悲しく寂しく涙を流す今の私 何とかしなくては

机の上に置いている写真に向って話しかける
寂しいよと　一体どうなっているんだと　情け無い俺を見つめて何も言う事ができない妻
人生で、生きていてこれ程残酷な事があるだろうか？　悲しみは少しは慣れてきたと思っていたら・・
今日は、自棄に悲しく、寂しく、侘しく・・・・
自分の物は、自分で買いに行く　店で買い物をしていても注意力がない　変に音が気になり買い物を止めて
店を出る　レジの音も耳に衝き異常感を・・・可笑しい、変だ、狂ってきたか・・・
妻の存在がこれ程までとは　　考えられない　本当に私は馬鹿だった　今頃きずいても遅い
娘たちの為に、何とか立ち直る事を考えねば・・・自分の事は二の次だ　
せめて妻に笑われない様に、自分を見つめながら、生きている間は頑張ってみる

蕎麦屋をしていなかったら、今頃どうなっていた事か　
毎日をだらしなく悲しみ、泣いて、空ろな時間を・・・
そう考えるとありがたくも思える　でも・でも・でも・と・・・やりきれない時もある
2時になると直ぐ暖簾を仕舞う　以前だったらもう少し、もう少しと・・妻に笑われた事を思い出す
そんな事にも、妻は何も言わす見ていてくれた　
悲しく寂しく涙を流す今の私　何とかしなくては・・・　もう少し時間を・・・