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~なべて世はこともなし~
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ROOKIES 第7話雑感

2008-06-14 23:17:18 | アニメ・ドラマ雑感
本日、ついに買ってしまいました「キセキ」、なんか聴きながら泣けてくる自分が末期症状なのを感じますねえ。
考えてみれば…現在ヒットチャートNo.1のシングルを買うなんて、実に生まれて初めてですよ。
人生、何があるかわかりません(苦笑)。
例によって1回の視聴のみで書いておりますので、記憶違いによるミステイクはお見逃し下さい。

先週の続き、江夏に激昂して拳を固める安仁屋、それを止めたのは桧山!
甲子園に行くためには、暴力事件はもう二度と起こせません。
全員が踏みとどまるのを見た江夏、バットを振り上げて桧山を殴ろうとする…そこに川藤先生登場!
江夏たちに試合で決着をつけるようにと告げます。

例によって行動の早い川藤先生、さっそく江夏のいる目黒川高校に練習試合を申し込みます。
江夏と聞いて暴力事件の発端の生徒であることを察した校長、さっそく川藤先生にそんな試合には意味がないと告げます。
しかし、川藤先生はこの試合にこそ意味があると自信を持って校長に告げます。
さらには教頭先生としっかりアイコンタクト、共犯者の香りがしますよ。

野球部一同は教室で江夏が目黒川高校で野球をやっていることについて話し合います。
暴力事件を起こしたにもかかわらず野球が出来るということは、やはり野球が上手いと言うことで転入できたのではないかと…。
暴力事件による活動停止を「江夏のせいで」と言った湯舟に、新庄が「江夏のせいだけじゃない」と釘を刺し、ナインに安易な責任転嫁を許しません。
そして、机を蹴って教室から出て行く安仁屋を見送って、「あいつはベンチにいただけだ」と、安仁屋だけは乱闘に加わっていないことを皆に教えるのも新庄。
新庄は、激情家に見えてまわりを本当によく見ています。
そして、授業にやってきた川藤先生、野球部員が一人もいないことにびっくり。

野球部員たちは、屋上の安仁屋のもとにやってきます。
そして、自分たちが安仁屋の甲子園への夢をつぶしかけたことを謝ります。
安仁屋はこれに笑みを見せます。
その後、野球部をつぶしかけたのは自分も同じだと。
そこにあらわれた川藤先生、江夏は川藤先生が初めて見た野球部員たちと同じだといいます。
だからこそ、過去に決別するためにもこの練習試合には意味があると。
江夏はおまえたちの亡霊だという川藤先生。
そして、そこにあらわれたのは教頭先生!??
いつのまにユニフォームまで着ているんですか!!
甲子園出場経験を持つ教頭先生、なんと野球部員たちのために実践的な練習ポイントファイルを作って全員に配布!?
教頭先生、もしかして忙しい教頭の仕事の合間にそれをやってのけましたか!??
ものすごく心強い助っ人登場、教頭先生が野球部部長に就任したとのこと。
ド素人の川藤先生と違って、教頭先生は野球の理論も技術も備えています。

さて、野球部員たちは教頭先生のファイルを片手に廊下を歩きながら実践!?
この4人横並びで全く同じポーズを取る姿が最高に笑えました。
それにしても図解説明入りのファイル、わかりやすさ120%の出来のようです。
さらには理論を技術として伝授する教頭先生の指導は、野球部員たちにも評判上々。
「あいつ、いらないんじゃねえの?」と呟く岡田に、御子柴が思わず声を荒げます。
しかし、みんな川藤先生なしには今の自分たちはいないことを痛いほどよく知っています。
みんなの気持ちを知って、ほっとする御子柴。
練習にも熱が入ってます。

さて、目黒川高校がベスト16校の1つであることが判明し、動揺する野球部員たち。
「知らなかったの?」と首をかしげる御子柴、なにしろみんな野球からはずいぶん遠ざかっていましたので、活動停止後の情報には疎かったようです。
偵察の必要はないのかと尋ねる部員に、練習試合の予定はないらしいことを告げる川藤先生。
しかし、大切なことは偵察ではないと実践的な練習に力を入れていくことに。
練習風景に思わず熱くなったりして(苦笑)。

そのころ、川藤先生は一人目黒川高校に潜入し、江夏を偵察中?
その川藤先生に声をかけてきたのは、どうやら目黒川高校の監督さんのようです。
川藤先生の電話の声から、こういう人だろうと予想していたという監督さん。
しかも、練習試合のスタメンを川藤先生に教えてくれるという大盤振る舞い。
これに「うちにも来てください」という川藤先生。
この監督さん、かなりクセモノなのでは…と思うのですがどういう方なんでしょうねえ。

さて、目黒川高校から戻った川藤先生、野球部員たちに目黒川のスタメン情報を伝えます。
まず反応したのは御子柴、メンバーは誰もが中学野球のスターたちだというのです。
いうなれば全員が安仁屋状態…不安が野球部員たちの間に広がります。
特に動揺を見せたのは、岡田と湯舟。
スタメンの一人、河埜はかなり野球が上手いという岡田…いつもクールな岡田にしてはめずらしい動揺ぶりです。
岡田と湯舟の動揺は、ついに爆発します。
もっと上手くなってからではいけないのかという岡田。
弱気な岡田の言葉に、なんと安仁屋は岡田を殴りつけます。
その岡田に、江夏が暴力事件の後何といったか知っているかという安仁屋。
二子玉川のレベルでは甲子園に行けない、と…。
安仁屋にとっては自分のことをバカにした江夏の言葉以上に、仲間をバカにする発言の方がはるかに許し難かった…だからこそ、江夏を見返したいという安仁屋。
俺一人じゃない、という安仁屋の言葉に、一瞬心が動く岡田。
しかし、岡田と湯舟には、安仁屋の気持ちはわかっても、やはり勝てないという思いの方が強かったのです。

とうとう練習に出てこなくなった岡田と湯舟。
皆練習しつつも来ていない二人を気にしています。
そして、岡田と湯舟は「冷静な判断をしただけだ」と自分を納得させようとします。
部室を訪れた川藤先生、散乱するユニフォームを見て何かを思いついたようです。
その後部室にやってきた野球部員たちが見たのは、真新しいボールやバットなどの道具!
文字通り狂喜乱舞する部員たち、そこにマネージャー八木さんが現れます。
ひそかに平塚の一人ギャグに笑いが止まりませんでした。
部室を片付けてくれたのはマネージャーかと問う部員に、首を横に振る八木ちゃん。
そういえばユニフォームを洗ってくれたのかとの問にも首を横に振ります。

練習せずに帰ろうとした岡田と湯舟が見たのは、何やら白いもの。
帰ろうとする岡田と湯舟を見つけた野球部員たちは、この二人の後を追いかけます。
彼らが目にしたのは、ユニフォームを洗って干す川藤先生の姿。
その川藤先生の話し相手は、なんと目黒川高校の監督?
川藤先生、相手チームの監督に自分のチームのメンバーをユニフォーム片手に紹介します。
安仁屋だけは知っていたらしい目黒川監督、他のメンバーの話にも興味深そうに耳を傾けます。
そして、聞き耳を立てる野球部員たち!
川藤先生が一人一人について熱く語るその姿こそが、野球部を支えている…。
「川藤先生は、どんな指導をしているんですか?」と尋ねる目黒川の監督。
これに川藤先生は指導はしていないと答えます。
「応援しているだけです」と言い切る川藤先生。
彼らが甲子園に行くという夢を、夢を叶えるそのときまで応援するという川藤先生の姿に、ようやく心が決まる岡田と湯舟。
二人が振り返ると、そこには二人を待つ仲間たちの笑顔が…。
ここでひそかに涙をぬぐう岡田…すみません、私は泣いてました。

グランドに戻った川藤先生が見たのは、岡田と湯舟を加えた熱の入った練習風景…。
川藤先生に気付いた岡田、早く来いと手を振ります。
「あいつ、いらないんじゃない?」と言った岡田こそが、川藤先生をもっとも必要としている。
岡田はいつも冷静だけど、実はその冷静さを超える熱さを求めているんじゃないかという気がしました。
ようやくメンバーがそろってさらに練習に熱が入るのがわかります。

いよいよ練習試合の日、目黒川高校を訪れたニコガクナイン。
いかにも悪そうな目黒川高校の生徒たちに気圧されたかと思われた御子柴ですが、実は武者震いだとのこと。
御子柴、確実に成長していますねえ。
さて、いよいよ練習試合開始のはずですが、礼!と言われて礼をしたのは御子柴だけ…。
いきなり桧山を挑発する赤毛の野球部員、そして、安仁屋を挑発する江夏!
あわや乱闘騒ぎかという危機を、川藤先生が止めます。
ケンカがしたいならグランドの外で、ユニフォームを脱いでやれ、そして二度と戻るなという川藤先生。
「いよいよ盛り上がってきましたな」と平然としているのは目黒川高校監督。
やっぱりこの人はかなりクセモノみたいです。

どうやら先攻は二子玉川、いきなり先頭バッターの関川がデッドボール。
ビビらせたつもりだった江夏ですが、いきなり関川の二盗に動揺。
さらには御子柴が見事送りバントを決めます!
教頭先生のファイルをしっかり頭に入れた上、関川の三盗を警戒するサードがベース近くにとどまっていることを確認してサード線に転がす!上手い!!
一死三塁、ここでバッター若菜。
ところが、なんと江夏は若菜を敬遠して歩かせます。
勝負はいよいよ安仁屋との対決へ。
1球目で空振りする安仁屋を見た教頭先生、目黒川の戦略は安仁屋を三振させて二子玉川の船医をくじくことにあるのではないかと読みます。
そして、江夏との1回目の対戦は、安仁屋の三球三振に…。
ベンチに沈み込んでうんともすんとも言わないナイン。
そこに、野球は素人の川藤先生、いきなり満塁までいったのはすごいことだよなと言い出します。
慌てる教頭先生と八木ちゃんですが、顔を上げた安仁屋、「当たり前だ!」と言い放つ!
なんと、努力がしっかり身についていることを確認した部員たちは、実は喜びをかみしめていたと解説する川藤先生…いつもながら生徒の気持ちにより添ってます(苦笑)。
まったくくじける様子のない二子玉川ナインに、岡田を失望させた男、河埜が江夏に安仁屋を打ち取っても絶望させることは出来なかったなと言うところを見ると、どうやら目黒川は心理作戦を得意としているようです。
やっぱりあの監督はかなりクセモノですね。
というわけで、待て次回。

次回はどうやら江夏との対決が白熱する模様。
なのに、また放送が飛ぶんですね…残念です。
首を長くして再来週を待ちたいと思います。

風水


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2 コメント

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風水さん、こんにちはー (honey)
2008-06-15 10:44:16
キセキ、お買いになったのですね。
うちはアルバムまで待つことにしました。
あの歌きくとニコガクナインがうかんできますよね。

今回はめずらしく弱音をはいた岡田くんでしたが
岡田くんをなぐりとばして心情を吐露する
安仁屋が素晴らしかったです。

教頭のファイルはものすごいすぐれものですね。
4人そろってのシーンは大笑いでした。
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買っちゃいました、勢いで(苦笑) (風水)
2008-06-15 11:04:25
honeyさま

うっかり手を出してしまいましたねえ、勢いというのでしょうか(苦笑)。
アルバムまで待つ…そうですよね、サントラ盤を狙う方が良かったかと後で思ったあたりが勢いでした。

今回は岡田くんにスポットが当たりましたねえ。
安仁屋とのやりとりは安仁屋の熱さもでしたが、安仁屋のようには自分を信じ切れない岡田の屈託も良かったです。
本当は安仁屋の思いに応えたいと思っているからこそ、岡田には川藤先生の熱い後押しが必要だったんですねえ。

教頭先生のファイル、すごかったですよね。
4人そろってのシーンは大笑いでしたが、同時に教頭先生への信頼がきっちり描かれているのにうなりました。
毎回目が離せません。
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