(【八犬伝 ~東方八犬異聞~】(14)あべ美幸 著)
13巻から待つこと一年半……長かったです。
そして、帯にはアニメ第三期告知…ではなく、舞台化の告知。
少女マンガの舞台化ってどんな感じなんだろ。
テニプリミュージカル、忍たまミュージカルみたいな、唄って踊ってではなく、
ベルバラのような少女マンガの世界をそのまま再現する宝塚でもなく。
変身するヒーロー俳優ばかりじゃないかとツッコみまくられの深作健太氏演出の舞台「里見八犬伝」とも
また違うだろうし。
何を重点的にテーマにするかで舞台って大きく面白さが変わるから…どうなんでしょう。
行きたいけど、多分関東だけだろうから、関西のこっちは行けないと思うし。
情報を待たねば。
そして、本編。
荘介は双介。
母は強し、母は怖し。こわし。「怖し」というより「壊し」な存在でもあるのですね。
この物語の中で一番好きなのは古那屋の女将さんこと小文吾のお母さんだったはずなんですが、
信乃と莉芳の母親でもある里見のお姫様もだんだん好きになりかけてます。
「東方八犬異聞」は読むのに時間のかかる濃い内容の本なので、夜とかにじっくりと読まないと駄目ですね。
うっかり読み飛ばしたひと言とかが、何年後かの単行本で重要なキーワードになってたり、
重要なキャラを生かす為の意味になってたりするので本当に気が抜けない。
この記事に書かれている、八犬伝 ~東方八犬異聞~のミュージカル、私もどんな感じになるのだろうと思っていました!
アニメのように無くされたシーンなどがあったのですが、アニメはアニメの良さがあったように、ミュージカルもミュージカルの良さがあり、とても良かったです!
第一章、第二章とあって、好みとは違っているかもしれませんが……、いつか見てみてほしいです!