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黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

飢えをしのぐ

2025年04月03日 | つぶやき
敗戦翌年 13歳 昭和21年の今ころは 

食糧難が一番ひどかった

母が毎日買い出しに出かけ 

近郊の農家で何か分けてもらっていたが

じゃがいもも底をついたようで



一里以上歩いても分けてもらえないことが度々あった

山菜もまだ芽を出していない

飢えをしのぐのに食べたのは

じゃがいも の澱粉カスだった

近くにあった澱粉工場から分けてもらったが

腐りかかっているのか 臭い匂いがする 

お団子にして食べるのだが

喉を通らない 

それでも空腹には勝てず鼻をつまんで食べた

暖かくなってウジがわいていることもあった

乾燥した粉の時もあったが

じゃりじゃり砂交じりで もっとひどかった





!さんの亡くなったご主人は 東京で戦災に遭い

一家で 道北の僻地に開拓に入られた

やはり澱粉カスで飢えをしのいだと

一番いやだったと 語っていたそうである



今は加工され家畜のえさになっているが

思い出すと 

いやな臭い匂いが鼻についてくる






icloud の写真の削除の方法は

Tさんが教えて下さった 感謝


いろいろ 試みている






今日も肌寒い

相変わらず だまし だまし

有難く食事をいただいているが

体重が39.3kg

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