃんもにこやかです。
「借りてた本、返すね」と差し出す女子高生ちゃんに、不思議そうに受け取る流星くん。
さて、問題の山田君にも会いますが、特に怪しい様子は…なし?
しかし、授業が始まったとたんに凄まじい事態が…。
英語の先生の発音がハチャメチャ、板書も怪しい…と生徒がざわつく事態。
そして、発音と板書を山田が指摘すると、先生が猛烈に動揺を見せる!??

さてさて、ユウキちゃんは宇宙研究部があると聞いてわくわくしながら行きますが…話にならない!?
誰もまともに宇宙の話ができないと嘆くユウキちゃんに、部員は「俺は柔道部員だ」と逆ギレ?
そして、脚本にないことを言われても困ると…???
ここになんとアリエスゾディアーツが登場!
どうやらアリエスゾディアーツは昴星学園全体を操っている???
そのころ、「返された本」をめくった流星くんは、ここにメッセージを見つけます。
早く逃げて、でないと眠らされる???

アリエスゾディアーツは生体エネルギーを操って気に入らないものや、自分の脚本通りに動かないものを次々と眠らせてしまうというゾディアーツ。
昴星学園に「王様」として君臨し、毎日自分の思い通りのキャストと脚本で芝居をさせている!?
アリエスと戦ったフォーゼは、なんとスイッチが次々と使用不能になるという事態に。
どうやらアリエスの能力はスイッチの力を吸い取ってしまう?
と思ったら、どうも吸い取るのではなくスイッチを眠らせてしまっている模様。
アリエスゾディアーツの能力を観た流星くん、彼こそが親友を救ってくれる能力の持ち主であると確信します。

アリエスゾディアーツの能力の前に、全員が眠らされてしまった天高からのライダー部メンバー。
一人なんとか逃れた流星くん、そして…弦太朗は昴星の生徒たちによって助け出されます。
しかし、タチバナさんからの指示は「フォーゼと協力してアリエスを倒すこと」。
アリエスのホロスコープススイッチを研究して親友を救う方法を探すというタチバナさん。
流星くんは親友を救う方法が目の前にあるのに、あえて遠回りを選べというタチバナさんに不審をぶつけます。
が、最終的にはタチバナさんの指示に従うと返事を返します。

アリエスゾディアーツの前で自分がメテオであることを明かし、眠っている生徒を目覚めさせてくれという流星くん。
アリエスゾディアーツ=山田はその能力を見せ、流星くんの心は激しく揺れ動く…。
えーと、前後してますが、昴星に行く前でしたか、39番目のスイッチを完成させた賢吾は、弦太朗に40番目のスイッチ=コズミックスイッチがいよいよ具現化すると、現れたスイッチを実験してみます。
が、コズミックスイッチは結局使えず。
賢吾によるとスイッチはちゃんと作動しているが、フォーゼには何かが足りないとのこと。
弦太朗も賢吾が不完全なスイッチを渡すとは全く思っていませんので、とりあえずはお預けに。

さて、弦太朗は昴星の生徒たちに介抱されて無事目を覚まします。
他のライダー部メンバーはアリエスに捕えられてしまいました。
弦太朗はダチを助けるべく、助けてくれた生徒たちを振り切って飛び出します。
そして、頼もしいパワーダイザーの隼と会長・美羽も駆けつける!
変身して戦うフォーゼ、まさにとどめを刺さんとするところに現れたのは…メテオ!
しかもメテオはアリエスを助けてフォーゼを攻撃します。
メテオが親友を助けるために…というのを戦闘中に聞いた弦太朗=フォーゼ、メテオの正体を薄々感じ取ります。
ついにメテオと相打ちとなり、変身解除してしまった弦太朗に、メテオ=流星はついにとどめを…。
ところが、弦太朗は流星に怒るどころか、本当の流星と拳を交えて戦えたことに満足だと告げて倒れます。
「ばかな」と流星くんの選択に驚いたのはタチバナさん、裏切り行為に対してメテオの資格剥奪を宣言します。
変身解除したメテオに、ライダー部の一同は騒然。
そして、弦太朗は…。

弦太朗に駆け寄った賢吾は、弦太朗の死を確認し、怒り狂います。
しかし、流星は親友を救うにはこれしかなかったと…背を向けてアリエスに従う流星くん。
アリエスは襲いかかろうとしたパワーダイザー内の隼をはじめ、ライダー部のメンバーを眠らせてゆきます。
ここに現れたのはマシンマッシグラー!
賢吾にタチバナさんから連絡が入り、賢吾は弦太朗をつれてラビットハッチに逃れます。

流星くんはアリエスに親友ジローを目覚めさせてもらい、ジローにスイッチを切らせることができました。
ようやく永い眠りから覚めた親友を前に、流星くんの気持ちは全く晴れません。
そして、せっかく目覚めたジローは…またしても昏睡状態に…。
親友のために弦太朗もライダー部も裏切ったというのに…ふたたびすべてを失ってしまった流星くん。
そのとき、ようやく流星は弦太朗が「お前のすべてを受け止める」と言っていた意味を思い知ります。
弦太朗は、流星の嘘も裏切りも何もかも…受け止めてくれようとしたことに。
本当は自分を信じることができなかった、自業自得なのだということに。

ラビットハッチに戻った賢吾は、弦太朗の死に動揺する大杉先生に手伝わせて蘇生させようと手を尽くします。
しかし、弦太朗は生き返らない…。
絶望にもがく賢吾に、タチバナさんはコズミックエナジーを弦太朗に送り込む方法を教えます。
賢吾はタチバナさんの言葉に、彼が父のコズミックエナジー研究の関係者ではないかと思いますが、今は弦太朗を救うことの方が先決。
ラビットハッチの外壁にあるという弦太朗を救うヒントを読み取りに月面へ。
若者たちの絆こそがその鍵であるという言葉に、賢吾は弦太朗を取り戻す方法を見いだします。

さて、遠く両親を見つけた弦太朗…まさに両親がいるのは彼岸の世界のはず。
その弦太朗を呼び止めたのは賢吾!
コズミックスイッチが作動しなかったとき、足りないものはフォーゼではなく、フォーゼを支える自分たちの方にあったという賢吾。
弦太朗の、天ノ川学園の生徒全員と友達になるというのは、正しかったという賢吾。
その友達の、ライダー部の絆こそが、コズミックスイッチの鍵だったのだ。
手を伸ばす弦太朗、その手をつかむのは賢吾、そしてライダー部の面々!!

賢吾の思いが通じたのか、ついにコズミックスイッチはフォーゼドライバーにセットされます!
いよいよスイッチオン、そして…弦太朗が戻ってきました!!
驚く大杉先生、ここのシャレがいかす!!
目を覚ました弦太朗は、その手に賢吾や仲間たちのぬくもりをしっかりと感じ取っていました。
賢吾は弦太朗に、ダチを助けに行くんだろう?と。
その中にはもちろん、弦太朗の命を奪った流星くんも含むことを、しっかり理解している賢吾。
もちろんだという弦太朗。

昴星学園では、アリエスゾディアーツの陳腐な脚本に、ライダー部のメンバーが怒っています。
弦太朗を助けた生徒たちを反乱軍、それを処刑する生徒会メンバーをライダー部に演じさせようとするアリエス。
なんとここで脚本を最初に破り捨てたのはJK、そして全員が脚本を破り捨てます。
が、これに対して今度はライダー部が処刑される役、昴星学園の生徒たちの方が生徒会という配役に。
絶体絶命の危機のライダー部を救うべく現れたのは…流星くん!!
流星はメテオドライバーを地面におき、すべてを失ったが、弦太朗が守ろうとしたものを守る…それが自分のけじめだとアリエスに生身で戦いを挑みます。

流星くんが戦っているスキに、昴星の生徒たちがライダー部の生徒たちを解放して脱出成功。
しかし、生身の流星くんがどんなに強くても、ゾディアーツの敵ではありません。
力つき、防戦一方となる流星くんの背後には、心配するライダー部のメンバーたちが…。
それでも、流星くんは戦うことをやめない。
あわや…というところで、流星くんを支えたのは…弦太朗!!
よみがえった弦太朗は、襲いかかってきた雑魚兵たちを蹴散らします。
そして、もちろんその手を差し出し、友情の証を求めます。
殺された本人が許してるんだから、馬鹿を越えている…と、弦太朗に免じて流星くんを許す仮面ライダー部のメンバーたち。
仲間の見守る中、流星くんと弦太朗は真の意味で友情を確かめ合います。

さあ、弦太朗はいよいよ仲間の絆を武器に変身!
コズミックステイツのお目見えです!
コズミックステイツは圧倒的な力で40のスイッチすべてのパワーと能力を見せつけ、アリエスを撃破!!
天ノ川学園ではヴァルゴがコズミックステイツの能力は圧倒的で自分と同等だと理事長に報告します。
理事長はフォーゼを侮りがたしと観ると同時に、メテオを陰で操る存在に警戒心を抱いています。

さて、ラビットハッチでは…賢吾はすっかりタチバナさんと仲良くなったようです。
メテオの正体については、ゾディアーツ側に知られてはならないので秘密を守ってほしいと言われたようです。
かくして、流星くんの秘密はライダー部の生徒だけが知るところに。
ここに秘密と聞いて興味津々の大杉先生が…!
ひそかに活躍してる大杉先生ですが、残念ながらこの秘密は共有できないようです。
というわけで、待て次回。

いやあ、これがディレクターズカット版の発売されるうわさの31話32話なんですね。
たしかにわかる気がします。
いろんな意味で中盤の最大の山場でしたねえ。
流星くんの揺れる心と、ぶれない弦太朗。
そして、弦太朗を中心に賢吾をはじめとするライダー部のメンバーたち。
流星くん中心に展開してますが、友を思うという意味では賢吾の熱さもぐっと来ましたねえ。
弦太朗の非常識さはこんなものじゃないと、弦太朗を信じてあらゆる手を尽くす賢吾には胸を打たれました。
こんな中盤で主役が、まして弦太朗が死ぬはずないとは思いつつ、泣けましたねえ。
ようやく流星くんが心からの笑顔を見せたのも、弦太朗じゃありませんが嬉しい限りです。
また続きをのんびり楽しみたいと思います。

風水

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